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94.第四回勇者会議

 魔族との戦闘翌日。四回目となる勇者会議を行った。

 それぞれ戦っていた場所が違う。ゆえに得られる情報も違ったもの。それらを共有しておくという趣旨である。


 会場は坂上の部屋。椅子も机も揃っているので集まりやすい。

 参加者は俺たち異世界組の五人と師匠。師匠も存外ヒマらしい。

 師匠以外は昨日の疲れが残っているのかあまりテンションが高くない。号令もなく、なんとなく報告が始まった。

 四ノ宮と浅野からは最前線の話。大規模魔法を放って雑魚魔族を蹴散らすばかりらしい。

 坂上は怪我人から聞いた話が中心。魔族は個人主義らしく連携をとってこない。おおよその魔族は複数人で囲めば対処できるらしい。怪我人の多くは木偶魔族の突撃で分断されたところを魔族に狙われた人だとか。

 日野さんは大規模魔法を放った時のことを教えてくれた。強力な魔法でも無効化できるやつがいるらしく、攻撃の質より数を上げることで防ぎきれないようにしているんだとか。

 俺からは黒鎧の魔族のことを中心に話した。


「あれさ、浅野の能力って使い方によっては離れた敵に魔法ぶち込めるんだろ? ならここから魔族の陣に向かって魔法乱打すればいいんじゃないか。ほとんど防がれるにしてもやらないよりましな気がするんだけど」

「簡単に言うわね、村山。そもそも詩穂やリコさんがおかしいの。普通は魔法を使えるようになって一年も経たないうちに大規模魔法なんて扱えないのよ。今のあたしじゃ一キロ離れた場所に届かせるのも難しいし、届いても大した威力にならないわ」

「あー、悪い。感覚狂ってた。魔力があれば撃てるってもんじゃないらしいもんな」


 魔法を使うには式がいる。高度なものほど式が難しくなるのはお約束。

 単に広範囲を攻撃するだけならシンプルな式に魔力をつぎ込めばいいらしいが、大量の魔力を制御するにも練習が必要。使う魔力が多いほど制御に失敗した時のリスクが大きい。

 日野さんや坂上がいるから忘れそうになるが、俺たちが異世界に来て半年も経ってない。魔法だってそんなに簡単に極められるものではないのだろう。


「そうよ。失敗してフォルトを更地にしてもいいなら思いっきり撃ってみるけど?」

「やめてくれ」


 冗談なのは分かっているが、笑うには被害が大きすぎる。


「救いはそのうち来るらしい援軍と、魔物被害がかなり減ってることくらいか。はあ」


 アストリアスの戦力を集めた部隊がフォルトに派遣されるらしい。彼らが到着次第、攻勢に転じる予定だとか。

 また、フォルト近辺では魔物に襲われる被害が減っていた。

 フォルトから退いていった商人の護衛たちがある程度片付けていったおかげだと思うが。


「やっぱり追撃して早く魔族を倒した方がいいんじゃないのか? このまま襲撃が続いたら兵士たちがもたないだろう」


 と、四ノ宮。

 一理あると思う。現状、負けているはずの魔王軍の勢いは衰えていない。

 勝っているはずなのに相手の勢いが弱まらないというのは精神的に負担だ。精神が疲れすぎて正常な判断力を失うやつが出る危険もある。

 だが。


「あんまりうまくないと思うぞ、俺は」

「それは、どうして」

「不確定要素が多すぎる。フォルトで出してる斥候も魔族の陣の中までは確認できてない。ビスティ――フクロウ魔族がこの期に及んで油断して、何の備えもしてないとは思えない。下手に踏み込むのは消耗戦よりハイリスク。増援を待った方がいいってのが俺の意見」

「……そうか」


 ざっと四ノ宮に説明した。

 ビスティは他の魔族と違い絡め手を使ってくる。侮るのは危険だ。

 一応は四ノ宮も納得したらしく、反論はなかった。


「……勇者様、なんて言っても違うのは魔力の大きさだけなのね、本当に」


 なんて駄弁っていると、ずっと黙って話を聞いていた師匠が口を開いた。


「まあ、俺たちも人間ですから。一部例外を除けばそんないきなり役には立ちませんよ」


 といっても召喚された勇者は俺以外『一部例外』に含まれそうな面子だけども。

 浅野だって四ノ宮と同等の速度で動き回ったり、結構強い魔法を連打できるようだし。


「ああ、役に立つとかそういう意味じゃなくて。勇者の伝説って、だいたいいきなり最強の勇者が戦況をひっくり返したりするじゃない? だから、勇者っていうのはもうあたしたちとは違う次元の生き物みたいなものだと思ってたのよ」

