第1ノ界:#4異世界の違和感と、思惑
改めてプロローグが長いなぁって思ったが、実はプロローグは私の中で必要な部分。
もっと楽しませるものを書いていきたいっ
※ドロドロの人の嫌な部分が出ます。注意!
慌ただしい一日はあっという間に終わり、三人にはそれぞれ個室を用意してくれた。
しかし姫愛鈴はこの世界の教会…“ナナエル教”の元へと休む暇なく呼ばれ、顔合わせ程度の挨拶をすることになり。まいと遠山だけは、城内だけなら自由に探索して良いと伝えられ、姫愛鈴の帰りを只待つこととなったが。
遠山の姿はあれから少しも見せなくなった…
丁度バッグを持っていたまいは携帯を取り出し、電波がないと知ってはいても。生活の一部になっていた習慣を止めることはできず、つい確認をしてみる。
そしてやはり電波はない…
それと。ネットワークがなければアプリも何も使えないものばかり入っていたのだと、改めて気づく。
「…漫画でも描こうかな」
『せっかくだし、日記のように異世界生活を描いていけばいいんじゃないか?
例えば…まいが得意としているぷにぷにの、かわいいミニキャラを使って旅するようなものを』
(んー…最初はそうしようかな。で、まとめたらバトル系にも使えるだろうし…)
『うんうんっ』
まいは取り敢えず、異世界に着いた力作を絵にしながらまとめだした。
白うさぎと黒い何かが出て。
気づいたら湖のところにでて…
そういえば白うさぎもあれから顔を見ていない。
まいはさっさと逃げてしまったのだろうかと気になったが、それ以上に親友のこれからが、まいにとって一番の気がかりになりつつあった。
(ねえ。姫ちゃん大丈夫かな?)
『大丈夫だろ。たぶん』
(うん…でも確かアーサー王伝説って―――)
「よっ!お暇かな?」
「あ…パーシヴァルさん…ですよね?」
「当たりっ」『何しに来た』
パーシヴァルは正面に向かい合うように座り、テーブルに肘をつく。
パーシヴァルからはもう緊張が溶けたかのように、少年の顔が表に出てきていた。
「暇を持て余したまいを見かねてナナエル教について語り合おうかなってね!」
「おお…教えくれますか?」
まいは本当にこの世界について隙間なく知りたいと思っていた。
パーシヴァルがまいにまた、教えてきてくれたのには少し違和感を感じるが。きっと深い意味もないだろうと感じる。
まいは城内の建物の一部分まで描き始めた絵を見せるには、恥ずかしくて見られる前に鞄へと隠す。
「ああ、教える教えるっ!
ナナエル…正式に言えばナナエル・メアリースー教は。
この世界に魔法という力を人々に与え、大地に恵みを授け、命を管理している女神様のことなんだよ!」
「女神様ですか」
「それはとても美しい女神様らしくてねっ!
神は金髪なんだけど、太陽の光に当たると虹色に輝き、肌は透き通るように白い。瞳はー…」
「―――マジョーラカラー…だったり?」
「まじょからぁ?いやいや、女神様だから魔女じゃないよ」
「あっ、すみません。マジョーラカラーっていう色が現実にありまして。
もしかしてそうゆう色なのかな~って…!」
「ええ、どんな色?かなり気になるなぁ~毒々しいの?」
「人によっては毒々しいと思います…でも、何と言いますか。
角度によって虹色のように色が変わって見えて、オーロラみたいな…」
「うんうん!オーロラみたいな神聖な色をした瞳を持っているよ!…もしかして女神様を知ってる?
現実世界には女神様は存在してないって、聞いたけど…」
「いえ!なんとなく。そんなイメージかなって!!」
「ふーん…あれかな!
