~そしてあなたへ~
私はある時本を見つけた。内容は日記のようだ。
何故ここに日記が置いてあるかわからないが読んでみようと思う。
しかしこの瞬間から僕自身に多くの影響を与え、僕の人生を変えてしまうということをこの時知る由もなかった。
まえがき
日記を読んでくれてありがとう。
この時はまだ私は混乱している。
そしてできれば私を助けてほしい
4月1日
…私はなぜここにいるのだろうか。私はなぜここに眠っているのであろうか。
私は何者であるのか。
そしてなぜこの日記を綴ろうと思っているのだろうか。
わからない。
しかし書かなければいけない気がする。
なぜかわからないが私は日記を綴らなければいけない。
・・・何故であろうか?
そんなことはどうでもよい。日記は必ず役に立つであろうし、記憶は必ず戻るとなぜか確信できる。
そしてこれが今の私である最初の一歩である。
私が起きたところは…多分洞窟であろう。人工的でかなり大きな洞窟だ。岩がゴツゴツとしていて殺風景である。
私はここを知っている。しかし私の知っている洞窟ではない。
こんな風景ではなかったはずだ。
いや、よそう。憶測で物事を考えるべきではない。
・・・少し休憩をしよう。
4月2日
一日たった。
昨日は疲れていたせいかそのまま寝てしまった。
運よく簡単な寝具が敷いてあったため助かった。
昔ここで生活していた人が使用していたものであろうか。
・・・分からない。
一度外に出てみよう。
私はこの場所を知っている。その上少なくとも出口だけはどこにあるか理解している。
私はここを出てみようと思う。
4月3日
この場所を調べてみた。
やはりここは何かおかしい。
私が知っている場所ではない。
いや、厳密には昔私が知っていた場所である。
懐かしい。
何故懐かしいのだろうか。
記憶が混乱しているのか。
もしくは記憶がないのか。
どうやら記憶喪失になってしまったようだ
・・・もう少し調べてみよう。




