何故こんな状態に…
家に帰ると予想以上のイベントが待っていた。俺は普通の高校生活を期待してたのに段々とずれ始めていた。でも…少しは楽しいかもな…人とは少し違う日々も…
一瞬フリーズしてしまったが即座に親に詰め寄った。
「なんでこの人が俺の家にいるんだよこの人今日初めてあった高校の担任だぞなんで家にいるんだよ」
すると父が
「よく聞くんだ、愚息よ…。私の股の愚息が実は隠し子を…」グキャ。
とりあえず殴ったけど何か?今のは殴っていいところだろ?親父殴るなんて生まれて初めてだよ…。こんなタイミングで経験したくなかった。するとまた父が
「いや〜それは冗談でな、実はめしべとおしべが…」
「マジでしばき殺すぞクソじじい」
いつまでも会話が進まないのを見かねた母が
「まぁまぁ。お父さんも言いづらいことだってあるわよ。ねぇ?お父さん…?」
と母が言うと父が
「ぅ、うん…そ、そ、そそうだな〜うん。とにかくお前に姉が出来たんだよ…うん」
と要領を得ない感じに言われたのでもう1人の当事者である太柳本先生に聞くことにした。
「で、先生結局どういうわけなんですか?」
と聞くと先生は
「だからね?私弟がほしくてね?お母さんに昔から言ってたんだけど去年就職が決まったときにお母さんが実はあなたには弟がいるの…って言ってくれたから…」
何故か先生は嬉しそうに頬を赤らめていた。いや…普通ワケわからないって怒るところだったんじゃ…ウスウス感じてたけど先生も変人なのか…?そう思っているうちに先生が
「だから私のことは先生じゃなくてお姉ちゃんって呼んでね私も陣くんって呼ぶから」
と嬉しそうに言われ両親も歓迎してるようで、よかったな、みたいなことを言っていたが俺は頭が真っ白になっていた。
何故みんな普通に受け入れているんだ…俺が変なのか…?1人悩んでいるうちに夕食の準備が終わり皆で夕食を食べようと両親が言ってきた。
すると先生が
「はい、陣くん、あ〜ん」
と俺の口元にオカズをもってきた。俺の時間がまた止まった…。そして俺は……すぐに夕食を掻き込んで部屋へダッシュで帰った。
だがまだ俺の長い1日は終わってなかった。
それは風呂に入った後に起きた。正直風呂に乱入くらいやるかと思ったがそれがなく安堵しゆっくり入浴し部屋に帰ったときのことだった。
「あ、お帰り〜」
と部屋を開けると聞こえてきた。何故…布団の中に先生がいるんだ俺は
「先生なんで俺の部屋の、しかも布団にいるんですか」
と言うと
「先生じゃなくてお姉ちゃん、ここ重要だよ〜テスト出るよ〜」
と言ってきた。俺は
「はぁ…とりあえず布団、というか俺の部屋から出てください」
と言うと
「ちゃんとお姉ちゃんって呼んでくれたら部屋から出るよ〜」
とニヤニヤしながら言ってきた。クソっ恥ずかしくて言えるかどうしよう?どうしよう?と悩んでると
「は〜い、10秒以内ね〜」
とカウントダウンを始めていた。マジか、マジかよ…どうしよう、どうする?俺が止まっていると
「あと3秒」
と言ってきたので焦って
「お姉ちゃん」
と大声で呼んでしまった。俺は顔が真っ赤になりうつむいていた。すると先生、いやもうお姉ちゃんか…が
「うんありがとうね嬉しいよ、陣くん」
と本当に嬉しそうに言ってきた。そしてそう言うとすぐにお休み〜と言って部屋から出ていった。俺ははぁ〜とため息を吐き
「何で家に来たのかわからないけどあんなに嬉しそうにするならお姉ちゃんって呼ぶのも悪くないのかな…?」
と思いながら今日1日の慌ただしさを思い起こしていた。明日からもこんな日々が続くのか…疲れそうだな…、そう考えていても明日を少し楽しみにしている自分も確かに感じていた。そんなことを考えていると段々うとうとし始めていた。だから俺は完璧に寝てしまう前にさっき呼び始めたばかりのあの恥ずかしい呼称を忘れる前に呼ぶことにした。
「お姉ちゃん…」
そう呼ぶと不思議と和む自分がいて、それを自覚したのと同時に俺は深い眠りへとついていた。
後書きって何を書けばいいかまだ全然わからない…( ノД`)…
だけどこの作品を呼んでくれている人々に感謝の言葉を。拙い文章ではありますがこれからもよろしくお願いします。まだまだこの作品も続く予定なので末永くよろしくお願いします。




