表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

1

「じゃ、ありがとな。」

 配信が終わり、少しBGMを流して静かに終わりにする。

「はぁ〜次の配信の企画何にしよう、」

 リスナーのために時間をかけて悩む。


prrrrr

電話の音が鳴る。

急いでスマホをとると、表示されていたのは中学生時代の部活の顧問だった。

「連絡先、、、。消さなかったっけ。」

 そう呟きながら電話をとる。

でも

あまり部活には触れたくなかった。

せっかく、“逃げてきたのに”。

『あ、、、(きり)であってるか??』

「はい、桐ですが。」

『お前、バスケ辞めたんだって?最近ネットで活動してるんだろ?』

「そうです、。もう、バスケには関わりたくないんです。」

 俺は、バスケ部だった。

“あること”がきっかけでバスケは嫌いになった。

『そうか、、、。まぁ、トラウマみたいなもんだもんな、、、。で、ネットで活動してることは本当なんだな?』

「はい。樹里、と言う名前でやっています。あ、本名を明かすのはだめですよ。」

桐実里(きりみさと)。樹っていう字は妹の杏樹からか?、、まぁいいか。でな、話戻るんだが、バスケ上手いだろ。エースだったよな?桐。もう一回関わってみたいと思わないか?』

「無理です。本当に関わりたくない。名前の考察は完璧です。では、」

 電話を切る。


もう、関わらないと決めていたのに。

なんでこんな時に電話、、。

もう、ケジメをつけようと思っっていたのに。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