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「W」  作者: siro(シロ)
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[day1]

ついに始まった事件。

今はきっとまだ誰にもわからない。

これから次々と何かが起こる。


話が進むにつれてパズルが組み上がる、君はどんなパズル完成させるだろうか。。。

〜〜〜「 W 」〜〜〜


〜〜〜〜〜〜〜 day1 〜〜〜〜〜〜〜〜



 目の前で血まみれになって倒れていてそれに体の一部が無くなっている。彼はカナデと一緒に旅行にきている友達の内の一人のマコトで泣いているのはアイだった。

アイは僕をみて恐れている様子だし明らかに避けるような態度だ。僕はマコトにたいして「大丈夫か!」と、

大声を出しながら状態を確認するが嫌な予感通り彼は死んでいることが判明した。悲鳴と大声を聞いて他の旅行の為に一緒にきていた友達も、この多目的ホールのぼくらの元へ駆けつけてきた。


リュウイチが大声でどなりこみながら僕たちに声をかけてきてが、その質問の内容が信じられないもので僕は二度驚いた。


「奏が・・奏がマコトを殺したの・・?」


何を言っているんだ!!

確かに今まで気を失っていたかもしれないが僕がそんな事する訳がない。動機もないし、友達なのに。


「アイ、訳の分からない事をいうな!すぐに警察に連絡して、きてもらおう」ユウタがそういい、リュウイチは乱暴に僕の身柄を押さえた。

何を言っても聞いてはくれない状態だ。

皆もアイは訳の分からないことをいっていると過剰反応して怒っている(そうだよな・・皆僕のこと信じてくれてるんだよな・・)


 残りのメンバー全員と大広間に移動し電話をしようとした時だった。ユウタは電話をもったまま何もしゃべらなくなって困惑している様子だった。

どうしたの?と、心配そうにリナとスズカが問いかけると「電話がつながらない・・」「電話線がきられている・・」

異常な状態にみんなは混乱したがすぐにその混乱と怒りの矛先は僕へ向けられた。


冷静なリュウイチは携帯があるじゃないかと携帯電話で警察へ電話をかけようとしたとき奏は言った。「僕も訳が分からないんだ僕じゃない信じてくれ!

殺人だというなら犯人は他にいる!」


「どういうことだ?ちゃんと説明しろ」リュウイチはすごんでいる


 僕はここにきてからの経緯を混乱している皆の前でわかるように、この屋敷についてからの経緯をわざとらしく説明しはじめた。

「船で移動してこの離島についてから皆で少し山を登った、屋敷についたときには汗をかいていたのでシャワーを浴びようと中へすすんだとき疲れていたのか意識が朦朧としたんだ。だから皆に悪いけど先に個室で少し休んでいた。」


「そして悲鳴が聞こえて目が覚めたらマコトが血まみれで倒れていて、そばにはアイがいたんだ」


皆は静まり返って話を聞いていた。


リュウイチは冷静に「それでも人が死んでいるんだ!警察に来てもらって話をしたほうがいいだろ!」

皆も同意だった。カナデは納得がいかないなりにも、自分じゃないと言い張るが警察を呼ぶ事には賛成した。

だが、「まじかよ・・・。」リュウイチが怒りながらも同様した様子で警察と話しているようだ。電話はつながったが嵐の影響でこの島には少なくても早くて3日は様子を見なくてはいけない

タイミング悪く大きな台風がきているようで遅くて1週間は船をだせないみたいだった。「もしかしたら事故かもしれないし」リナは静かに言う。


 リナがしゃべり終わると同時にスズカは怖い事をいいだす「呪いよ!殺人じゃないってならこの館のあの話にでてくる化け物の呪いでしょ!!」

全員がパニックになっている、幸い館には食料もあるし人数分の個室もある。嵐もしくは台風を凌ぐことはできるが警察は来ない。ぼくは皆に落ち着いてほしくてこういった。

「わかった皆きいてくれ、ここは僕の家族の別荘だ、責任をもって僕が怪物がいないことや呪いのことも、マコトは事故だった事を証明してみせるから」


ユウタはとがった口調で奏の言葉をさえぎった「ふざけるな、お前がやってない証拠があるわけでもないだろ!殺人だったらお前じゃなくてもメンバーにいることわかってて一緒になんていられるかよ。それにマコトの死に方は異常だ!俺は警察がくるまで部屋に閉じこもるからな」

そういって、さっさと個室のほうへいってしまった。皆も同意見のようでそれぞれ急いで個室にこもって鍵をしめてしまった。


それでもカナデは決意していた。「怪物なんていないし、呪いもない。そんなバカな事が。。マコトの死に方は事故じゃないのが明らかだし犯人は僕じゃない以上犯人は他にいる。必ず真犯人をみつけだしてみせる」僕もいったん整理する為に部屋で少し頭を休めよう。




 カナデはバルコニーにある書斎のドアノブが開いているのでそこで休む事にした。この館はカナデの家族の別荘だし、

何度も家族で訪れているので館の作りは覚えている。それでもカナデはこのとき何度も違和感を感じていた。「ぼくもマコトが死んで悲しいし、怖い。

それに何だかもの凄く疲れている。少し眠ったら皆が落ち着いた頃に話をしにいこう」


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