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噂の彼女はフルボーグ ゲーマーOL異世界転生記  作者: 弩理庵
第一部 アルムの村編
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変態中年と変態AI

「どうした? 急にあんたの雰囲気があの時みたいになったぞ?」


「ん? あの時?」


「一人で村を救うために出て行った時の事だよ」


「上手く説明出来ないんだけど、何か不味い状況にある気がする

 さっき、何故ここではなくって、ニルン村が先に襲われたのか

 ワグナー伯爵やドルビー男爵は、何故この村に斥候をよこさないのか

 そもそも、ニルン村が壊滅したことを、壊滅してから行商人が来たのに

 どうしてこの村にその情報が無いのか? これらについて考えたら

 私の頭の中で、ずっと嫌な感じがしてるのよ」


「ターフの隊商がきたのは2週間前だ

 うちから干物を仕入れて王都で売ってる馴染みの行商人だ

 ターフの隊商はうちに来るのに、必ずニルン村を通るはずだ

 だが、そんな話は一切出なかった。どういうことだ?」


「一つの可能性。ニルン村は滅んでいない

 ユミア達が嘘をついている」


「それは無いと思うぞ。まあ、バラしちまうが・・・・

 俺はシーカーの前はシーフだ。まあ、しがない盗人だったこともある

 で、シーフ時代から引き継いだスキルに真偽眼ってのがある

 相手が嘘をついてりゃ余程の隠蔽魔法でもつかってなければ

 嘘だってわかっちまうスキルだ。彼女達にこれは反応してない」


「となると・・・ニルン村が伯爵か男爵の手勢で閉鎖されている

 いや違う、これだと行商人との会話で話題にでる・・・・

 行商人はニルン村と取引はしていたの?」


「いや、ターフはうちとだけの取引だったな

 あいつはオルムを尊敬してたから、うちを贔屓にしてくれてる」


「じゃあ、ニルン村は、通過するか、一泊するだけだとしてさ

 いつもそういう利用しかしてなくって、馴染みの人が少なくて

 宿の人間が違うなと思ったけど、別に気にしなかった か

 そもそも・・・いやまさかね・・・・」


「どうした?」


「いやね・・・もしよ。もし、の話よ・・・・

 ニルン村は壊滅していなかったら筋が通らない?」


「そりゃ・・・噂もこない、ターフの話にもでない、筋は通る

 だが、ユミア達の話がそうなると嘘になるが、スキルに反応しない

 どういうことだこれは?」


 突然、ユミア達と村に帰る途中に昼食を摂ったときの事を思い出す

 確か、サーラとパノンが・・・・・・・


『でもね、あの村長おかしいよ。自分の娘二人も商品みたいに扱ってたもの』

『そうだよね・・・悪女の嫉妬でほとんど女性が居なくなったのに

 自分の娘を全て外に出すっておかしいよね? 婿取らないでどうするんだろね』


 ・・・まさか彼女達が攫われることが、仕組まれていた?

 ユミアはカニスの嫁に内定 

 レミリアはワグナー伯爵の玩具に内定

 サーラとパノンは外部の商人の嫁に内定

 アエルは副村長の3男の嫁に内定


《グーデリアン、情報が欲しい。現在支援要請可能なUAVはある?》

《小型のものなら幾つかあります

 レイヴン スキャンイーグル スキャンイーグル2

 この3機種なら送受信機材と共に要請可能です》

《センサー範囲と航続距離が一番いいのはどれ?》

《滞空時間ではスキャンイーグルが優れています。20時間です

 センサー性能はスキャンイーグル2が優れていますが

 滞空時間は16時間に減少します

 レイヴンはセンサーも小型で滞空時間も1時間です》

《グーデリアンはこれを、同時に何機まで制御可能?》

《警戒任務であれば航路を入力してデータのチェックだけですので

 そのような使い方でしたら50機くらいは可能です》

《捜索、強行偵察の場合は?》

《特に武装制御等も必要ないので、リアルタイム制御だとしても

 20機は制御可能です》

《スキャンイーグル2を10セット、支援要請で配備して

 3交代で常時2機ペアをこの村を中心とした半径5キロの円で

 哨戒飛行にまわして。これで6機使う

 2機ペアをニルン村に向かわせて偵察を行って

 それとは別に2機ペアを周辺地図作成のため飛ばして

 地図作成の為の飛行パターンはそっちで最適パターン出して

 全てのペアは、光学とIRでセンサーを分けて装備させて》

《了解であります! 配置と回収はどうしますか?》

《たしか発進にカタパルト、回収に専用装置だったよね?》

《その通りです》

《アルベルト、悪いけど今言った形でUAV運用するので

 運用は任せることになる。頼むわね》

《畏まりました、レイラお嬢様》

《ジール、悪いけど特急の追加作業

 UAVを急遽10機運用する必要が出た

 カタパルト、回収装置、管制関連とデータの通信装置

 ここいらの設置を急いでやって。悪いけど一人でやってね》

《イエス、ボス!》


「レイラ、えらい疲れた表情してるが大丈夫か?」


「ああ、うん。大丈夫

 グーデリアンとアルベルトに、無人偵察機の運用頼んで終わったとこ」


「無人偵察機って、なんだ?」


「人が乗らないで勝手に空を飛んで上から情報を集めてくれる道具のこと」


「この前見せてもらった上から見たアーミーゴブリンの動く絵

 あれをもってきてくれる魔道具か?」


「あれは使い捨ての短距離用の別の道具

 もっと高度で半日くらい空からずっと偵察してくれる

 それをペアで3セット24時間体勢でこの村の周囲を飛ばして

 村への脅威を少しで早く探知する体勢を構築したの

 それとは別に、ニルン村に偵察に行かせるのが2機

 ここから少しずつ遠くまで行って、地図を作らせる目的のが2機

 それらを配置して、運用するように指示だしてたのよ」


「・・・・俺、シーカーから別の職業に転職しようかな・・・」


「バルロイ、これ上げる」


 インベントリから、PTDの端末と、無線機

 それとワイヤレスタイプ片耳タイプのヘッドセットを渡す


「そのPTDは一回みただろうから、私からの説明は省く

 その細長い箱みたいのは距離が離れていても会話が出来る道具

 その小さいのは左耳にひっかけるように、そうそう

 そこから、相手の声が聞こえる。おっさんの声は

 その先っぽにあるマイクって部分から拾われて相手に届く

 グーデリアンの声はそこから聞こえるようになるから

 その道具全部の使い方はグーデリアンから説明聞いて」


「お・・・おう・・・・」


 グーデリアン君が説明を始めたようで

 おっさんがPTDやら無線機やらを弄りだす

 一通りの使い方がわかったらしく、ベルトに無線機を挿す

 それからPTDの操作説明を受けているようだが、まあ

 コンピューターの概念がない人には大変だろな・・・


「地図が見えるすごいな・・・

 おおおお! 景色を切り取ったような絵だ凄いぞ!

 ぐ・・グーデリアン様・・この素晴らしい女体の絵は・・

 うほおおお!? グーデリアン様、一生ついていきます!!」


 ・・・・・・あいつら何やってんだ???









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