81 メンバーのチャット+α 十二日目
主人公達のチャットを挟みつつの会話にしてみました。
どうでしょうか。
名前表記の仕方は変えるかも知れません。
二回目は……どうかな……。
十二日目。
≪現在の控え室の人数は15名です≫
『何この人数』
『気にしない方が良いわよ』
アリサ:「入室順になるのかしら?ギルドメンバーその1、アリサよ。よろしく」
アリス:「その2、アリス。よろしく」
此の花:「その3、コノハナで御座る!よろしくお願いするで御座る!」
カナミ:「その4、カナミ。よろしくお願いするわね」
カスミ:「その5、カスミ。よろしく」
カ ナ:「その6、かな?よろしくお願いしますね」
雷アン:「その7、ライアン!よろしくね!」
ガノン:「その8、ガノン。よろしく頼むよ。控え室は名前が3文字なんだね」
アデル:「その9、アデルリット。まだ絡みはそんなに無いけどよろしくね」
ケンヤ:「その10、ケンヤ。って言っても良いのかな…。あ、よろしくお願いします!」
ミ カ:「その11、ミカ。兄に巻き込まれて入団しました。よろしくお願いします」
ミノリ:「その12、ミノリ。今日は色々とすみません……。よろしくお願いします」
御茶葉:「ヨミの友人その1の御茶葉です!よろしく!」
烏 龍:「その2、烏龍よ。自己紹介どうもありがとう。よろしくね」
雷 閃:「その3かな?雷閃と言います。親衛隊のスパイやってます」
アリサ:「いきなり濃いわねこの面子」
御茶葉:「私達が呼ばれる前にもう全員来てるとは思わなかったよ?」
ガノン:「ここに来ている面々は何が目的なのかな?」
雷アン:「おや?ガノンは知らずに来たのかい?」
ガノン:「ああ、ヨミさんから見学の許可と共にこの場所が記されていたんだが…」
カスミ:「目的はあの二人の仲の良さを知る為に提案した物」
此の花:「あの二人は会った時から仲が良う御座いましたからな!」
カナミ:「でもそれにしては色々おかしかったのよね」
アリス:「それが今からわかるかも知れない」
『あ、スマン既にライアとミツには話してある、それとアリスか』
『こっちに火種飛ばすなよ?』
ケンヤ:「え、アリスさん先輩の秘密知ってるんですか!?」
アリス:「知ってる。でも教えない」
カナミ:「私でもダメかしら?」
アリス:「黙秘権を主張する……っ!」
ミ カ:「カナミさんには弱いんだね、アリスちゃん」
アリサ:「お姉さんタイプは苦手なのは変わらないわね」
アリス:「人は簡単には変わらない!」
カスミ:「ゲームとしての常識は破壊されたけど、それは?」
約全員:『それは……うん……』
『まあ嫌われてるんじゃなくてネタ枠扱いだから成功してるんだけどな』
『お前の開始コンセプトに救われたわ。あ、そうだ後で新武器教えてくれ』
御茶葉:「ネタ枠はネタ枠でもプレイヤー間公認レイドボスだよね」
烏 龍:「新武器?」
雷アン:「ああ、試作型盾棍棒だね!作ってもらったんだ!」
ギル員:『お前の仕業か!』
『カナと帰って来た時も話し合ってたがミノリは結構耳年増な印象だったな』
『俺のイメージは目を隠した図書委員って感じで恋愛に憧れてそうって感じだった』
ミノリ:「……」
カ ナ:「あの、ミノリちゃん?」
ミノリ:「ホント」
カ ナ:「ホント?」
ミノリ:「本当にごめんなさい!文章だと伝わりにくいかも知れませんがリアルの私は無口です!無言です!図書委員も当たってます!その上いつも本ばかり読んでたので妄想が空回りしてまして……」
カ ナ:「み、ミノリちゃん!辛いなら言わなくても良かったんだよ!?」
ミノリ:「いえ、言います!すみませんでした!」
カ ナ:「あの、無理しなくても良いから・・・」
ミノリ:「頑張ります……」
女子勢:『……先は長いわね』
『そうしとこう。その後は棒術相手に戦った後に爆心地作っちゃった訳なんだが』
『あれの後始末として俺が戦う事になったんだが?』
アデル:「私とカスミさんは二階で作業してたんですけど何かあったんですか?」
カスミ:「掲示板とかにはタテヤが蹴りで人垣を爆発させた後にウチの実行犯が斬られたって書いてあったけど本当?」
此の花:「本当で御座る!いやー、あの時のヨミ殿はまさに鬼神で御座った!」
雷アン:「久々に斬られたよね!」
ガノン:「戦ってた側は必死だったんだけどね」
ケンヤ:「芝居なんて打ってましたっけ?」
カナミ:「全力で攻撃してたと思うけど……」
ミ カ:「ヨミさん凄く怖かったんですけど……」
約半数:『つまり誤魔化された!?』
雷 閃:「君達結構自爆ネタ多いね?」
『盾って、なんなんだろうな』
『……持ち主を守る為の物、かな?』
雷アン:「守っても無いよね、タテヤ君」
ガノン:「ああ、積極的に殴って来たよね」
ケンヤ:「未だにあの笑顔と振り回される腕が怖いんですけど……」
