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こちら陽気なたんぽぽ荘 ~大家と店子の家賃戦争~  作者: かきくけ虎龍
第一部 たんぽぽ荘の家賃徴収人のお仕事編
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地獄の一丁目編……目的地到着? 旗艦級機動戦艦ホームシティーってなんですかーっ?

こんにちは。

本日も読んでいただきありがとうございます。

 灼熱地獄の辺境地には高温の蒸気が猛烈に吹き上がる蒸噴煙口が比較的多く見られ、蒸気に含まれるネバネバする粘液物質がゴツゴツした岩肌を塗り固めて不揃いな大地をたいらげ制していた。


 時計もなければお天道様も見えない……地獄では時刻はわからないですがお腹の虫が『ペコペコだぐー、パンの耳くわせろーっ』と合唱し始めたので恐らく午後6時頃だろうと推測する……こんばんは、リンです。


 さて、極丸さんの背中に必しにしがみつくこと数時間、プリンプリンと揺れる乳をさりげなく触られること数回、肩こりになりそうな乳に悩まされながらやっと目的地に到着した模様です。


「リン殿、待たせたでおじゃる! 目的地に着いたでおじゃるよ」


「ず、ずみまぜん、何もできない上に酔ってしまって……うっぷ」


「か弱い胃袋でおじゃるなぁ、ハードプレイな麻呂の背中にしがみついて亡者の腐った血の匂いや爛れたミンチ肉を間近でリアルタイムに体験したのでおじゃるからしかたがないでおじゃる……それにしてもバス酔いや車酔いは人間界にて聞くでおじゃるがリン殿はスコーピオンキングに掴まり酔い……これは人類史上お初な出来事かもしれんでおじゃる」


「うっぷ……」


「顔色が真っ青でおじゃるな、少しだけ休息をはさむでおじゃる……ささっ、とっても熱いでおじゃろう、とりあえずその布を脱いで楽な裸になるでおじゃる」


「うっぷ……いえ、そこまでは」


「乳を触ったなかでおじゃねよ、遠慮はなしでおじゃる、布を取ったその後は頑張った麻呂のご褒美……いやいや、熱を覚ますために麻呂が乳首とおへその辺りをペロペロすることもやぶさかではないでおじゃる……ささっ、リン殿のためにも明朗快活に脱ぎ捨てるでおじゃる!」


「極丸さーん、うっぷ、こんたんが筒抜けですよーっ、誰が脱ぐものかー!」


「うっぷ、うっぷとリン殿……麻呂はそんなハレンチでフレンチなプレイもいける口でおじゃる」


「何処まで変態やねーん!」


 吐きそうな衝撃が胃の辺りからこみ上げてくることを我慢してのツッコミはしんどいですよーっ!


 岩場にはうっすらとした陽炎が立ち、今までの場所に比べてきめ細やかな岩肌。


 何だか不思議な違和感があって、そんな感覚の真偽はともかく歪みのようなものを素肌で感じてしまう。


「この辺りのはずでおじゃるが……おおっ、あったでおじゃる」


 見つけたとばかりにぱっと華やいた雰囲気になる極丸から「背負っては中に行けないでおじゃる」と進められて僕は滑り落ちないように慎重に降りる。


 足が地面につく、ねちゃーと少し粘着く感じが気持ち悪い大地だ。


「極丸さん」


「どうしたでおじゃる? もしや、りん殿、地面に転がってネバネバを身体にまといながら『オクラより青い性をた・べ・て』とせまるおつもりでおじゃるか」


「おじゃらねーよ! 極丸さん……聞きづらいことですが、僕の身の安全のためにも聞きます、何だか色々と飢えていませんか?」


「誤解しないでほしいのでおじゃる! これはりん殿のテンプレーションに麻呂の本能が刺激されてピーピーしたいだけでおじゃる……なので解決方法としては麻呂と夫婦(めおと)になって挿しつ挿されつの激情型アバンチュールなプレイをしてくれるだけで満足でおじゃるよ」


「絶対におじゃらねーよ!」


「もう、りん殿はい・け・ず・でおじゃる」


「それよりもここに何があるのですか?」


「気になるでおじゃるか?」


 僕は興味津津にコクリコクリと何回も頷き、目いっぱい瞳をキラキラさせて『知りたーい』の欲求をアピールする。


「ここはかつての世界の中心の一つが静かに眠っている場所でおじゃる」


「世界の中心?」


「そうでおじゃる……かつて神々と人類(生命体)、そして機械帝国が三つ巴で覇権を争った聖魔大戦の名残……リリスの方舟と呼ばれた『旗艦級機動戦艦ホームシティ』が眠っている場所でおじゃる」


 人型になり、艶やかな髪を靡かせた極丸はさもおかしそうにニンマリと微笑んだ。


いかがでしたか?

少しでもクスッと笑っていただけましたら幸せです。


感想やレビュー……はたまたブックマークなど色々といただきましてありがとうございます。


皆様のお声や応援が活力となりますので今後ともよろしくお願いします。

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