「英雄譚のお約束ですよ、それ。もとの世界で戦闘訓練でも受けてなきゃいきなり動いたりできませんから」


 もしも無双できるだけの理不尽能力を持っていたとしても、それを使いこなせるかは別問題。

 使いこなせても殺意を向けられることに怯えずとっさに動けるか。動けたとしても、敵だからと簡単に生き物を殺せるようになるか。

 あるいは、召喚された場所の文化に馴染めるか。食文化が違い過ぎて飯を食えない、じゃあチートを使うどころの騒ぎじゃない。

 以前の勇者の話を聞く限り前例はなさそうなのであまり心配していないが、地球の人間が耐性を持たない病原菌に感染するおそれだってある。召喚された側が持ち込むリスクも然り。

 勇者が即戦力の方がレアケース。勇者召喚なんてメリットよりデメリットの方が多いように思える。


「そうすると、どうしてアルスティアがフォルトの魔力を無駄にする危険をおかしてまで勇者を召喚したのかって疑問が湧いてくるけどね」

「俺に言わんでください。あのお姫様のことですし、華々しい伝説を鵜呑みにしてたんじゃないですか?」

「そんなところかしらね」


 お姫様は自分だけの『特別』を欲していた。

 伝説に名高い英雄の同類を召喚し、それを手駒にできればそれは『特別』と言える力になりうる。

 おおかた、勇者召喚に手を付けた理由はそんな発想だろう。


「……なあ村山、お前はあの黒鎧と戦えたと言っていた。どうやって戦ったのか、聞かせてくれないか?」


 師匠との話が一段落ついたところを見計らって四ノ宮が声をかけてきた。

 四ノ宮に視線を向けると、ばつが悪そうにさっと目を逸らされた。


「別にいいけど、特別なことはしてないぞ? 最初はゴルドルさんと一緒に正面から戦って、ゴルドルさんが吹っ飛ばされたらさっさと逃げて、追いつかれたらなし崩し的に戦ってただけだ」

「……それだけなのか?」

「むしろこれ以外に何があるんだ。俺はお前たちみたく魔法が使えないからな。戦い方のバリエーションもないんだよ。逃げる時には錬気を撒いてセンサー代わりにしたけど、お前が聞きたいのは正面から戦った時のやり方だろ?」

「ああ。剣では太刀打ちできなくて、魔法を撃っても効いた様子がなかったんだ」

「……そういえば、日野さんの魔法を消してたのも黒鎧だったよな?」

「村山くん、私の魔法が消されるところを見ていたの?」

「二回目の戦いの時。日野さんが氷魔法に突撃してく黒鎧っぽいのを」


 遠目に見たのではっきりとは言えないが、黒鎧が日野さんの魔法に突っ込んで消していたように見えた。

 昨日の戦いでも四ノ宮の聖剣を喰らっても大したダメージを受けている様子はなかった。

 ……そういえば。


「四ノ宮、聖剣から光みたいなのを出してたけど、あれは何なんだ? 攻撃魔法みたいなものか?」

「聖剣の機能のひとつだ。俺の魔力を増幅して、それを放出してる。あまり燃費は良くないが、詠唱や式の構築なしで連打できるし威力の調整も効くから重宝してる。攻撃の性質自体は攻撃魔法に近いな。……まさか」

