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第7話

 読者の皆様へ

 

 いつも読んで頂き、大変嬉しく思っています。

 更新が遅くなり、申し訳ございません。

 家族が体調を崩し、更新できませんでした。

 更新はできるときにする、という方針でこれからも活動していきます。

 これからもどうぞよろしくお願いします。

    

               緑憐

 高い塔には誰も入ったことがないと言われていた。

 でも、王都に出れば耳にかするのは塔に隠れ住む姫の噂である。


姫が生きた時代は王国内戦の時代。当時の政権を立て直そうとした王弟が起こした内戦だった。

王軍と王弟軍、次第にそれぞれのリーダーは戦死、王都さえもが火の海となりもはやこの王国に残る国民はいない、と思われていた。が、王国末の姫が塔の中に隠されていたのだ。

 内戦の時代は約十五年。戦が治まったあと新たな指導者としてやってきたのは隣国の第二王子だった。

 第二王子は王国を隣国とは別の国として独立させ、経済の発展に奮闘、現王国の初代国王として即位した。

 国王として即位し、王妃のことを周りが考え出した頃、塔の捜索が行われ見つかったのが末の姫、というわけだ。



 初代国王は末の姫と恋に落ちた。やがて姫を王妃におき後世にも伝わるほどに溺愛したという。


 末の姫の塔で生き抜いた苦しい日々と苦しい日々の後に待っていた王との幸せな日々、姫の生涯が伝わるその伝説こそが、塔の伝説である。

 


 

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