レミリア15歳?
「デノスさん申し訳ない。さっきちょっとその・・・
バルロイと喧嘩になりかけて、ちょびーっと怒っちゃったのよ
なんかお店大変なことになっちゃって、ごめんなさいね」
下におりたら、客が全員気絶してた・・・・
デノスさんは何とか耐えたようだが、上で何がおこっているのか
もう恐ろしくて見に行く気もしないで、カウンターでぼーっとしてたらしい
「姉ちゃんがあの恐ろしい気迫の原因かよ・・・俺も衰えちまったな
女の気迫でびびっちまうとか、引退しといて正解だったなこりゃ」
デノスさんは特に文句を言うでもなく、ちょっと落ち込んだ感じでそういった
「いやいや、あれは特別なのよ・・・あいつがまた馬鹿なことしたからさ・・・」
バルロイ、もうお前を犠牲にして私はここと何とか乗り切る
後は全てお前に任せる。グッドラック!
「なんだ、姉ちゃん嫁じゃないが、あいつの恋人かなんかか?
それで浮気でもしたのかバルロイの野郎?」
「いや、そっちじゃなくって、村に持ち込んだ私の酒、勝手に飲んだらしいのよ
もうさ、故郷に帰らないと手に入らない良い奴飲んだらしくてさ頭くるでしょ?」
すまんバルロイ、もうお前は酒盗人のバルロイ決定だ
「ああ、そりゃ怒って当然だな。ところでだ、さっきもらったやつ
俺はあんな美味くて芳醇な香りがするミードは飲んだ事がねぇ
ありゃ、あんたの故郷の特別な一品なのか?」
やべー・・・適当に この時代にあってもおかしくない だけで
見た目だけで選んだから、どの酒だったかすら覚えてないわ・・・
「あれはたぶん、前にいた傭兵団の仲間がくれた酒だったかな?
たしかそいつの弟だか妹だかが作ってるのを送ってくれたとかなんとか?」
なんだこの、嘘800だらけの会話は。それがすらすら出てくる私って
実は詐欺師とか向いてる? 面倒が片付いたら詐欺師チャレンジしてみよう
「そうか・・・それだと仕入れ先とかはわからねーよな?」
「ごめんなさいね、どこで売ってるのかは知らないの」
「いやいや、姉ちゃんが謝るこたぁねーよ。さて何か飲むか?」
この世界の酒とか飲んだ事ないけど、たぶんバルロイの反応を見るに
たいしてうまくない んだろうなー・・・・
そうだよね、たしかこの時代の酒って
塩 酢 金持ちなら胡椒とか蜂蜜 を お好みでいれて飲む という
既にもうそれ酒なのか?? と現代の価値観からはかけ離れた飲み物だもんね
「あー、そうだ。お店騒がせたお詫びに、私がもってるの出すよ」
よし、トラップみたいな酒を飲むのはこれで回避できるぞたぶん
コートの内側に手を伸ばして、無難そうなワインを取り出す
「これ、後で寄るところにお土産でもっていこうとおもってたんだけど
まだ荷車に戻ればいくつかあるから、よかったら一緒に飲まない?」
「こりゃまた高そうなワインじゃねーか! 遠慮なくもらうぜ」
グラスはないらしいので、金属製のカップを出してもらう
「あれ? ランバートン様? 私のカップがありませんよ?」
「お前何歳じゃごら?」「15です」「嘘こけ14」「今日で15です」
「マジで?」「えっと、至極大真面目に、日付変わってたら15です」
「姉ちゃん、一応教えてやる。15から飲酒ってのはこの国じゃ村で違うぞ?
大体は12にもなりゃワインくらいなら飲むぜ?
