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プロローグ

ロリを助けられるなら本望だ。

そう思う1秒前にもう俺は車道に飛び出していた。

トラックに轢かれそうになっているロリをみたら誰だって助けるだろう?え、助けない?

助けなかったらそれは非道すぎるゲスだ。

そして俺のロリコン魂が崩れ落ちる。

納得出来ない?そこまでして助けるかと?

当たり前だろ、未来あるロリとしがない20代のサラリーマン(社畜)ならどっちを選ぶ?

そりゃぁ未来あるロリじゃない?

ん?そのロリがもし俺より年上だったら?

そんなはずないだろう、だってロリじゃん。

ちっちゃかったよ、俺の身長の半分ぐらいだったよ。

ちょっ少し落ち着いて。だからさ、なんで君はそんな俺がロリを庇って死んだ事を否定するんだ?別にいいだろ、このまま生きてても社会のゴミみたいなやつだったし。最後の人助けが出来て本当に良かったよ。

というかさ……君誰?

てか、ここ何処……俺死んだんだよね?

え?わしは助けたそのロリとやら?

そして俺は死んでる。あー良かった死んでた。

ってなんで、君まで死んでんの!?止めてよ、俺さ君を命がけで助けたんだよ!……死んでない?そりゃあ良かった。ならなんでここに居るんだよこの光ってるような暗いようななんかよくわからない場所。

……ふーん、ここ天国か地獄か決める場所なのね。

じゃあ俺天国かなぁ、悪い事はしてないけど良い事は

最後にしたし……あっでも田中の消しゴム盗んだ事あるわ。あっ違う?天国じゃない……やっぱり田中の消しゴムかー!地獄は嫌だなぁ……ん?それも違う。

どういうこと?てか君ほんと何者?

え?わしと一緒に異世界に行ってほしい。

ちょっと状況がよくわからな……うわっ!

足がもげる!熱い!痛い!え?寒い?え、なんか凍ってる?え?髪燃えてる!うわっなんじゃこれ


「うわぁぁぁぁぁぁ!」



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