表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

だれもしらないぼうけん

作者: 小畠愛子

まっしろなへやじゃなあ。


わしゃ、どこかべつのところに、おったきがする。


どうにも、おもいだせんが、あったかかったきがするぞぇ。


そうじゃ、ここのように、あったかかった。


しかし、なんのにおいもせんなぁ。


なんにもかんじないしのぉ。


こえもだせん。


どこなんじゃ、ここは。


…ん、あっちのほうが、あかるいのぉ。


いってみるか。


…なんじゃか、しあわせなおもいでがみえる。


むすめが、まごをつれてきたときじゃ。


わかいときのばあさんが、むすめをだいておるのもみえる。


わかいときのばあさんとの、あぁ、こりゃけっこんしきのときじゃ。


わるがきのりょうちゃんと、じゅんぺいと、ざりがにとりにいったおもいでも。


そして、ありゃあ、わしのかあさんか?


…そうか、ここでおもいでとは、おわかれじゃな。



おもいでと、さよならしたら、きれいなところにでた。


ぼくみたいな、まっしろなこが、いっぱいいる。


あっ、すべりだいだ。


あれですべって、くものしたへいくんだね。


よーし、ぼくも!


さぁ、ぼうけんのはじまりだ!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
読み終わって、もしかして?と思いキーワードを確認したら、やっぱり!という感じでした。 実際どうなるのかは誰にも分かりませんけれど、もう一度童心に戻れるのなら、それも良いかもしれません。
2025/01/15 08:34 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