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勇者は世界に一人と誰が言いました?

仕事が忙しいのでなかなか更新できませんが、書いていきたいです。

世界が混沌につつまれるとき、立が上がるもの達がいる。


巨悪に対し信念を持ち、弱き者のために立ち向かう者達を人々は憧れや尊敬や信頼を心に『勇者』と呼んだ。


勇者は神に選ばれし者であり、選ばれし勇者は、世界を旅をしながら人々を救う、神に選ばれし勇者は神が作りし伝説の武具を運命に導かれるように手にしていく、それは魔王を倒すための通過儀礼のように。



「大量のモンスターが王都に向けて進行中です。近隣の村には防衛ライン4つほど設置していますが、第一防衛ラインのスクット村はほぼ壊滅状態です、村の女、子供は避難していますが村の男は半数以上はもう・・・すぐに援軍を!」


「第一防衛ラインはもう諦めて第二防衛ラインのリクット村に援軍を集める直ぐに伝令を!」


「了解しました」


第二防衛ライン、リクット村にぞくぞくと援軍が集結する


「援軍が来たぞ!」


「スクット村にはお父さんがいるの 騎士様早くお父さんを助けて」


「お母さんこれでスクット村は助かるね」


騎士はリクット村で隊列を組み、鎮座する。


「騎士様?」


「王都より伝令、スクット村には援軍を送らずリクット村でモンスターを迎え撃つ」


「そんな、夫はまだリクット村に」


「お父さんは、お父さんは見捨てられるの?」


リクット村の女、子供はその場に泣き崩れる。


一人の少年が騎士の足にすがり付き

「騎士様、お願いだからお父さんをお父さんを助けて」


「すまない伝令なんだ諦めてくれ」

涙流しながら少年が立ち上がり

「騎士様、剣を貸して僕がお父さんを助けに行くから」


そう言って少年は騎士の腰の剣を両手で引き抜く少年の筋力では、剣を持ち上げるのもやっとでふらふらとして[ガチャン]バランスがとれず派手に少年はコケル、それでも少年は剣握り立ち上がろうとするが、剣が重く持ち上がらない。


「お父さん、お父さん、待ってて今から助けに行くから絶対助けに行くから」


少年は剣を引きずりながら、村の外に歩き出そうとしたとき、大きくてやさしい手が頭を撫でた


「坊主、大丈夫だ俺がきた」


「勇者さまひとりで走って行かないでくださいよ いくら飛行魔法使っていても勇者さまが本気で走ったら追い付かないんですから」


「助けを求める声がしたからな、さすがに山を五つ越えてくるのは時間がかかってしまったようだな」


「ミリよハジキはどうした?」


「ああハジキは後30分はかかるよトイレに行ってる、朝からお腹がヤバいって言ってたから」


「あいつまた腹だして寝やがったな」


「坊主、剣は騎士に返してやれ」


勇者は少年が持つ剣を軽々と片手で持ち上げ騎士に返す


「坊主リクット村は俺が行く」


そう言うと、ものすごいスピードで勇者と呼ばれる男は走って行った。


「勇者さま待ってってー」


「待てるか助けを求めるひとがいるんだぞ」



少年は勇者?の背中を見る憧れの眼差しで



勇者の無双がはじまります

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