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噂の彼女はフルボーグ ゲーマーOL異世界転生記  作者: 弩理庵
第二部 ワグナーの脅威編
70/131

浮腫 2

「貴様この私を誰だと「ワグナー変態伯爵でしょ?」」


「女神様の使徒だからと甘い顔を「いやそれ、醜い顔だよ?」」


「貴様許さんぞ! 殺して「協力させたいことあんのに殺すの?」」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 ちょっとからかったら、ワグナーは滅茶苦茶激怒した

 怒りを表すためなんだろうが、どう見ても豚ダンスにしかみえない動きで

 幼稚園児のような足踏みをしたり、、あれ地団駄を踏んでるのだろうか・・・

 顔を真っ赤にさせてタレを塗ってオーブンで焼き上げた豚のような顔になったり

 なんというか、迫力というものが皆無で、滑稽でしかない

 そして発言に対してきちんと最後まで言わせずに返事をしてやったのに

 なんかぷるぷる震えて怒りを表しているようにみえる・・・のだが・・・

 ごめん、素直に言うわ。ダイエットのためのぷるぷるベルトにやってる

 手遅れ成人病の中年にしか見えないんだわ・・・全然迫力がない・・・

 怒気ってものがなんていうか、園児の癇癪みたいな質なんだよな・・・


「てかさ、レイドック領に兵隊よこして喧嘩うっといて、何いってんの?」


「そうだよな・・・こいつそれの謝罪すらしてきてないんだぜ?」


「それにランプ亭出た後、襲撃しようともしたよね?

 こっちに喧嘩売るわ、部下にひでーことしてくれるわ

 挙句に殺そうとしといてさ、どういう脳みそしてたらさ

 謝罪と賠償と代償の提示もなしに、力貸せとかいえるの?

 ・・・あ、ごめん。脳でなくって海綿体と中性脂肪だっけ頭の中身?」


「てか帝国と内通して反乱起こそうとしたかとおもえば

 教会襲撃して聖遺物も盗もうってか?

 手はずがやたら良すぎるから、その2本立てでやってたんだろな

 んで、帝国との取引には失敗したが、こういう時の為にもう一つの計画が

 なんと私は頭が良いのだろう。まだ私は王になれる! とか思ってんだろ?」


 バルロイの言葉はかなり図星だったようで、豚の震えが激しくなる

 あ、素直に豚って思っちゃったよ。ワグナーの震えが激しくなる


「んじゃ一応話し聞いてあげるからさ、話してみたら?」


 なんか敵って認識がさっぱりできないんだよな・・・うん、豚

 後ろで控えてる奴らも、まったく強さを感じないというか

 これバルロイだけでいけんだろ? みたいな気配なんだよね・・・・


「貴様・・・さんざん私を侮辱しておいて、今更話しを聞いてやるだと?

 何処まで私を馬鹿にすれば気が済むんだ女の分際で!

 女神様の使徒だというから丁重に「嘘だよね?」


「あのさ、そういう矛盾した話するなら止めない?

 女神の使徒だと丁重に扱ってるなら、なんで殺しにきた?

 なんでその女神の使徒とやらがいるレイドック領に派兵した?

 お前の言ってること嘘じゃん? そこ説明できんの?」


 やはり正論で返すとこの癇癪豚は返事が出来なくなる

 我がまま放題で自尊心だけ成長した中年に多いタイプだよな・・・

 取引先の3代目社長とかそういうのにこういうの多かったな

 大体上司に報告してどうせ先がないから機嫌とって金だけ使わせろ

 危なくなったらとっとと手を引け って指示されるパターンのやつだよな


「あのさ、まともに話をする気もなくって、侘び入れる気もないならさ

 メンドクサイから、とっとと殺しあおうよ?

 そっちが武器抜くの待ってあげるからさ、殺ろうよ?」


 ローブの男達がこちらの挑発に武器を抜こうとするが

 その中の一人が前にでて手でそれを制す

 進み出た男はフードをまくって、顔を露にする

 耳長い・・・エルフってやつかあれ?


「我が主が貴方様に働いた無礼は、代わって私がお詫び「無理」

 へ? 無理とは??」


「領土侵犯、殺人未遂。侘び程度で済む問題じゃない

 おまけに私の可愛い部下のひでーことしてくれてるよね?

 誘拐 肉体改造 あの子達の未来と尊厳ズタボロにしてくれたよね?

 てかさ、そもそも、私って女神の使徒とやらなんだよね?

