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「あのグループめっちゃ好きなんだけど!!」

「わかるー、私、〇〇くん好きー!」

「えー、私は箱推しかなぁ。」


隣の席の女子がキャアキャア話しているのがふと耳につく。

「なんのグループ?」

 ついそう聞いてしまうと隣の席の女子、渡会桜花わたらいおうかとその親友である綿矢真緒わたやまおが振り向く。

「あぁ、歌い手のね、このグループなんだけど、、、。」

「そうそう!まおちはね、この子が好きなんだってー」

「へぇ、、、。」

 スマホを見せられて、説明される。

桜花と真緒の勢いについていけなくなりそうになりつつ、俺は歌い手、活動者の世界に興味津々だった。


「でね、今話題なのがユメミライ事務所!歌い手になりたい中高生をオーディションして、その事務所の初のグループとなる、ユメミライが始動する新プロジェクト!すごいよねー。私は男の子じゃ無いから参加できないんだけどさ。あ、実里くんとかどう?参加してみない?」

 そのオーディションに俺は参加してみようと思った。

これも、何かの縁だと思って、ヤケクソ気味に。

中学3年生、ろくに入りたい高校もなく。

でも、これにチャレンジしてみたくなった。



応募は桜花と真緒に教えてもらいながらたくさんの試験を乗り越えて、俺は、今ユメミライにいる。


「改めて、ユメミライ。ここから始動します。リーダーゆな、りつ、樹里じゅり、みうみ、ちぃ、つくね。この六人のメンバーで、より多くのリスナーさんを笑顔にすることを目指して頑張ります。ユメミライ!夢を追いかけて未来を掴む新生歌い手!!いくぞーーー!」

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