第8話 真相
「さて本題に入ろうか」ギルドマスターが言う。
「今回の山賊討伐はとても大きな成果をあげることが出来た。」
「まず、山賊の壊滅、そして奴らの大将ベートガンを捉えることが出来た。」
「奴に聞き出した情報によるともう既に人質は売り出されたようだ」
「俺たちが思ってる以上に大きい組織ってことですか?」ボンがギルドマスターに問う。
「ああ、そういうことだ、奴隷として売られた先の組織が歩くにはエオニダ共和国だとわかった。」
「エオニダ共和国ってどこだ?」ライが聞く。
「私たちの住んでるフォワー王国からリア領を挟んで北東の国よ」
「そうだ、それでライ、サラ2人にはエオニダ共和国に行って貰いたい。」
「私たちがですか?」
「ああ、2人の実力を見込んでの事だ、危険があることは承知だが、引き受けて貰いたい。」
「それに、君たちに世界を自分たちの目で見てきて欲しいと言うボンくんの意見もある。」
「わ、私は」サラがなにか言おうとする。
「ライ、もしお前が母を殺した魔人を探そうとするなら旅に出ろ。その中の様々な出会いがお前の考えを変えてくれる。復讐でも別のなにかでも応援してやる。俺はいつでもお前の義兄だ」ボンの言葉にライははっとした。
そして少し考えた後。
「行きます。エオニダ共和国に行ったら魔人の話があるかもしれない、そしてそいつが魔王だったとしても報いを受けさせる力をつける。俺みたいな思いを誰にもさせないそのために俺は行きます!」ライが強く宣言する。
「じゃ、私もね、あんた1人だといつ死ぬか分からないしね。」
「それに、私たちは相棒でしょ?」サラがライに言う。
「ああ、そうだな!」
「わかった2人とも頼んだ。」
「「はい!」」
「ああ、それと」
「2人とも今回の働きを称えてライはA+級にサラはA級として認められたからどちらも完治したら協会にきて冒険者証の更新と魔力測定に来なさい、いいね?」
そう言い残しギルドマスターは帰って行った。
それから1週間後ライとサラの傷は完治した。
「それでは魔力測定球に手を触れてください。」
緊張した様子でライが手を触れる。
「測定が完了しました。冒険者証ができるまでお待ちください」
次の方ー
「は、はい」
「それでは手を.....」
「わかってます。」とんでもなく緊張した様子でサラが手を触れる。
「測定できました。冒険者証ができるまでお待ちください。」
そして
ライさんサラさんー
こちら二人の冒険者証です。
「「あ、ありがとうございます。」」
受け取ると二人は顔を見合わせ。
「せーので見るぞいいな?」
「ええ、別にいつでもいいわよ??」
「「せーの!!」」
恐る恐るめくると2人の測定された魔力量が書いてあった。
「320000?!やったァ!!〇十万代入った!!」ライが雄叫びをあげる。
「250000?!!めっちゃ上がってる!!やったぁ!」サラが飛び跳ねて喜ぶ。
「へ!サラは200000代かまだまだだな」ライが上から目線に言う。
「はぁ、見てなさいすぐに抜いてやわ!!」サラが怒り気味に言う。
「そうですか頑張ってくださいよ?A級冒険者さん??」ライが自分がひとつ上のA+級であるのを強調するように言う。
2人の口論は次の日まで続いた。
「それじゃ行くか?!」ライが言う。
「そうね、楽しみだわ」サラが息巻く。
「2人とも!!」後ろからボンが叫びながら走ってくる。
「はぁはぁ、」
「気をつけてな!!」ボンが叫ぶ。
「ああ、ボン兄もな!!」ライが叫ぶ
「ボンさんも気をつけてーー!」サラが叫ぶ
3人でにっこり笑いライとサラは歩み出す。
新たな国エオニダ共和国に向けて!!
第一章 ライ旅立ち ~完~
1章終了時点キャラパワー表
ライ・ケール
種族 人間
年齢 16歳
見た目 ピンクがかった赤髪の少年
身長 174cm
出身地 フォワー王国
ランク B級
基礎魔力量 320000
能力 原初の炎
世界想像時に溢れ出たエネルギーから作られた原初の能力の一つ。全部で4種の炎を扱えるようになる。ライは現在2種の炎を獲得。
サラ
種族 人間
年齢16歳
見た目 黒髪の可愛らしい少女
身長159cm
出身地 ?
ランク B級
基礎魔力量 250000
武器 カイトII 武器ランクB級
能力 付与
対象に特性や属性を付与することができる能力。




