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危険地帯004  作者: 柳沢冷
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序章、零番目の喫茶店。

このお話では、主人公の四人が爆弾作ったり、アホやったりしますが

良い子は真似しないでね。

たまに、復讐したり人を騙したり歪んだ感情が出てきます。苦手な方は、ご注意ください。

 静かな静かな夜の街、そこに佇む小さな喫茶店。その喫茶店の奥、深く。扉を開けた先の階段を下りた地下室。そこは、普通のマンションの一室と同じ・・・。いや、それ以上の広さだった。

 そこには、四人の少年が、居た。


 プルルルルルルルルルル・・・・・・。


 今日も電話が鳴り響く。でも、《彼ら》は受話器に触ろうともしない。

「電話、誰も出ないの~?」

少し、語尾を伸ばすように誰かが言う。

「どうせ、下らん仕事やろ。〇〇会社を潰せ、とかな。」

関西弁のような話し方をする奴が答える。

「最近、そんなんばっかだよな。」

呆れたように、少年は言う。


「ねぇ、出るの~?出ないの~?」

誰かが、もう一度聞いた。


「・・・そーだねぇ?仕事も無いし、暇だから出てみたらぁ?」

そう言った少年は、まるで、新しい玩具(おもちゃ)を見つけた子供の様に、楽しそうに笑った。





 序章、零番目の喫茶店。



「は~い。もしもし?」

 少し、語尾を伸ばすように話す少年が電話に出る。

『っ、あ、“危険地帯”の・・・。』

少し低めの声がする。

「は~い、こちらは~、“危険地帯004”ですよ~。さて、ご用件は~?」

そう問えば、相手は慌てるようにこう言った。

『あ、ある所に行ってその場所を、こ、更正していただきたいのですっ』


・・・・・・・。

「へぇ~?ちょ~っとまっててね~?」

そう言って、彼は《保留》ボタンを押した。もちろん、こっちの会話が聞かれないように。

「どうやった?“(みつ)”。」

“蜜”と呼ばれた少年は、笑いながら答える。

「ん~。何かね、潜入捜査みたいな~?」

すると、いかにも、つまらなそうに、

「なんや、つまらんのー。」

と、いった。

そんなやり取りをしていると、クククッと、笑い声が聞こえた。

「蜜、嘘はいけねーぞ?」


・・・・・・・・・・。

少しの沈黙が流れる。

「は~、やっぱり、“(ひょう)”には、叶わないね~。」

観念したよ、とでも言うように、蜜は、肩をくすめた。ハニーブラウンの髪が微かに揺れる。

“氷”と呼ばれた少年は、フッと笑った。

「嘘は言わんといてよ、蜜。」

「引っかかるあんたが悪いんだよ~?“(よう)”?」

フフフッ笑う蜜。一方、“陽”と呼ばれた彼は、眉間にしわを寄せていた。そして、ため息をついた。

「はぁ~・・・お前はそうゆう奴やったな・・・。」

そう、呟いて。


 「そんで?実際のとこどうなんや?」

「うん、なんかね、ある場所に行って更正して欲しいんだって。」

「何やそれ?俺らに頼まないかんほど、荒れてるんかぁ?」

すると、蜜は、首を傾げて「さ~ね~?」と言う。なんて曖昧な。

「・・・はぁ、電話貸せ、蜜。俺が代わりに聞く。」

氷が、ため息をついて言った。「どうせお前、ちゃんと話聞く気ないだろ。」と目で蜜を睨む。


 蜜は、あはは・・・と曖昧に笑った。












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