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暗き思い  作者: 星海茅影
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暗き感情

イタイ描写あるかも。注意

イジメを苦に自殺する学生の報道が相次ぎ、イジメ自殺が社会問題として公にとりただされる今現在より、はるか前から自身の死を願い、何度も飛び降りたり、リストカットやオーヴァードーズ、首吊りと手段を選ばず行い、すべて未遂に終わり、今も生きるこれは私の心にわだかまった闇の記録。


最初に飛び降り未遂をした中学二年の春。

その前から、続くイジメに耐え切れず、唯一の心のよりどころであった母と喧嘩(けんか)し、何度も謝って無視されてことに母の信頼を失ったと絶望した。

当時成績がガタリと落ちて、勉強熱心な父とは不仲というか怒鳴られる声に怯えていたので、母の信頼を失ったと思った途端(とたん)、もう目の前が真っ暗になった気がした。

学校での居場所がない。家での最後の頼みも失った。そう絶望して、紐をカーテンレールに結んで首を吊ったが、息が詰まる前にカーテンレールが壊れて、私の身体は床に落ちた。

壊れたカーテンレールを見て、物を壊した時に怒る父の声が脳裏(のうり)に響いて、凄まじい恐怖に机の紙に走り書きををした。

「ごめんなさい、私は悪い子です。死んでお詫びします」

全部ひらがなで、読むに読めないほど震えた字で書き終えると、二階の自室の窓から一階の屋根というかひさしに出て、その端までよろめきながら歩いた。

約二階の高さから、下の地面を見てここから落ちると思うと何度も引き返そうと足が動いた。でも、もうカーテンレールを壊していて、壊した理由を聞かれればどんなに怒られるだろうという恐怖が、私に最後の一歩を踏み出させてしまった。


結果は重度の打撲で骨折することはなかったが、精神科のある病院に入院が決まった。はっきり両親に「繰り返す可能性が高い」と言われて、結構入院させれていたと思う。

この時の心境は口ではもうしませんと言いつつ、一人になれば何故生きているのだろう、何故死ねなかったのだろうの繰り返しだった。

カウンセリングで、イジメと父への恐怖心が主治医からそれとなく両親や学校に伝わったような気がしますが、というのも当時はそれを私には一切知らされていなかったのであくまで推測です。

私のイジメはまぁ物を隠される壊される、悪口ひやかし、仲間はずれなどで、教師の目がある所では暴力はふられなくて、ただ教室から離された人気のない校舎のはずれまで連れて行かれ殴られることは何度かあった。

私の妹というだけで、妹も目をつけられて小遣いをとられたことがあることを知ったのはだいぶ後のことだ。

今ではこういうことがあったら、学校側がどうのこうのとマスコミが騒ぎニュースになり、イジメの事実を把握しているいないで揉めたりしていますが、当時はそんな動きはまったくなかった。

ただ、担任や私のイジメを知っていじめっ子から庇ってくれたことのある先生や当時の教頭先生が目を光らせていた。

その三人のおかげで、それ以降のイジメは頻度(ひんど)が減ったけどなくなったことはない。

見えないところでのイジメは確実に悪化していた。私が自殺未遂したことは私自身一切口にしなかったが、長期に渡って学校を休み、学校に通い始めてしばらく松葉杖を使ったので、勘のイイ連中は分かって、嫌がらせの手紙に「遺書に名前なんて書くなよ」「書かなければいつでも死ね」という文句がおどった。

悪いがそんな遺書を書いたことはもうある。だが、母を悲しませてくないと書いたその場で握り潰し、ビリビリに裂いて捨てた。

また、実際に自分が死んでも、自分をイジメた連中はその場で死んだ私に謝り涙を流すかもしれないが、心の中であざ笑い何年かして、笑い話のネタにされるのでは思うと自分の自殺は奴らに負けた・・・負けようとしていたと思うと悔しさと憎しみが心中を駆け巡った。


中学三年になると、一応受験という時期になりイジメも穏やかになったように思えるが、その受験のストレス発散の標的という意味での嫌がらせは激化した。

当時かなり情緒不安定で、怒りが理性を超えると記憶がとんでしまう。

ある日、私ではなく近く席の男子に口汚くちょっかいをかけている男子のガキ大将にしびれをきらして、ちょっかいを出すガキ大将の手を掴み「やめなさいよ」と声をかけたら、そのまま張り飛ばされて「女が口出すな!!」と言われたのを最後に記憶がとんだ。

今は思い出したが、この頃から俗にキレた状態だとのちにシンという人格として現れるようになっていて、そのシンが身体を動かしガキ大将の胸元を掴んで、

「ああ?、その女に手ぇだすは、気の弱い奴にちょかいだすは、そういうてめぇの頭には脳味噌はいってんのか?くさってんじゃねぇのか、ボケ」

と酷い言葉を吐き、乱闘。投げつけられたゴミ箱を回避し、散乱したごみを見て、シンからのちにアキと呼ばれる冷静な人格に交代。

「こんなに汚したら、みんなに迷惑。片付ける」と掃除用具入れからほうきとちりとりを取り出した所で、ガキ大将に突き飛ばされ、そのショックで再び私に意識が戻った。

ただ混乱して、私は泣きじゃくった。そのあまりの変化ぶりにガキ大将が「何泣いてんだよ」と怖がっているというか気味悪がっているところへ、担任が来て私のよく分からない説明、と目撃していたクラスメイトの話から事情を推測して、しばらくそのガキ大将を教室には入れず、空き教室で授業を受けさせたという事件があった。


それ以降、キレさせたら怖いという噂で廊下を歩くたびに後ろ指をさされ、うわべの友達は陰口を叩き、自分は自分でない自分の行動に怯えていた。

それでも、そういう事情抜きで私と一緒の高校に行きたいと言ってくれる数人だけど、仲間がいて中三の受験を乗り切り、高校合格を掴み取った。

その仲間の一人は残念ながら落ちてしまって、合格発表の会場で泣きつかれた。

「落ちちゃった!!一緒に行けないよ!!」

と私の胸の中で泣く彼女をなぐさめるのに精一杯だったのをよく覚えている。


この時は高校では中学のようなことはないだろうという期待を持っていた。甘いことだと走らずに。

え〜暗いですね、怖いかな・・・自分的です。

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