女神様が異世界に行っても馴染めるようにちょっとくらい知識をお与えしたのかもしれないねっ。
君が忘れているだけだけど、無意識的感覚では覚えている…かもしれない!」
「そうかも…ですっ」
まいはおかしなことを言う。
パーシヴァルは、突然そんな事を口にした時眉をほんのすこしだけ、しかめたが。
アーサー王の父が記録していたモノに、死んだ時に女神様が現れ。力を貸したとかの話があったので、きっと姫神娘たちに少なからず会ったのだろうっとパーシヴァルは勝手に解釈してくれた…
余談だが、まいは余計な事を自分から口にするタイプではない。
では、突然突発的な言い草をしたのは、やはり…
(どうしてウチを使って聞いてくるの!?ドキッとしたじゃんっ!)
『すまん。本当だったら守護霊同士で会話出来れば、まいに手間をとらせず聞けたが。
異世界人は守護霊がついていなくてな…そのナナエルってやつ。
ちょっと聞いたことある名前だったからね。』
(そうなの?じゃあ知り合いかも?)
「…ねぇ。さっきから遠くのほうを見たり、誰かと会話してる風にしてるけど。何かいるの?」
「あっ!いえ!只の考え事ですので…っ!」
「なんだ、考え事か!そういえば。姫神娘も見えない精霊を見るとこが出来ると聞いたことがある。
どんな精霊が見えるのかな?その子たちも可愛いのかなぁー、ねえねえ、どう思う?」
「ど、どうでしょうか…姫神娘って、ナナエル教からの教え?からですか?」
「ん?ああ!そうそう!あれ…なんの話だっけかなぁー。まあいいかっ!
とにかく、姫神娘さまについてはナナエル教が女神様の声を聞き、アーサー王に伝えてくれたんだ。
アーサー王は“他の小国たち”よりも先に姫神娘さまを召喚し―――」
「パーシヴァル。こんなところにいたのですね」
すると、茶色い髪のオールバック。そしてとろぉんとした、マーリンとはまた違うとろけそうな笑顔を浮かべた優しそうな男が声をかけてきた。
パーシヴァルは「あっ!すまん!」とさっさと立ち上がり、去る前にまいにこう話して終わらせる。
「まいだっけ。同じ“使用人同士”わからないことがあったら聞いてくれ!
こう見えて俺は女の子の気持ちもわかるダンディーなイイ男だからねっ!じゃ!レポート頑張れっ!」
「えっ」
しようにん…?
『…姫神娘(姫愛鈴)を貴族と見て―――遠山は“護衛”、まいはー…ああ。どう見ても戦うように見えないから、姫愛鈴の使用人って見方になったかな』
「…」
『あと、漫画の中身見られたと思う。近寄ったのはその確認かな?』
「…勝手に見るなよっ」
大きくは言わず、ただ弱々しくて蚊の羽音くらいの声をもらすくらいであった…
…
……
………。
「木村さん、明日舞踏会を開くって言いだしたんだけどどうしようっ!」
「ぇ…どうして舞踏会に?」
「そりゃあ姫ちゃんがこの国にきたから、貴族たちが顔を見せにくるんじゃない?それででしょ?」
「私、踊ったこともないのに!どうしよっ!どうしようぅ…!」
夜の事。
あんなに青空だった空が、次第に暗くなり。キラキラと光る星が昼よりもハッキリと見えるようになった。
まいが空を見上げた時、ある星々が軌道にそって存在しているのが見てわかった。きっと話に出ていた軌道の話はそこから来ているのだろうと考え、少しぶるっと震えがくる。
二人は姫愛鈴の寝室に呼ばれ、長い時間も教会にいた時の出来事を話す。
教会内もこの城内と負けないくらい豪華な装飾に、天井を見上げれば圧倒されるくらいの装飾品で飾られていたそうだ。
教会の神父は、彼女に出会い洗礼の儀式をされたと言う。
その方法は―――
まず、姫愛鈴は生まれたままの姿になり、頭に謎の植物で作られたティアラを付けて。
あの召喚された場所と似たような湖の場所で、長いことお祈りのようなことをしていたとの事…
とても神秘的な空間だと思うが、かなり恥ずかしく、しかも風邪をひいてしまうのでは?っとつい現実的に考えが邪心的に頭を過る…
(しかも、見ようによってはエロいのでは?)
