修羅の世界編……ついに戦闘勃発!? 奴隷少女AVS福の神・ミヒロさん、そしてリン君は殺気に挟まれてますよーっ!
こんばんわ、楽しんでいただけましたら嬉しいです。
その視線は空間に僅かな陽光も射さぬ闇を具現化ではと思える程に冷め切った眼光だった。
足を踏み出せば微かに漂う死の香りが僕の身に降り注ぐカードになりうることは確定だろう。
「ご主人さま、久しぶりあるね……そして、あたしはプンプン丸ある」
「「「闇闇ぱーん」!」」
うあぁぁーっ、ゴールデンアンパンの声が「あんあんぱーん」から「闇闇ぱーん」に闇グレードが上がっているぞーっ!
ゴクリと喉を通る息、これはヤバイ予感がするぅぅぅーっ!
「ずっと……待っていたある……こんな土塊の身体に魂を宿して……ずっとずっと……助けに来てくれるって、引き上げてくれるって信じて待っていたある」
年端もいかない顔立ちとは裏腹に激戦をくぐり抜けてきた愛刀の銅の剣……そう、僕が彼女、奴隷少女Aと初めて会った日に買い与えたなまくら剣。
あれれ!? 奴隷少女Aよ、銅の剣の切っ先をこちらに向けていませんかーっ!?
「あたしは待っていたあるニダ……閻魔家の三姉妹に殺された日からご主人様は必ず迎えに来てくれると信じて待っていたあるニダ! 気分はサンドイッチの作り方はハムをパンに挟むニダ!」
「「「闇闇ぱーんニダ!」」」
「みんな揃ってニダって何ニダー!?」
真剣な奴隷少女Aの訴えの影で次々と現れるゴールデンアンパン兵たち……もう、数百ぐらいに増えたきがするぅーっ!
「死んだあたしはアンパン兵の魂は地獄を浮遊しながら生前の姿をモチーフにした土塊を制作して、修羅の世界で目覚めたあるよ……そして、いつご主人様があたしを……大好きなあたしのことを迎えに来ても良いように細々と修羅の世界で縄張りを広げながら待っていたあるのに……ご主人さまは変態プレイ好きの女を連れてきたあるぅぅぅ! そこで死肉まみれプレイの最中の貧乏貧乳小娘は誰あるかぁぁァーっ!」
「「「闇闇あーんぱーん!!」」」
奴隷少女Aの殺気がミヒロさんに向けられるが……『ははーん、リンちゃんは節操なく浮気ばっかりしていたの?』と奴隷少女Aの殺気など眼中にない素振りをみせる。
「こら、落ち着け! 落ち着くんだ! こちらの貧乳で貧乏暇なしレベルの女性はミヒロさん、こんな貧しい姿でも福の神さまなんだ」
「福の神!?」
「「「闇闇ぱーん!?」」」
全力で疑いの眼差しを突き刺してくるぞーっ!
だが、落ち着け僕……こんなのシルクと一緒に神社の軒の下で雨宿りをしていたときに「あにさま、ここに住んでやがる神にデコピンかましてお賽銭寄越せと言って話をつけてやったのです! さっさと貯金箱(賽銭箱)からジャリ銭をちょろまかしてパンの耳を買うのですーっ! 三日ぶりの食事にありつくのです、ふんす!」と言い張るシルクを理知的に止めて「賽銭ドロボーはダメだぞ、今日は大人しくここで眠ろう」とシルクを言いくるめた夜……僕の夢の中におでこを腫らした神社の神様が涙目で土下座をして『シルク様にお賽銭を残らず差し上げるから出て行ってくれ、お願いします』と言われた翌朝の狛犬たちが発した『俺たちにかかわらないでくれ』視線に比べれば、まだまだいける気がする!
「愛されているねぇ……そんな愛なんて……私の愛を邪魔する土塊の愛なんて……壊して、崩して……魂ごと……こ・ろ・し・て・あ・げ・る」
「ミ、ミヒロさん!?」
ミヒロさーん、まだまだ知り合って短いですがはっきりしたことが……歪んだ愛情が湧き出すぎて精神に欠落がありまくりじゃないですかー!?
「ご主人さまとの話は後で……たっぷりとしてあげるあるよ、先に貧弱おっぱいの悪い虫をさっさと殺してあげるあるよ」
奴隷少女Aは無機質な声をミヒロさんに叩きつける。
奴隷少女Aとミヒロさんの両者が発する殺気に板挟みになりながら、涙目でその場にヘタリ込みそうな僕……先ほどの奴隷少女Aの言葉『気分はサンドイッチの作り方はハムをパンに挟むニダ!』はこの殺気のサンドイッチの予言だったのでは!?
そんな僕を尻目に奴隷少女Aとミヒロさんが織り成す壮絶な戦闘の口火が切られるのであった。
いかがでしたか?
修羅編なのでコメディ要素控えめすぎるかもです。
次話は奴隷少女とミヒロさんの戦闘勃発です。
たっぷりコメディはもう少しだけお待ちくださいね(☆∀☆)




