会って2日目でシスコんだよ…w
朝からやっぱり巻き込まれた…二次元の主人公じゃないといつか身を滅ぼす気がしてきたよ…
目覚めは案外スッキリしていた。ゆっさ、ゆっさと揺らされ
「陣く〜ん、朝だよ〜」
と聞きなれない声で呼び掛けられていた。俺は
「あと5分…」
なんて典型的なセリフを言っていた。しかし「ご飯食べないの〜?早く起きて一緒に学校行こうよ〜」
と言われたのでしぶしぶ起きた。いつの間にか一緒に学校行くことになってるが気にしないことにして起きた。一階に降りて自分の椅子に座ると姉さんがニコニコとこちらを見ていた。すると母さんがやってきて
「今日の朝ごはん美紗緒ちゃんが作ってくれたのよ〜。助かるわ〜。」
と恐ろしい速度で家族がこの状況になれていっていた。
何?俺か?俺なのか?俺が慣れないのがおかしいのか?と考えながら朝食を食べているうちに登校時間がやってきた。俺は20分くらい早く着くように家を出ているので少し余裕があったがお姉ちゃんが
「私、バイクで行くんだけど乗っていく?時間短縮になるし疲れないよ?」
と言ってくれたのでお願いすることにした。バイクと聞いて勝手に原チャを想像していたが予想に反しなんと大型バイクだった。真っ赤なフォルムが格好よくてバイクの後ろに乗ったこともなく俺のテンションは正直あがっていた。ヘルメットを渡され
「後ろに乗ってね♪」
と言われたので後ろに乗ったが当然掴むものがなかった。ここにきてやっと気づいた。これは…やばい…!まさか自分がこれをする日がくるとは…
「じゃあ私の腰から手をまわして抱きついてね♪じゃないと振り落とされるよ陣くん」
マジでか…!だがバイクに乗りたいという好奇心には勝てず仕方なく抱きついてバイクは発進した。確かに風は気持ちよくスピードが怖いなんてこともなかった。しかし俺は忘れていた、お姉ちゃんが学校の担任で生徒に人気があったことを…。
学校の駐車場にバイクをとめ、お姉ちゃんが
「じゃあまたクラスでね♪」
て言って別れてからまわりを見渡すと皆がこっちを見ていた。ヒソヒソと何か話していて、耳をすまして聞いてみると
「あいつ何?学生で先生と付き合ってんの?」
とか
「あいつの顔写真とって画ビョウ刺そうぜ」
とか少なくともプラスには誰もとらえていなかった。そこに1人見知った顔のやつがいた。吉野真愛だ。マジか…あいつめっちゃニヤニヤしながら昇降口入っていったぞ。
だが俺はそれよりまわりの空気がやばくなったのを感じてダッシュでクラスへ行った。
クラスに入った瞬間クラスメイトがすごく生暖かい目で俺を見てきた。皆がこっちを見ている…逃げるか?逃げちゃっていいのか?と考えていると、お姉ちゃん(学校では先生と呼ぶことにした)がクラスに入ってきた。先生は
「どうしたの?みんな?」
と聞いてきたのでミスKY吉野真愛が
「先生!陣くんってシスコンなんですか?」
と見も蓋もないことを言っていた。先生は
「そうねぇ〜じゃあ正直に言っちゃおっかな〜」
何故乗り気なんだ…!
そして先生は今後の俺のクラスでの扱いを決定付ける発言をした。
「一緒にお風呂入ったり寝たり?(したいなと思ってる)」
うぉぉ〜〜クラスで怒号が起こった。そして吉野と先生の二人ともまるでタイミングを図ったように同時に手を振ってきた。
この日を境にクラスでアダ名がシスコンになった。
朝のホームルーム後吉野に
「お前さっきの質問なんだよ!」
と詰め寄ると吉野は
「私の相手せずに昨日帰ったくせにずいぶん仲良くなったみたいねぇ?」
とニコニコしながら殺気を放っていた…ちょうどいいタイミングでチャイムがなったので教室に入ろうとすると吉野が前にきてエルボーをしてから教室に入っていた。
……悶絶してる俺を無視して。ドアの前に倒れていたのでクラスメイトの男子も一応は心配してきてくれた。
「おいおい大丈夫かよシスコン?わりぃまだ名前覚えてないけどシスコンってことは覚えたからな」
その瞬間あぁ…やっぱり二次元は二次元だから成り立ってるんだな、と納得した。それと同時に何故吉野が俺にあんなにからんでくる理由も考えていた。
ダメだ…思いつかねぇ…とりあえずその男子に礼を言い立ち上がった。
その男子は
「じゃあとりあえず自己紹介しとくか、俺は保田潤貴だ、よろしく」
と手を差し出して来たのでこちらも自己紹介をして握手した。
こうして朝の騒動で得たのはシスコンの称号とクラスではじめての友達だった(吉野はノーカンで笑)
はぁ今後も心労がつのりそうだぜ…
学校始まってペース落ちましたが稚拙な文章にまだまだお付き合い下さいm(._.)m
一応更新は続けますのでよろしくお願いします