して。その後、彼らから舞踏会の話が出され。
姫愛鈴は頬に手を当て、リンゴのように赤くしては困惑してばかりしている。
「衣装はどうする?オレたち制服のままなんだけど…」
「その。明日作るって…」
「作るの!?」
「本当に忙しいね…少しくらい休ませてほしいよぉ」
「でも、しょうがないの。それが姫神娘のお仕事だから…」
姫愛鈴はため息をついて、少し凛とした目で“子供”に言い聞かせた。
まいは「そうか」と納得した後、明日の事を沢山聞いておきたいと思ったが、姫愛鈴の体調を崩さないため席を外しておこうという話となった。まいと遠山は「また明日」と疲れが混じった返事で部屋を出る。
しかし、遠山が両腕を天に伸ばすようにため息をついた後。まいの前でニヤニヤと笑いかけ始めた…
「…なに?」
まいと遠山はそんなに関係が良くない。遠山は一方的にフレンドリーに接してくるが、まいは拒否してきている。今日も遠山は「まいちゃん、まいちゃん!」と懐いた子犬のように近づく。
まいは警戒心で肩に力が入っていると、遠山はするりと自分のポケットに手を舐めるように動かし、するりと。携帯を差し出した…
「俺、どこに行ってたかわかる?」
「ぇ…どこ行ってたの?」
「うふふふんっ!こ~こ♪」
なんと、遠山の携帯には絹の如く透き通った肌に先端がピンク色に色づいた…
「ひぃいめっちゃあああああぁああん!?!?」『!!?』
「えへへ!きれいに撮れたでしょ~!ココ教会内なんだよっ!実はこ~っそり入ってね!」
「え!?確か教会内は神聖だから、ウチ等はー…」
「はいっおしまいっ!」
「あぁぁ!!?」『ぁ…(いやいや、別に残念じゃ―――)』
遠山の携帯はさっさと元の場所に収まり、サラッと受け流すように避ける。
「明日も大変なことになるだろうから、さっさとオレたちも寝ようっ。おやすみ~」
ひらひらと手をゆらし、寝室へ行ってしまった…まいは遠山の姿を見なかった理由が、まさか姫愛鈴と一緒に行っていたのかと知った。そして少しだけ自分も見てみたかったと、ふと思ったが。体が限界がきたのかグラグラとした感覚になり、本当に寝室へ行って明日に備えようと思った。
「ベットは普通だ…なんて。ああ…神様、月が二つある。黄色と白だ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
舞踏会が開かれた。それは三人にとってとても忙しい一日。
「おおっ!貴方が姫神娘さまっ!」
「なんて高貴なっ…」
姫神娘である姫愛鈴は、ピンク色にキラキラと光る真珠のアクセサリーを身に着け、まるでこの城の姫であるかのように、王様の席に立ち。一人ひとりの貴族に「ごきげんよう」だけの挨拶をし続けていた…それも100人以上の―――
「貴族までイケメンばかりだ…この世界はイケメンしかいないのか!?」
「こらマイっ!」
ガツンと強く殴られ、身体が少しよろめく。
彼女に暴力を与えたのは、とても年配のメイドであった。彼女はおでこに血管を浮きだたせて、目が吊り上げ、耳元でこう言ってくる。
「いくら姫神娘の使用人と言えど、私はノロマの怠け者を甘やかすことはないのよっ、キリキリ動きなさいっ!」
「は、はいっ!」
まいの姿も制服姿ではない。
しかし…まいはメイドの格好をして、慌ただしく汚れた場所を掃除したり。食べ終わった食器や灰皿などを片付ける仕事をしていた。
メイドたちからは、まいの評判はよろしくないらしく、彼女をメイドに配属させてほしいと騎士に言われたが、まいの丸々とした体格にのんびりとした風貌を見て。
彼女たちは「姫神娘さまの慈悲深い心の元で許されている、ノロマで怠け者の役に立たない使用人」というレッテルを張られ、厄介払いされている…
(遠山は姫ちゃんの隣に立つ護衛の役で、ウチは使用人とは…世知辛いっ)