「あー、、、そうなのね、、、じゃあ、追加でもう一個だして」
ということで、レミリアの初飲酒がここにきて決定したのだが
「レミリア、帰りがあるからさ、操縦に支障が出るほどのませられないので
ワインつかって、ちょっと変わった飲み物作ってあげるから、それじゃ駄目?」
「あ! ごめんなさい、忘れてました! すみません、ワインなしで!」
「いやいや、いいのがあんのよ。デノスさん、ちょっと台所かりていい?」
「ああ、もう客はくたばってっから、好きに使ってくれ
材料なんかも高いもんじゃなけりゃ好きにやってくれ」
「遠慮なく使わせてもらいますね」
手ごろな鍋をみつけて取り出して、そこにワインを1杯注ぐ
んでこっそりインベントリからオレンジを取り出して、輪切りにして入れる
そこにこっちもインベントリから取り出したシナモンを入れる
これだと甘さが少したりないので、蜂蜜も大匙1くらいいれる
んで火にかけて、沸騰しないようにしてあっためる
ただ、まんまだとレミリアにはアルコールが強いかも? とおもって
中にいれたオレンジとシナモンをとりだしてから、ちょっとだけ沸騰させる
それらをカップに戻していれて、出来上がり
「ほいレミリア、ホットワインって体があったまるやつ」
「これすっごい良いにおいしますよ! わー・・・果物もはいってる」
「なんだそりゃ姉ちゃん、俺は見たことねーぞこれ?」
「ワインに果物いれて、あと香り付けの香草いれて暖めただけのものなんだけどね
体が冷えてるときとかこれいいんだわ。私は甘いのいける口だからこういうの好き」
「ちょっとだけもらっていいか?」「あ、はいはい、どうぞどうぞ」
レミリアが差し出したカップに、さじをもってきてデノスさんが口に含む
直接でなくって匙とか、意外にこのおっさんプロ意識高いな
「お、こりゃ確かに面白いな。てかこりゃ、女子供に飲みやすそうじゃねーか」
「まあ、それもあるけど、一番の効果は温まる事だね。意外に持続するよ」
レミリアがふーふーしてから口をつける
「あまくて美味しいこれ! この果物の香りとワインの香りがすっごく合う!」
「あ、全然いけそうね。ザロス君はこの前のあれいっちゃう?」
「いや絶対いりません、あれはヤバイです。お二人にしか飲めません!」
そこからは普通にデノスさんがサービスで出してくれた
チーズとかソーセージとかを食べながらちびちび飲んだ
ハイペースで飲むと次を出さないといけないので、ごまかしきれなくなるから我慢した
「レミリア。さっきいった方法でよければ、まずアルムの村で始める
それより高度なことをするとなると、国ぐるみでないと出来ない
私の故郷ではそういうことをして、いくつかの病気はもう発生してない」
「つまりランバートン様の国では、逆にいくつかの病気を倒したんですか?」
「うん。結構やってたと思うよ。ただ、そうやってなんとかしてもね
次が出てくるのよ次が。なんで永遠のいたちごっこよ
病気ってのは、自然から作り出されるから、時間経てばいくらでも出てくる
そして突然変異で重篤化するのも出てくる。ただの風邪がそうなって
数万人が死んだなんて事もあった。だから終わりのない戦いなのよ」
「風邪で数万人・・・・・」
こっそりインベントリからイベントGETアイテム 鱒の押し寿司を取り出す
「デノスさん、ナイフかして。もう特別サービスだ、良いものあげる」
「姉ちゃん、またなんか隠してたもんコートから取り出したな?
その中どんくらいかくしてんだ??」
「ねえ、さすがにさ、女の服の下について聞くのは、野暮じゃない?」
「おっと、そりゃ悪かった! 今のはなかった事にしてくれ!」
なかなかこのおっさんノリがいいな。とりあえずナイフをかりて
机の上に木製の鱒の押し寿司のケースを置く
木製の薄い漬物樽みたいな不思議なものを三人が注視する
蓋を押さえつけている竹板の両端にある輪ゴムをとって隠し
蓋をあけて中の葉にくるまれた本体を取り出す
蓋を逆さにして皿のようにしてそこにおき、葉を剥いていく
オレンジの身が綺麗な鱒の押し寿司が姿を現すと、
ほぉ・・・ みたいな声が三人から漏れる
「これはマジ美味い。私はめっちゃ好き」
ナイフを走らせて、8等分にする
一人2個ずつ食べて6 バルロイとチェニスさんの分で2
デノスさんにお皿をかりて、そっちに先に二人分をとっとく
とりあえず一人1切れ食べてみてと薦めてみる
「魚の酢締めか。それに下のは、ああこりゃ米か、これは珍しいな」
「これ絶対美味しいですよランバートン様! においがそういってます!」
「これがランバートン殿の国の料理ですか。では・・・」
「食う前に忠告する 叫ぶな 踊るな 暴れるな 以上」
私の忠告は全くの無駄だった
独り言
まだ登場してないキャラがいるんですが
その投入タイミングがさっぱり掴めないので
雑誌で執筆経験があった親友に相談してみたんですよ・・・
そしたら、目から鱗のアイディアを提示されたんですが
それをする場合、全部書き直しですよね?という状況なんですよ・・・
今からでも全部やり直してその方針にしようか物凄く悩んでます・・・