アリサ:「ねえライアン、この盾モドキってなんなの?」
雷アン:「『盾ならば多少形状が変わってもいけるんじゃない?』って思ったのさ!」
アリサ:「そんな発想普通は要らないわよっ!」
雷 閃:「でも彼が使うとそれほどおかしく見えないんだよね」
ケンヤ:「剣士に対応してくる拳闘家ですもんね、印象」
アデル:「わー、まだ修行不足って言ってますよ?」
ミ カ:「……なんで盾なんだろう」
約全員:『それは禁句だと思う』
ミ カ:「だってあの人絶対職業間違えてますって!」
アリス:「何と?」
ミ カ:「格闘家とか?」
アリス:「それはタテ兄じゃない」
ミ カ:「ええ……」
『んー、じゃあそっちの友人関連とか』
『ああ、御茶葉と烏龍と雷閃は俺の友達だ』
御茶葉:「お、私達の紹介だね」
烏 龍:「このタイミングで?」
雷 閃:「即座に次の話題に行ったんだけどあの二人……」
御茶葉:「酷い!しかもヨミとあんなに軽々しく喋れるアイツなんなの!?」
烏 龍:「ここのログが読まれていたら彼は闇討ちされそうだね…」
此の花:「闇討ちとはまた物騒で御座るな」
雷 閃:「実際アイドル的存在だからね、彼女」
御茶葉:「隠れファンも多いんだよねー」
烏 龍:「リアルの方でもその手の事は多かったんだがここでもかって感じだね」
此の花:「ただタテヤ殿、一週間程前までヨミ殿の性別知らなかったで御座るよ?」
御茶葉:「え?」
烏 龍:「は?」
雷 閃:「……、彼もまた悩んでいそうだねえ」
『フラッシュ……。ハッ!まさか!』
『お前の後頭部付近で発動すればドヤ顔フラッシュ出来るんじゃないか?』
アリス:「ドヤ顔フラッシュって、何?」
ミノリ:「ドヤ顔は自慢げや満足げにしている時に笑顔を作りその過程と相まって相手をイラつかせたり脱力させる顔の事ですね。ドヤ顔フラッシュにはそれに顔面の発光が加わり一層鬱陶しさが増すといった次第です」
アリサ:「何がしたいのかしらね?」
雷アン:「ドヤ顔ダブルシールド……」
ガノン:「知っているのかライアン!」
雷アン:「あえて攻撃が出来ない盾二つを構えてドヤ顔をするって事だと思う」
ガノン:「それに顔面フラッシュが加わった後に目以外での戦闘か……」
ケンヤ:「先輩なら普通に成し遂げそうで怖いですよね!」
カ ナ:「えっと、何がしたい、のかな?」
御茶葉:「まあ、あれでしょ」
烏 龍:「あれだな」
雷 閃:「ネタプレイ、だね……」
ギル員:『ええ……』
『この先街から出るとしてゆっくり出来る場所があるかどうか……』
『それなんだが時空魔法が発見された』
カスミ:「へえ、本当?便利になるね」
アリサ:「一応はね。と言うか取ってるのねアイツ…」
カナミ:「基本4つも取ってるみたいだし何処を目指してるのかしらね?」
此の花:「最強で御座るな!」
アデル:「タテヤって魔法も使うんだね」
ミ カ:「使ってないとか言ってますけど」
カ ナ:「あ、あはは……」
ミノリ:「おや、タテヤさんが先に落ちましたね」
御茶葉:「あれ?ヨミがまだ落ちてないんだけど…」
≪黄泉路が入室しました≫
黄泉路:「来たわ。ちょっとログ読んでくるから待ってなさい」
全 員:『えっ』
黄泉路:「ふぅん……へぇ……そう、ね」
御茶葉:「えっと、ヨミちゃん?怖いんだけど……」
黄泉路:「別に怒ってないから安心しなさい」
御茶葉:「それなら良いんだけど…」
黄泉路:「それに見学してたのも私とアイツの仲が良いのが気になったからでしょ?」
雷 閃:「だね、嫁だなんだと騒がれてて気が気じゃなくてさ」
烏 龍:「普通は不快になる」
黄泉路:「ま、その辺は話したからもう良いのよ。それはそれとして」
御茶葉:「ん?何?」
黄泉路:「アイツが何すれば喜ぶか皆で考えておいて頂戴」
約全員:『え?』
黄泉路:「まあ向こうは気にしないんだろうし私も見逃されたんだけど…、やっぱり、ね?」
ギル員:『なるべく考えます』
黄泉路:「よろしい。それじゃ、今日はこの辺で解散ね。おやすみ」
約全員:『おやすみなさい』
≪黄泉路が退出しました≫
≪ライアンが退出しました≫
≪ガノンが退出しました≫
≪御茶葉が退出しました≫
≪雷閃が退出しました≫
≪烏龍が退出しました≫
≪ケンヤが退出しました≫
≪ミカが退出しました≫
≪ミノリが退出しました≫
≪カスミが退出しました≫
≪カナミが退出しました≫
≪カナが退出しました≫
≪コノハナが退出しました≫
≪アデルリットが退出しました≫
アリス:「今日は単にタテ兄とヨミ姉の付き合いの長さを知らされただけの様な…」
アリサ:「凄いわね、あの二人」
アリス:「うん、流石」
アリサ:「それじゃ私達も落ちるわよ」
アリス:「ん」
≪アリスが退出しました≫
≪アリサが退出しました≫
≪現在の控え室の人数は0名です≫




