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爆縮と体温の機知(1)

クオリア

ねぇ クオリア

白色に見えるあの服は

なんで白色に見えるの

ねぇ クオリア

あの白色は

一体 何処から来たの

ねぇ クオリア

教えてクオリア


誰も知らないことがある

誰にも分からないことがある

そんな世界で生きていて

あなたの正しさは

何処にある

教えて欲しいよ

あんなにも

自分の正しさで

傷つけて


ねぇ クオリア

私の悲しさを

本当に分かっているの

ねぇ クオリア

私の楽しさを

本当に感じているの

ねぇ クオリア

教えてクオリア


誰も知らないことがある

誰にも分からないことがある

そんな世界で生きていて

あなたの同情は

何処にある

教えて欲しいよ

あんなにも

自分の気持ちを

押し付けて


言葉には意味がある

ニュアンスもある

ルールもある

可能という言葉に

内包される意味が

それぞれの人で違うように

あなたの見ている憧憬は

僕には分からない物で

同じ場所に居ても

永遠に分からない

僕の言う言葉も

あなたと同じというだけで

本当に僕が言いたいことは

全く同じ形では伝わらない


ねぇ クオリア

曖昧であることは

きっと 幸せなことだよね

ねぇ クオリア

勝手に作られても

きっと 仕方のないことだよね

ねぇ クオリア

教えてクオリア


誰も知らないことがある

誰にも分からないことがある

そんな世界で生きていて

あなたの感覚は

何処にある

教えて欲しいよ

あんなにも

自分の意思で

投げつけて


同じ感覚など

この世界には無い

必要な記号で

なんとなく

理解しながら

その曖昧さを

繋がりにしていく

ただ それだけの生き物

頭の良さだけを

誇りながら

無駄な習性を排除して

きっと 生きている

ねぇ クオリア

説明できないことがあるって

凄く楽しい世界だね

ねぇ クオリア

ねぇ クオリア


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