『まい、メイドの恰好可愛いよっ!萌えだよ、萌えっ!』
(ありがとう、神様…)
「こらマイ。掃除が遅いですよ、何してんの?」
今度は可愛らしく、ピンク色の髪のメイドから小突かれて、掃除をさせる。まいは昨日の疲れもあり、本人が気づかない内にゆらゆらとした感覚が次第にでかくなりつつあった…
『後1分で休憩だ…』
「一分…っ」
「マイ。あと3分追加ね」
「ぇ!?」
「え、って何です?人手足りないんですから早くっ」
すると。地面に灰皿の中身をまいの足元にぶちまけ始めた…まいの足には灰が被り、黒いメイド用の靴が灰色に変わる。
まいは少し驚いたが、それよりもさっさと灰を片付けないと汚いので。顔に出すよりも行動を開始し、ピンク色のメイドが謝りもせず帰っても、特に指摘もせず行動してしまう…
神は何か言いたげで、まいに騒ぐように何かを口にしていた。
…
……
………。
休憩時間。休憩室に倒れるように椅子に座ろうとしたが―――
「マイ!使用人は椅子に座ることは許されないのですよ?
使用人は決まって地面で食べる・寝る。そう決まっているのですよ?
あの時みたいに堂々と椅子に座れると思ってたのですか?……礼儀知らずっ!」
っと今度は水色のメイドがまいに、睨むように物とほこりがたまった隅っこで座るように命じ、まいは黙ってそこへ座ることにした。
他のメイドたちは椅子や机を使っていたが、それにも何も言わずに…
…
……
……………………。
『なんだこれは』
(なに?)
『あのメイドたちの扱いだよ』
(…普通じゃないの?)
『普通なのか!?あれがぁ!?俺からみたら只の―――いや、それよりもまいは気にしてくれ!
せめて顔に出してくれっ!そうゆうのは“まいの悪い癖”だぞっ!』
(ふん…嫌な顔をしてなかったかー)
神は、まいに対してずさんな態度をしていたメイドたちについて、イライラとした感情をむき出しにしていた。しかし、まいは何の感情も持つことなくあっけらかんとしたものであった。
まいの性格上、相手の敵意に対して少しも感じない…
本当に良くも悪くも、のんびりとしていて、受け流している。
『まいが派遣に入っても、同じ扱いだろうな…今後の課題かな…』
(え。ウチ派遣入らないけど…)
『うん…そうだね。そう…
それと―――姫愛鈴の扱いがとうとうあそこまでになったかぁー』
(姫ちゃん!まるでお姫様みたいだよね!かわいい!)
『姫愛鈴に守護霊がいたはずなのに、ここにきてから見なくなった。
本来守護霊は常に本人に離れることはないはずなんだが。近い将来…なにかあるかもな』
「?」
『ああ…“遠山にはいないが”人間だれしも必ず守護霊がついているものなんだ。
守護霊は本人を邪気などから護り、正しい道へと導くものなのだが。異世界にきてからトンと見ない。
守護霊がいなくなるってことは姫愛鈴に近い将来“死”がくるとか。
そうゆうことじゃないと、そんな現象もないはずなんだが…』
(…やめてよ。嫌な事考えないで―――)
まいの頭にあの黒い男の事がでてきた。
近い将来死ぬ?自分の妄想の住人の癖になんて、不謹慎なことを考えるものだと。
(疲れたなぁ…地面がゆれてる。こんなんじゃ、ウチが仕事することになったら…)
『どこかで休もう。こんなこと、まいの性に合わない』
(いやいや…)
まいは一通り仕事を片付け、掃除を終えた後…
舞踏会のメインが始まる曲が流れていることに、やっと気づく。
中央には沢山の貴族と、美しい姫愛鈴の踊る姿。
彼女を抱きしめているのは、まるでアラブの貴族のような切れ長で、絵になるような男性がエスコートをするように手を取って、導く完璧な姿であった…
そして、姫愛鈴がくるりと回転され、まるで変わりばんこのように赤いマントに赤い瞳を潤ませた、女性のような美しい男性へ。
(あれ?彼はどっかで見た気がする…!)