 あんただろうが、そこの豚だろうが お詫び で許しを請える

 同等の立場の相手 とおもってんの? そこらへんどうなの?」


「いえその、お詫びというのはまず謝罪をしてですね・・・

 それからその、女神様の使徒がご満足される貢物をですねその

 こう、これからお話をして決めていくのはどうかと考えて・・・・」


「ふーん・・・そこの豚よりは誤差単位でマシな話できるみたいだから

 一応話してみていいよ? 少し聞いてあげるわ」


 ホルスターにM40-A1を戻して、話を聞いてやる態度を演出する


「すげー、レイラ優しすぎだろ。俺なら話聞かないわ」


「ほら、早く話ししてよ? 気まぐれタイム終わるよ?」


 急かすと耳が長い細身長髪のエルフだろうと思えるワグナーの配下は

 ワグナーの横に移動して、ワグナーに何やら耳打ちして

 ワグナーと二人そろって片膝をついて話し始めた


「その姿勢崩した時点で話は終わりにする

 もちろん、お前の主も対象だ。いいな?」


 ちょっと面白い事を思いついたので、条件をつけてやる

 二人ともこちらの意図は分からないので、了承の返事をしてきた


「私の主であるワグナー伯爵は、この国の未来を憂いておりました

 王族と一部の貴族だけが臣民からの税をむさぼり、国を疎かにし

 建国に力を尽くした一族の末裔である我が主のような者を蔑ろにし

 国の未来を考えもせず、女神様への感謝を表しもせず

 ただ贅沢と享楽を貪り欲がままにこの国を支配することを憂いておりました」


「で?」


「そこで我が主であるワグナー伯爵は、この国を救うために立ち上がったのです!

 その為に、幾度も争い確執がある帝国とも手を取り合い

 この国のみならず周辺諸国との友好と共栄をも考え、立ち上がったのです!」


「それから?」


「しかし帝国は完全には信用できません。そこでワグナー伯爵は考えたのです

 この王国の偉大なる創世記に関する遺物を使って、万が一に備える事を

 その為に我々はここに集いて、その遺物をこの王国の為に使おうと「もういい」

 はい?? もういいとは???」


「つまらない 出来が悪い 頭が悪い おまけに顔も悪い」


《グーデリアン、両腕部ブラストナックルスタンモード。高機動モード始動》

《了解しました!》

 

 少しはいい訳で面白い事でも言うかと期待したが無駄だった

 やっぱり馬鹿は馬鹿でしかない。裏切り者は裏切り者でしかない

 体内に埋め込まれている薬物プラントである

 ドラッグスタビライザーが作動して最適な薬物の投与を開始する

 アドレナリン系の反応向上薬が投与されて機体の反応速度が上がる

 その副作用として視界がセピア色に染まったような色合いに変わる

 命令伝達系と処理系の補助システムが起動して認識能力と反射速度があがる

 動力炉からのエネルギーをためておくキャパシターからエネルギーが体に流れる

 この心地よい高揚感と体がかっと熱くなる感覚は、ゲーム時代はなかった 

 余韻を楽しみながら腰部ブラストスラスターを使用して

 一気に加速して距離をつめて狙いを定める

 まずは突っ立っている後ろのローブどもをぶん殴っていく

 こいつらは死んでもいいかと思っていたので、頭でも腹でもすき放題殴る

 立っていたローブをぶん殴り終える頃になっても

 まだ立ち上がっていない二人の背中に、後ろ上方から拳を叩き込む

 馬鹿め、この角度が欲しいから跪かせたのだよ

 肺 肝臓 腎臓を衝撃波の範囲に収めて指向性バーストブラストで鳩尾を狙う

 おそらく意識が戻れば、地獄の苦しみを味わうだろう

 内臓を激しく揺らされて気絶した場合は、数日は後を引く

 たぶん血尿は出るわ5日はまともに飯が食えないわと、楽しい結果になるだろう


「おしまい。バルロイ、これあげるから

 グーデリアンにサポートうけて拘束して

 縛る前に、全裸にして口の中と耳と鼻、あと肛門も確認してね

 こいつら魔道具ってのたぶんどっかに仕込んでるのが一人はいそう」

 

 ケプラー繊維入りの結束バンドを40本

 猿轡用のタオルを40個程取り出してバルロイに投げる

 バルロイは自分も攻撃しようとして2歩動いたところで事が終わった事に

 ショックを受けているようだったが、素直に指示に従ってくれた







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