第32話『カレーと銀河と火山の神殿!辛味の王・カラマーシュ現る!』
マヨネーズの女帝・ドロリーヌを退けたアストラたちだったが、
調味五天将はまだ残り三人――
次なる敵は、惑星カルデーラを支配する辛味の覇者にして、
火山の神殿に座す「辛さの王」カラマーシュ!
惑星カルデーラ――銀河でもっともスパイシーな地帯。
活火山が吹き上げる香辛料の嵐が、常に空を赤く染めていた。
ラナ:「ここが……カレーの聖地“カルデーラ”……か」
アストラ:「着陸と同時に鼻がムズムズする! くしゃみが止まんねえ!」
ロック:「スパイスだけで大気を構成する惑星とか、どう考えても人住めねーだろ」
セレナ:「鼻腔刺激レベル……最大。辛味防御フィールド展開します」
ユニー:「地元民はスパイス耐性持ってるけど、観光客は秒速で涙目になるらしいよ!」
《神殿への道中、スパイスモンスターが出現!》
???:「ファイアッ!!」
突然、地面が割れ、黄金のターバンを巻いた巨体の男が現れた!
カラマーシュ:「我こそは〈辛味の王〉カラマーシュ! 貴様ら、甘口か辛口かで言えば――甘口!」
アストラ:「なんだその謎の分類は!? 貴様、まさか“五天将”のひとりか!?」
カラマーシュ:「正解だ! 我が奥義は銀河カレー流! 貴様らの舌を灼熱地獄へと誘ってやる!」
ラナ:「全身からスパイスのオーラが……あれ、吸い込むだけで咽るわよ!」
《戦闘開始:神殿スパイスアリーナ》
神殿はカレーの具材を模した巨大建築で構成されており、
中央の「マグマ・ポット」からはスパイスの溶岩が湧き出していた。
カラマーシュ:「さあ食らうがいい!
銀河激辛流・究極奥義――“カルデラ式火口カシミールブレス!”」
(口から放たれる激辛ブレス!)
アストラ:「こんな攻撃、浴びたら食道から胃袋までカレーになるッ!!」
ロック:「ならこっちも出すぜ、カウンター技!
“中和の舞・ココナッツバリア!!”」
(ユニーが持っていた宇宙ココナッツで即席甘味シールドを形成!)
カラマーシュ:「なにぃ!? 辛さに甘さを!? 貴様、ルウの調和を理解しているだと……!」
《勝敗の行方》
セレナ:「弱点発見。彼の動きは一定のリズムで辛味波を制御しているわ。そこを突けば…!」
アストラ:「いくぜ、アストラスペシャル!
“多国籍連携奥義・マイルド・ギャラクシーカレー斬!!”」
(スパイスを相殺し、香りと味を制御する斬撃が決まる!)
カラマーシュ:「ウマい……だと……この辛さの奥に……深みと甘味……! ぐふっ……!」
ついに倒された三人目の調味五天将――
だが、アストラたちもまた、カレーの真髄に目覚めつつあった。
次なる敵は――より「甘美」な罠を仕掛ける者。
第33話
『砂糖と誘惑の宮殿!デザート女王・シュガリアの微笑み』
――銀河はまだ、味覚の地平を超え続ける!!