「その黒鎧の魔族は魔法を無効化ないし弱体化する能力を持っているということかな?」

「じゃないのか? 少なくとも魔法耐性が高いのは確かだろ。師匠はどう思います?」


 四ノ宮の言葉を継いだ日野さんに答え、師匠に水を向ける。

 黒鎧の魔族と一番多く戦っているのはこの人だ。師匠なら何かヒントか答えを持っているかもしれない。


「そうだと思うわ。あたしはもともと魔法主体じゃないから確実なことは言えないけど、魔法で傷を負ったところは見たことがないもの」

「……近接で師匠と互角、魔法無効とかチートだな、アレは」


 勇者なんて言っても魔力が多いだけの人間だ。黒鎧は勇者パワーでなんとかなるもんじゃない、と。

 魔法無効とか、魔力を持たない異世界人のお約束なのに。俺に譲ってほしい。

 内心溜め息をついた。


「となると……詩穂、物理障壁を作る魔法は使える?」

「はい。といっても少しですけど。魔力障壁の方が使いやすいので」

「時間ができたら物理障壁の練習をしておいてほしい。万一の時、魔力障壁だと素通りされてしまうおそれがあるから」

「……ですね。分かりました」

「頼むよ。私も防御系の魔法を鍛えておくことにする」


 魔力障壁は展開した魔力で攻撃を防ぐ。

 物理障壁は魔力で土などに干渉し、防壁を築く。

 即座に展開できる魔力障壁の方が使い勝手はいいが、黒鎧が魔法を無効化できるなら、無効化されても障害物が残る物理障壁の方が有効である。

 ふむ、と一度頷き日野さんが前提条件の確認をする。


「ひとまずの目標は王都からの増援が到着するまでフォルトをもたせることだ。今も少しずつ集まってきているけれど、攻勢に出るには戦力が足りないようだからね」


 少しずつ、近隣の都市からフォルトに増援が集結しつつあった。

 フォルトが陥落したら次はどの街が狙われるか分からない。他の街も自分たちの守りを固める一方でフォルトにも援助をしていた。

 離れた都市からの援軍も徐々に準備が整い、こちらに向かう手はずになっているとのこと。

 日野さんが言っていたように今は守りに集中し、増援が集まりきるまで持ちこたえることが肝要と言える。たぶん。


「あ、それと師匠。次に魔族が攻めてきた時、俺を黒鎧の足止めに試してくれませんか?」

「「「「「……は?」」」」」


 部屋にいた俺以外の五人の声が揃った。

 変なものを見るかのような、信じられないものを見てしまったかのような。そんな視線が一斉に向けられる。ちょっと傷付く。


「……村山くん、相手は強いんだろう? 無茶じゃないかな……?」

「タカヒサ、頭は大丈夫?」

「待って、そんな目で見ないでください。正常ですから。このあいだ戦った時に感じたんですけど、黒鎧は俺を殺そうと……はしてますけど、積極的に殺すつもりはないみたいなんですよ」

「ごめんタカヒサ、意味が分からないわ。それって黒鎧に狙われるわけではないってこと?」

「いえ、むしろ狙われてる可能性はありますが。なんと言いますか、死ぬか生きるかギリギリのラインで攻撃してきて、それを越えさせようとしているような。鍛えるみたいな戦い方をするんですよ」


 黒鎧の攻撃には殺気がある。しかし、積極的に殺そうとするものではない。

 殺す気の攻撃を捌かせようとしているような。『死んだらその程度』くらいに思われているような。

 おそらくだが、黒鎧は俺に経験を与え、死線を越えさせようとしている。

 多くの兵士を鎧袖一触にしているあたり、誰でもいいというわけでもないのだろうが。

 黒鎧が魔法を無効化し、肉弾戦を挑んでくることから考えると、魔力を使わず戦える人間を探しているのかもしれない。


「だから、足止めには俺が最適じゃないかと」

「……理屈は分かったし、あんたの説には信憑性もあるわ。そうでもなくちゃ黒鎧と戦った人たちの中に生存者がいることがおかしいもの。でも、どうして急にそんなことを言い出すの? あんたはフォルトに何の思い入れもない、勝手に連れてこられただけの勇者でしょう?」

「否定はしません。ぶっちゃけ、この街が滅びたらせいせいするでしょうし。けど、チファたちのこともあるんで滅ばれちゃ困ります。それとなんでか、アレは俺が戦わなきゃいけないような気がするんです」