姫愛鈴は目まぐるしくて、倒れそうになったところを…
今度は豪快な、それでいてとても優しそうな眼をしたダンディーな男性へ…
―――まるで夢を見ているかのような、幸せな光景。
まいは知らないうちにその美しさに目を奪われ、ずっとこのままじっと見ていたいと思えるくらい。
それはそれは、まいとは嫌味たらしい対比を見せびらかしていた。
(ねえ神様。あの女性みたいな男性いるじゃん。あの人どこかで見たことある気がする…)
『…俺も同じことを考えていた。だが、思い出せないっ』
「豚」
「!?」『!?』
「メイドは休む暇はありません!これでトイレ掃除しなさいっ」
今度はピンクのメイドがやってきて、まいに棒なしのデッキブラシとたわし。そして“洗剤”をバケツに入れて渡してきて、それを地面に置いた…しかし、まいと神は。
「あの…」
「…なに?」
「なんで洗剤があるのですか?」
「あら?貴方は洗剤を使わずトイレを掃除するの?」
「いえいえ!違って…」
「―――っメイド長が言ってました。
貴方が丸々と太っているのは動かないからです。ここのメイドたちはみんな働き者で…!
とても優秀な人材ばかり…!なのにどうして姫愛鈴さまの隣にいられるの?
信じられないわ。
貴方みたいな役立たず、初めてですよ!
言われたことしかできない、脳みそのない愚図は!
姫愛鈴さまの隣に立てるのは!私なんだからっ!!」
「ぇ…」
彼女は乱暴にバケツを置き、それだけを言って消えてしまった。
まいはただ、どうして異世界に洗剤があるのかを聞きたかっただけなのに、まいがメイドたちが言うようにノロマだったからか。それを聞きそびれてしまう…
(聞きたかったな~…洗剤。)
『……』
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ジャブジャブと、トイレの掃除を進めていく。
しかも―――トイレの奥に突っ込むためのたわしがなく、まいは苦戦したが。出来る範囲だけを掃除し、さっさと済ませようとしていた。
『あのピンクはただの嫉妬…っということか』
「うん…、ウチは使用人じゃないんだけど。使用人っぽい?」
『姫…じゃないなぁ~でも、俺は周りにちやほやされる姫よりも。
まいみたいに素朴で飾る気もない。自分の与えられたものを淡々とこなし、苦行を自ら進んで克服しようと活動するその精神っ!!
その心だけでも―――』
「最初さ。ボットン便所かなってすっごく構えていたんだけど、これ。
日本のトイレと大して変わらないね…」
まいは椅子式の…しかもノズルもついて除菌も出来る。
画期的なトイレを見て、まいは次第に違和感と気味悪さを感じ始めていた。
トイレが一番、生活事情を映す鏡のようなもの…
建物は中世ヨーロッパで、街も彼らの服も中世そのものであった。
なのに、洗剤やトイレなど。
現代的なものがこうも二つ、まいの前に出されてしまったことで、まいが思っていた世界観の崩壊と。
何か薄っぺら差を感じ始め、背筋が寒くなるものを感じ始めていた……
「まるで…嘘とかコントとか。いや、なんらかのドラマの世界にまぎれたような…
いや、もっと恐ろしいものを垣間見ている気がする…これって、どうゆうこと?」




