邂逅編……反撃の狼煙? 剣帝の奴隷少女Aと鋼鉄の塊
こんばんわ、楽しんでいただけましたら幸せます!
鋼色の皮膚に覆われた巨体。
そう、かつてボーイズ系な性欲と絶対的な強さを誇っていたスコーピオンキング・極丸の肉体的輪郭を一回り大きくした、生命が宿りたる肉の質感をまったく失っている鋼鉄のスコーピオンキング。
恐るべき鋼鉄の化け物と化したスコーピオンキング怪人は強靭な太腕を振りまわして、コウたちを逃がす為の時間を稼ぐ殿としてこの場に残ったゴールデンあんぱん兵達を蹂躙している。
果敢に挑むも顔が割れて真っ黒なアンコをまき散らし「あんあんぱーん!」と断末魔をあげるゴールデンあんぱん兵たち。
「あいやーっ! 服すら着ていない鋼鉄のスコーピオンキング怪人なんてハレンチのフレンチすぎて御下品丸あるよーっ! それにしても厄介な奴が出てきたあるなーっ!」
重量級で燃費が悪そうな鋼鉄のスコーピオンキング怪人が移動する度に大地がビリビリと震える。
近づくにつれて極丸の面影がうっすらと見えることがとてもおぞましく感じた奴隷少女Aは「フンッ」と息を切ると何処か面倒くさそうな面持ちで銅の剣を構える。
狙いすまされた切っ先の向こうには鋼鉄のスコーピオンキング怪人。
「「「ゴールデンアンアンパーン」」」と雄たけびをあげて群れるゴールデンあんぱん兵を嘲笑するように転がっていたあんぱん兵の頭を一瞥することなく押しつぶす。
「積年の恨み……そうある! あたしが高麗人参を突っ込みたかったご主人様のスイートでデンジャラスな美しき御菊様をペロンちょしたと噂されていた極丸! あの時はご主人さまの手前、堂々と刀の錆にしてやることができなかったあるが……今なら公明正大に調理後の北京ダックのようにバラバラにしてあげるあるよーっ!」
高濃度の剣帝の覇気が奴隷少女Aの構える銅の剣の切っ先に伝導する。
鋼鉄のスコーピオンキング怪人を睥睨した刹那、ダイヤモンドよりも固い鋼色の皮膚に奴隷少女Aの刃が到達すると分厚いはずの太腕が紅茶に溶けていく角砂糖ほど脆く崩れる。
更に奴隷少女Aの攻撃は止まらない!
鋼鉄のスコーピオンキング怪人の太腕をかわきりに太足や胴体、首や顔までとてつもないスピードで切り刻まれて行く。
そして、その動作一つ一つの持つ威力はとても銅の剣とは思えないほどの破壊力だ。
「……こんな鉄クズの塊なんかよりもスコーピオンキング・極丸のほうがよっぽど歯ごたえがあったあるよ」
奴隷少女Aの口元から零れおちた独り言めいた言葉、何処か哀しくて切なくて、どうしようもない憤りを漂わせる言葉。
圧倒的な強者に自慢の鋼鉄の肉体を削ぎ落されて四肢も切り裂かれ、なすすべなく崩れ落ちる鋼鉄のスコーピオンキング。
「ものどもーっ! 変態の素っ裸怪人は倒してやったあるよーっ! 後はお下品印で有名な包茎祖チンの雑魚の下っぱウイウイッヒーの黒子戦闘員たちを一網打尽にするあるーっ!」
「「「ゴールデンアンパーン!」」」
いかがでしたか?
奴隷少女Aの戦闘能力の一端が垣間見れましたが……スコーピオンキング・極丸たちにいったい何がおきていたのか!?
今後語られて行きますので応援していただけましたら幸せます!
今後もかきくけ虎龍の作品をよろしくお願いします。