 死んだ時。黒鎧と戦っておけとか言われた気がする。

 それを差し置いても、黒鎧に魔法が効かないなら適任者は俺だろう。

 初めから魔法が使えないぶん、戦いの幅が狭まることもない。

 まあ、狭まるほど幅広い戦略を持たないだけとも言えるが。


「……先輩、それは死なないって確信が持てるから言ってるんですよね?」

「ああ。多分、師匠との訓練よりひどいことにはならない」

「ちょっとタカヒサ?」


 黒鎧からは危険な気配がする。

 一方で、昨日会った時には死の予感はしなかった。

 大丈夫だろうとタカをくくっていれば死ぬだろう。だが、気を引き締めて本気でかかれば死なないとも感じている。


 所詮は直感。絶対ではない。

 だが、ここで何もしない方が最終的に危険な気がしてならないのだ。

 どのみち、黒鎧の目的が俺を強くすることなら、その思惑に乗っても俺にデメリットはないのだし。

 ……目的を読み違えていたら全力で逃げよう。


「わかりました。なら止めません。でも、絶対に死んだらダメですから。ヨギさんの時みたいに人として終わったような顔で戻ってくるのもなしですよ」

「そうなりそうならさっさと逃げるよ。師匠を相手にするよりは逃げ切れる可能性がありそうだ」

「………………」

「師匠?」


 気付けば師匠が黙ってうつむいていた。

 引き合いに出した時の反応から察するに、ちょっとくらい怒りそうな気がするのだが。

 顔を覗きこんでみると、口角をひきつらせながら、なんとも微妙な表情をしていた。


「……いやね? 言いたい放題ね、とか言いたい気持ちはあるのよ? けど、やらかした自覚があるだけに何とも言えないのよ……」

「……ああ」


 師匠は戦闘力こそ無茶苦茶だが、普通に常識人だ。

 怒るに怒れない、といった様子である。

 こないだの訓練のことにあんまり触れるのはやめておこう。ちょくちょく発散してくれればいいが、ため込まれて爆発したら一番コワい。

 そんな俺と師匠を見て日野さんがくすくすと笑った。


「ふふ、それじゃあ頼りにしているよ、村山くん」

「あんまり当てにされても困るけど。勝てる訳じゃないし。まあ、アレだ。黒鎧と戦ってみて、やっぱり無理そうだと思ったらお願いするんで。頼りにしてますよ、師匠」

「うん……」


 気をつかったことはバレバレだったらしく、師匠はしみじみと頷いた。


 その後。黙りこくった四ノ宮と、四ノ宮を気遣わしげに見る浅野を除いた四人で雑談して、勇者会議は解散となった。


―――


―――


―――


 二週間が過ぎた。

 フォルトは陥落せず、戦力もほとんど減らさず魔族を退けていた。


 俺は一人で街を歩く。

 ずいぶん人が減っていた。すれ違う人の足取りにも力がない。閉店したきりの店も何建か。

 ときおり見かける見回りの兵士も頬がこけている。

 フォルトの街からは活気が失われていた。


 無理もない。この二週間の間に魔王軍は合計八度攻めてきたのだから。

 八度の戦いは全てフォルト軍の勝利である。負けていたら俺はとっくにフォルトを去っている。

 俺も戦場を駆けまわりながら強そうな魔族を辻斬りしたり、フォルトの兵士に救援物資を届けたりしていた。何度か黒鎧の足止めを引き受け、師匠が動ける状況を作った。


 他の四人はもっと派手に活躍していた。

 日野さんが初手の魔法で数を減らし、前線で四ノ宮と浅野がさらに数を減らし、負傷したら坂上が治す。

 そのおかげかさほどの損害も出さずに魔族を倒し、撤退させていた。

 どの戦いも圧勝と言っていい状態だった。


 ……だが、戦う度に些少の犠牲者は出ている。

 俺も知り合いになった兵士の何人かを見かけなくなった。

 詳しく調べたわけではないが、そういうことだろう。


 加えて、魔族が攻め込んでくる時間がバラバラなのだ。日取りも不規則で三日連続で攻めてきたことがあれば、襲撃に間が空くこともあった。

 昼夜を問わず、いつ攻めてくるか分からない魔族。

 いつの間にか消えている戦友。

 体だけでなく精神も疲弊しているようだった。


 そんな兵士たちの様子を見ていれば街の人の不安も煽られる。

 街の陰鬱な雰囲気が兵士に伝染し、兵士の苛立ちが住民を不安にさせる。

 絵に描いたような悪循環。

 いつ暴動が起きてもおかしくないような雰囲気である。

 あるいは、間もなく王都から救援が来ると布告されていなければ、さらに治安も悪化していたかもしれない。


「まあ、俺と俺の周囲に迷惑かけなきゃどうでもいいけどな。あと甘いものさえ買えれば」


 ひとりごちる。

 四ノ宮にボコられた直後に比べればマシとはいえ、俺はフォルトも、フォルトの住民も嫌いだ。

 フォルトの住民にもまともな人がたくさんいることは知っている。が、第一印象の悪さはいかんともしがたい。

 確実に陥落するとなった時にはさっさと見捨てて逃げる所存である。



 以前、ジアさんに教えてもらったパン屋でジャムと蜂蜜を購入する。

 戦場に出るようになってから、ゴルドルさんが金をくれるようになったのだ。

 お給金ということらしい。ささやかであっても自由に使える金。ありがたく受け取ることにしていた。

 もしもフォルトを出ることになった時の資金として大部分は貯めているが、こうして甘いものを買うようになった。


 店内を見てみるとパン類が値上がりしていた。

 戦地価格なのか。それとも通貨の価値が下がったのか。

 その割にはジャムの値段は変わらないのだが。


「そういやおばちゃん、また一気にジャムを作ったね?」

「このところ嗜好品の売り上げがよくないらしくてねえ。傷みそうな果物を投げ売りするもんだから、もったいなくて買っちゃったんだよ。うちでも食べきらないからこうしてジャムにしてんのさ」

「なるほど」


 主食の小麦は価格が上がっているからパンの値段も跳ね上がる。

 一方ジャムは原料が安く手に入った。砂糖などの調味料が値上がりした分と相殺して価格は変わらずということか。


 勝手に想像して納得していると、フォルトの城から鐘の音が響いた。

 魔族が攻めてきた時の合図である。

 買ったものをひっつかみ、城に急ぐ。



 こんなふうに。

 今日までの二週間とさしたる違いもなく。

 フォルトにおける最後の戦いが始まった。



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