表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

俺はキミに好きになってもらえるなら! どんな風にでも言うよ!

作者: 七瀬




俺の好きな女の子は、クラスでも人気の女子で。

ライバルが多いから、どうにかこうにかして俺の方に振り向かせたいんだ、、、!


例え、それが卑怯な手でも、、、俺は気にしないよ!

好きになってもらうには、それぐらいしないとね、、、!



俺の名前は 『杉山 汐音』16歳の現役の高校2年生。

彼女の名前は 『高田 ハンナ』彼女も16歳で僕と同じクラスだ!





ハンナは、いつも明るくて元気でクラスでも人気モノなんだよ!

男女関係なく、仲良くできる子なんだ、、、!


俺も、そんなハンナを好きになった1人なのかもしれない、、、!!!



だから、俺は仕掛けてみたんだ、、、!

クラスの男子で、ハンナの事が好きなやつにこんな事を言ってみた、、、!


『なあなあ? 北井って! ハンナの事好きなのか、、、?』

『えぇ!? なんで、そんな事聞くんだよ!』

『ハンナがさ~北井の事を話してたから、、、? 俺も聞いた話だから、、、!

よくは分かんないけどさ~ どうやら? ハンナ、北井の事! 気になって

るとか、、、? そんな話をしていたらしいよ~!』

『それ! 本当の話か、、、!?』

『だから、俺も人から聞いた話だから、よくは分かんないけどな~!』

『ふーん、そっか! 教えてくれてありがとう!』





俺はいつも、ハンナと一緒にいる仲のいい女子にもこんな事も言った、、、!


『ねえ? 森田さん! 北井が森田さんの事、気になるとか

言ってたけど、、、? まさか!? 告白されてないよね、、、?』

『えぇ!? それ、嘘でしょ、、、?』

『俺もウワサ話を聞いただけだから、よくは分かんないけど、、、。』

『そうなんだ~! 杉山君は、ハンナ狙いなの、、、?』

『あぁ、悪い? 俺はハンナの事だけしか見てないから、、、!』

『・・・ハッキリ、言うんだね!』

『嘘つきたくないからねぇ~! じゃ~』

『うん。』




数日後、、、。

何やら、朝から教室で誰かと誰かが揉めている、、、!?

人だかりになっているから、よく見えてなかったのだけど、、、?


揉めていたのは、、、?

北井と森田さんだった、、、!


『北井君が、私の事好きだって話を聞いたんだけど、、、?』

『なんで! そんな話になってんだよ! 僕はハンナの事が好きなんだ、、、!』

『・・・それって? 二股かけてたって事なの、、、?』

『えぇ!? 違うよ! なんでそうなるんだよ!』

『私の事! 気になるとか言ってたって、、、!』

『誰から聞いたんだよ!』

『・・・誰でもいいでしょ! 北井君は、私とハンナと両方狙ってた

って事なんでしょ!』

『だから、違うって! ハンナ、僕はハンナの事が好きなんだ! それに

ハンナが僕の事を好きだって話も聞いたぞ!』

『・・・えぇ!? そんな事、言ってないよ。』

『そんな、』

 




当然だけど、、、?

僕は二人に問い詰められた、、、!


先に来たのは、、、北井だった、、、!


『杉山さ~何が狙いなんだよ!』

『なんだよ、それ!』

『僕の事、潰したいだけなのか! ハンナを好きになるやつが1人減るしな~』

『言っただろう! 俺は、人から聞いた話を北井に話しただけだ! 本当の話

なのか? そうじゃないかなんて! 俺は一言も言ってないよ!』

『おい? 今更、そんな言い方、、、!』

『俺だって! ハンナの事が好きだけど、、、! ハンナが俺の事を好きだと

は、想った事はないよ!』

『・・・・・・』

『北井は、そう思ったんだろう! だから、それをハンナに確かめようと

思ったんじゃないのか、、、?』

『・・・あぁ、』

『それで! ああ~なったんなら? 仕方ないんじゃーねえの!』

『・・・そうだな、杉山の言う通りだよ! ハンナには好きなひと

いるんだと分かったよ!』

『・・・俺は、森田さん! いいと思うけどな~!』

『うーん、』





次は、森田さんが俺と二人だけで話がしたいと言ってきた、、、!


『杉山君って! ヒドイよね!』

『えぇ!? そうかな、、、?』

『とぼける気、、、?』

『俺は、ウワサ話を森田さんに話しただけだよ! 嘘はついてないけど、、、?』

『・・・そうだけど、』

『それとも、森田さんって? 北井の事、気になってたの、、、?』

『・・・悪い?』

『ううん、悪くないよ!』

『杉山君は、ハンナと付き合いたいの、、、?』

『まあね!』

『じゃ~ハンナと強引に付き合えばいいじゃない、、、!』

『俺は、ハンナにはそんな事したくなんだよ!』

『・・・私たちには、酷い事するのにね!』

『・・・・・・すまん。』

『もう、いいわよ!』



それから数日後、、、。

北井と森田さんは、付き合いだした、、、!


二人は、俺にお礼を言いに来て、、、。


『杉山! ありがとう、僕たち付き合ったんだ、、、!』

『・・・そっか!』

『杉山君って? 私たちの愛のキューピットみたいだねぇ~!』

『アハハ~笑わせるなよ~! 俺はそんないいやつじゃないよ!』

『そうね!』

『そうだな!』

『二人して! そんな言い方ないだろう、、、!』

『でもさ~杉山! ありがとう。』

『・・・うん。』




いろいろ、二人の間にはあったみたいだけど、、、?

二人が付き合いだして良かった、、、!


俺も、ハンナといつか付き合えたらいいな~!

でも北井が言ってたけど、、、?


ハンナの好きなひとって、、、?

誰なんだろう、、、!?




最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 最後、そんな疑問が浮かぶあたり、順序が間違っているような気がする。だからこそ、主人公がポンコツらしいことが分かる。 [気になる点] 主人公のやっていることがバレてて、魂胆までバレているのに…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