第33話『砂糖と誘惑の宮殿!デザート女王・シュガリアの微笑み』
カレーの惑星カルデーラで「辛味の王」カラマーシュを退けたアストラたち。
次なる地は銀河一甘美な惑星――スウィーティア。
だがそこに待ち受けていたのは、魅惑と糖度が支配する夢幻の宮殿と、
調味五天将の一角「デザート女王」シュガリアだった!
スウィーティア――惑星全体がスイーツで構成された夢のような世界。
ラナ:「……あたし、足がマカロンに沈んでるんだけど……?」
ユニー:「空気が甘い……この匂い、チョコとバニラと溶けたカスタード……脳が蕩けそう」
ロック:「はっ、気ぃ抜くなよ! 甘さに魂を吸われるぞ!」
セレナ:「この大気、含糖率70%以上。致死量を超えています。食べ過ぎに注意を」
アストラ:「すごいなこの惑星、歩くだけで糖尿になりそうだ」
《宮殿出現!その名は“ミルフィーユ・キャッスル”》
――突如、甘い霧の中から現れる白亜の宮殿。
その塔はホイップでできており、屋根にはキャラメルが流れていた。
???:「いらっしゃい、迷える旅人たち。ようこそ、わたくしの甘味の庭園へ……♡」
(現れたのは、美貌の女王――その手には金のスプーン)
シュガリア:「わたくしの名はシュガリア。甘さと快楽の神殿にて、あなた方をお待ちしておりましたわ」
アストラ:「五天将、四人目……!」
《戦闘開始:甘味誘惑エリア「シュガーパレス」》
シュガリア:「さあ召し上がれ、あなたにとって最高に甘美な“デザートの記憶”を……♡」
ラナ:「……っ!? なんか、小さい頃の“いちごショート”の味が甦って……!」
ユニー:「わたし、昔大好きだったプリンのおばあちゃんの味……!」
ロック:「あぶねっ! これは……精神攻撃だ!!」
セレナ:「感情操作スイーツ……いわゆる“ノスタルジア・デザート”。分析不能」
アストラ:「チクショー! この甘さ、戦えねえレベルだ……!」
《ユニー、スイーツに立ち向かう!》
ユニー:「だーかーらーっ! 甘さってのは、苦さを知ってるからこそ輝くの!
あたしの正義は――バランスッ!!」
(ユニー、ポケットから塩クラッカーを取り出す)
ユニー:「“現実塩味アタック!” 発動ッ!」
(甘美空間を打ち破る現実の味――敵のスイーツフィールドがひび割れる!)
シュガリア:「ああっ!? なにこの“味気ない現実”! 甘美なる妄想が壊れていくっ!!」
《決着!そして次の戦いへ》
アストラ:「くらえ、アストラ流・奥義!
“砂糖断ち斬・グリコースブレイカー!”」
(シュガリアのスプーンを粉砕!)
シュガリア:「あなた方……甘さも、辛さも、すべてを味わってきたのね……。
わたくし……満たされました……♡」
(スウィーティアの空が、徐々に蒼へと変わっていく)
調味五天将、残るはあとひとり。
そして、すべての調味を統べる銀河の支配者――
ついに名前だけが囁かれていた“調味の神”の正体が迫る!
次回・第34話
『最後の調味は“うま味”!?第五の使徒・グルタミンの黙示録』
乞うご期待!!




