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自称魔女との出会い



  朝、昔の夢を見た。懐かしい思い出だ。




 俺は子供の頃に魔女と名乗る少女に出会った。

いや、出会ったというのには語弊があるな。もともと中の良かった少女が魔女であったという話だ。



 いや、諸兄の言いたいことはわかる。「この現代日本で魔法なんてものはないんだから魔女とかただの痛い中二病じゃんww」だろう?

フッ、ほら見ろ。今君たちは私の魔法で思考を誘導されていたのだよ。

な、なんだって!? いやそれ魔法じゃなくてただのメンタリズムやないかーい!

なんてふざけた会話もしてみたい今日この頃。



おっと、話が逸れたな。いや、実のところ俺は見てしまったんだよ彼女の使う魔法を。

驚いたね。だってカラダ中にできたあらゆる傷が治っていたんだ。しかも、持病の貧血までね。


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