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11.とりま寝ましょう

あ〜 水美味しい。

いや〜新鮮な川の水だし喉も乾いてたから元の世界でよく飲んでたペットボトルの水のい◯はすよりも美味く感じる。

と い う か。

これからどうしよう。

うん。

水飲んでる場合じゃねえわ。

今後のことを考えないと。

とりあえず衣と食は揃ったけど、住むところがない。

まあ金属魔術で作れなくはないだろうけど、普通に嫌だ。

金属の硬いベットで寝たかないよ。

そうするととりあえず街に行かないとなんだよな〜

普通に服買わなきゃだし。

でも換金できそうな素材とか全部灰にされたからな〜

どうしよう。

というか待てよ。

もしゴブリン狩ってるところ見られてたら結構まずくないか⁉

街行ったときに絶対騒ぎになるじゃん。

うん。見られてないことを願おう。

見られてませんように〜

まあとりあえず街に向かうのは決定だな。

この鎧オンリーの状況からは絶対に脱却したいからね。

でもな〜

街がどっちにあるか分からんしな〜

仕方ない。脳筋戦法を使おう。

とりあえず煮沸器具とキノコ刺す串を収納したら…

一方向にダッシュだ!



ーーー1時間後ーーーー



「ずがれだあああぁぁぁ」


疲れた。

ただ単に疲れた。

鎧着て走ることのどれだけキツイことか。

魔物と結構遭遇したし。

まあね⁉

道中の魔物は全部殺ったから素材は溜まりましたよ⁉

でもね?


「街がないと意味ないだろうがあああぁぁぁ!」


このやり方はダメだ。

ただ疲れる。

そりゃもう心身ともに死ぬんじゃないかってくらい疲れる。

脳筋戦法ダメ。ゼッタイ。

でも流石にレベルは上がってるだろうから、ステータスを見てみよう。

レベル上がってなかったらたぶん発狂する。



〔名称〕八木草太

〔種族〕人間

〔職業〕異世界人 エンジニア

〔レベル〕14

〔ステータス〕

HP:620/620

MP:15000/14540(+1000)

攻撃力:280(+70)

防御力:500(+90)

俊敏性:220(+30)

腕力:150(+50)

〔スキル〕スキルポイント:610

鑑定 LV6 金属魔術LV8 菌魔術LV6 悪食 腐食 剣技LV4 魔力制御LV3 火魔術LV3

〔ユニークスキル〕

食事制限 完全記憶 時空収納



良かった。

普通にレベルとかステータス上がってたわ。

発狂せずに済んだ。

あと結構ステータス伸びてる。

よく考えたらレベル上がるごとに魔力が1000増えるってなんなんだよ。

まあそれは置いといて。

結構日が暮れてきたんですけど。

マジか。

野宿か。

どうしよう。

と、とりあえず焚き火を焚くか。

うん。

寝るときのことは後で考えよう。

まずはそこらの枝を拾うか。


ーーーーーーーーーーーーーー


よし、結構枝集まったな。

これをいい感じに並べて…

じゃあ次は火魔術で火をつけるか。

火よ着け!


「ボウッ」


よし、着いた。

じゃあ早速水魔術を使ってみよう。

まずは煮沸器具であるバケツたちを出して…

まずは大きいバケツに入れてみるか。

水よ出ろ!


「バシャッ」


おっ。ちゃんと出た。

まず水球が生み出されてからそれが落ちるみたいな感じなんだな。

で、肝心の水の濁りは…

うん。なんかちょっと濁ってる。

まあ水魔術のレベルが上がってきれいな水を生み出せるようになるまでは煮沸だな。

次にたらいにも同じように入れる。

あとは組み立てて火にくべれば、あとは待つだけだ。

よし、じゃあ次はキノコを焼くか。

まずはキノコを生やして、次に串に挿して、塩胡椒を振って、焼く!

焼き目が付いてきたら火から離して少し冷ます。

そしたら食べる!

うまい。

やっぱしいたけ最高だわ。

というかこれ他のキノコとかも生やせるのかな。

じゃあ松茸とかやってみようかな。

松茸生えろ!


『スキルレベルが足りません』


ワオ。

マジか。

まあでも流石に高級食材は無理ですよね〜

じゃあたぶんトリュフとかも無理ってわけか。

じゃあ他のきのこでも試してみるか。



ーーーーーーーーーーーーーー


ふふふふ。

まさかこんなにも生み出せるとはな。

スーパーに並んでるキノコほぼすべてが生み出せたぞ。

よし!キノコパーティーだ!


「うっま!」

「食感が違うだけでも楽しいぞこれ!」


美味い!

とても美味い!

でも食べすぎて塩胡椒無くなったら嫌だからな。

これくらいにして余ったやつは時空収納にポイッとな。

というかもう夜だ。

どうやって寝よう。

うーむ。

まあ、布団とかベットとかは無理だから地面に直で寝ることは確定なんだけど、寝てる途中に魔物来たら嫌だから、壁だけ作っておこう。

よし、じゃあまずは鉄を結構多く生み出して…


「ドン」


そしたらこれを四方を囲む壁に変形させる!


「ニュッ」


よし、こんなもんかな。

なんかレベル上がる事に魔術が使いやすくなってるね。

じゃあ寝るか。

おやすみなさい。



ーーーー2時間後ーーーーー



「ゴンッッ!!」


寝ていたら、急にすこい打撃音が聞こえてきた。

そりゃあガバっと起きたよ。

で、音がしてる壁を見たら…


「めっちゃ凹んでるんですけど!???」


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