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暗き思い  作者: 星海茅影
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生きる希望は家族

高校に入学して、さてイジメはどうなったかというと、なんと新手のイジメに遭遇した。


暗き道のほうでちょっと書いたわけで、一年の時無駄に成績良かったので、髪を染めた男子の群れに目をつけられて、「〜さん、頭いいんだから俺らの分のこれやっといてよ」宿題を押し付けられるというやつだ。

さすがにこれは断ったが、多勢に無勢。キレてシンが出てもかなうわけなく、やったが先生の方が宿題の筆跡で事態を見抜き、そういうことには超厳しい学年主任に話が行き、一度っきりで済んだが、そういう連中に目をつけらたままだった。


何回くらい、下駄箱の上履きが消えたり、画鋲(がびょう)が入ってたり、下駄箱のふたが破壊されていたりしただろう。

下駄箱に鍵をかけて、一時期は靴を袋に入れて持ち歩いていた。


二年に進級すると、クラスが悪いというか男子も女子もそういうの集まりの中に運悪く入ってしまって、まだ暗い道の途中にの小学生の時に逆戻りしたような嫌がらせとイジメで、精神的に極限状態にまで追い詰められて、再び春・・・自宅から飛び降りてまた入院した。


今度は二度目というわけで、閉鎖病棟のある病院行きでそこで精神状況が悪化したまま、ただ家に戻りたい一心で首吊り自殺未遂をして、拘束。

その拘束中に完全に心が分解。

退院後の約半年間の記憶が曖昧になった。それは分離した人格が身体を動かし、私が気づけば三四日の記憶がいっぺんにないとか、見知らぬ場所にいたりですぐに人格統合のカウセリングを受け、その為の入院もした。

六人の人格を一つ一つ知り、虚ろな時に互いに話したりして、今の私というものにまとまった。

昔の名残で、今でも感情が高ぶると口調が一定にならなかったりするが、記憶がまとまっただけマシだ。


高校二年の飛び降りと飛び降りる前見つかった一回で、高校の飛び降りは終わりだか、その間にはしょちゅうリストカットとオーヴァードーズを繰り返していた。

あの頃は朝が来るのが怖かった。夜、ベットに入り目を閉じる前に必ず「このまま目が覚めなければいいのに」思っていた。

だから、手首を切ってみたり、薬を大量に飲んだりして寝たが、結局目を開いてしまう。生きている。


人格がまとまり、いろいろなことで欠席が重なって、進級が危うくなり補習でなんとか進級し、三年はクラスに救われ、やっとまともな学生生活を送れた。

ただ、怒らせると怖いのは直っていなくて・・・というか普段大人しく笑っているが、人として許せない行為を見ると、怖い顔で怒る性格なので、わざと怒らせようとする輩もいたが、

「何が楽しいのか分からないわ?私、一応人間のつもりですから」と口外にそういう行為をするのは人じゃないという嫌味を言ってのりきっていた。

それでも、しつこい場合は折る専用の鉛筆をバキッと折って自分的に完結。シンのように殴りかからないだけ助かったと思ってもらいたいです、当時の彼らに。




三年の時のクラス選択で選んだコースが、見事的中してもうフレドリーすぎるクラスの中で三年生の一年間はイジメと本当に縁がなくすごせて幸せだった。


まぁ、一年二年の間に目をつけていた男子軍団のほとんどが退学したからというのが、その幸せの裏にあるのだが、もう因果応報です。


さて、女子大学で友人関係に行き詰まって、マンションから飛び降り散々な後遺症をかかえて現在に至るくだりは暗い道のほうで語っているので省略した。


代わりに言いたいのが、自殺の与えるショックが家族をどれだけ苦しめてしまったかということだ。

中高の時の三年に一度の飛び降りや、いろいろな自傷行為で、母は当時大変に苦しみ、ついには私と同じように精神科で安定剤をもらうようになってしまった。

当時は私のせいだというと、母は母で自分が弱いからだと、互いに自分のせいと言い合う始末。

今はというと、もう母とは同じ(うつ)克服の仲間という感じで、互いに信頼できる医師を見つけて日々をすごしている。

私の妹は現役学生なので、あまり書いて悪いので書かないが、ある意味私とは違う苦しみと日々格闘し、私としては同じ学校という戦場を今戦い抜いている戦友であり、血をわけた姉と妹ととしては複雑な悩みも相談し会える良き妹である。・・・・たまに、それはどうなの?と思う打ち明け話に困ることはあるが、それも仲良きこと。

目下父というより、恐怖だった父親とは、なんと今では共通の作家の本を読んで感想を言い合ったり、同じ番組を一緒に見たり、すっかり仲良しだ。


そう意味で家族を悲しませる自殺をいう選択肢に、行き着きやすくなっているこの社会に私は悲しみを思う。

命を大切にしましょうなんて、言うよりは家族と一緒にいてみて欲しい。正直他人より血の繋がった人間の方が遠慮がない分ズバズバ言われるが、離れて欲しくない時に絶対に離れていかないのは家族だと思う。

恋人や友達はその場限りの縁になりがちだし、命の話題は重すぎでそう簡単に共有できるとは思えない。

そう言う私も友達は片手で数えられるレベルの少数精鋭(しょうすうせいえい)で、そのほとんどが私の自殺経歴やイジメ経歴を知っても離れない人達だ。暗き道で語ったOさんもその一人で、互いに「死にません協定」結んだのに、まだ危ないことをしているとかしていないとか当然なにやってんの〜とメールしましたけどね。


最後にここまで読んでもらってありがとう。どんな命にもいる意味がある。軽々しく「死」を口にする人々とは逆に私はこう言い続けたい。


「生きていていいんだよ」


まぁ、ようは家族がいるから生きていますという内容ですね。

ちょっと最近、その家族の愛情というか暖かさを瞬間凍結させそうなニュースが多くて、書きました。

辛い時にそばにいてくれた人って私は家族が一番多いし、他の人ってことがないんだけど、家族は生きる基礎というか、家は巣という感じです・・・分からない例えだな。

ここまで、お付き合いありがとうございました。あれです、手術前にビビッて精神不安になって吐き出したものなんで、ご気分悪くされたらごめんなさい。

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