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星間乱舞!キャプテン・アストラの大英雄譚  作者: たむ


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31/38

第31話『現る新たな敵!宇宙マヨネーズ連盟の刺客!』

「調味五天将」の一角――

〈塩王マルトフ〉との戦いを制したキャプテン・アストラ一行。

だが、次なる刺客は――さらに濃くて、ねっとりしていた!?

ギャラクシー最恐の調味料、それは――マヨネーズ!

ラーメン補給ステーションに戻ったアストラたちは、束の間の休息を楽しんでいた。


アストラ:「くぅ〜〜、やっぱり塩バターラーメンは正義だな!」


ロック:「塩まみれの惑星から帰ってきてすぐこれ食うか? どんだけ塩依存なんだよ!」


セレナ:「ラーメン摂取量、本月27杯目。上昇傾向にあります」


ラナ:「さて、しばらくは平和……と、思いたかったんだけど」


ブブブッ(通信端末の警報音)


ユニー:「通信!? こ、これは……ギャラクシー非常レベル“ドレッシング5”!」


アストラ:「調味レベルの最高位じゃねーか!!」


《通信映像に映るのは、白く光る液体に包まれた人物》


???:「聞け、愚かな塩派の者どもよ。

我らこそ、全調味界に栄光をもたらす者――宇宙マヨネーズ連盟だ」


ラナ:「マヨネーズ……まさか、奴らが動くとは……!」


アストラ:「なんだそのねっとりした敵組織は!? 粘度高そう!」


???:「我が名は、ドロリーヌ・アントワネット。〈調味五天将〉の第二柱にして、“乳化の女帝”!」


ロック:「絶対ベトつくタイプの敵だコレ……!」


《惑星サラドニアへ向かう一行》


ユニー:「目標地点はサラドニア・ドレッシング研究所。

どうやらそこが、マヨ連盟の拠点になってるらしいよ」


ラナ:「研究員の一部が、マヨネーズによる洗脳を受けてるらしいわ。…“脳までコッテリ”ってやつね」


アストラ:「こってりの暴走か……なら、俺が味のバランスを正してやる!!」


《研究所・内部》


スライム状の白い物質が床を覆い尽くし、研究員たちは全身マヨまみれに――


ラナ:「この粘性……通常のマヨとは違う! “超・銀河濃縮卵黄”が使われてるわ!」


ユニー:「アストラ、気をつけて! あいつら、“ドレッシング兵”を召喚してくる!!」


(白く光る謎の瓶型メカが多数出現!)


ドロリーヌ:「さあ踊れ、カロリーの檻の中で! “乳化舞踏・マヨネジメント”!!」


アストラ:「……長ったらしい技名言いやがってぇ!!」


《戦闘シーン:アストラ vs ドロリーヌ》


アストラ:「こってりしてりゃ強いと思ったら大間違いだ!!」


(ラナが後方支援、ユニーがサラドニアの気流で飛翔、セレナが敵パターン分析!)


アストラ:「いくぞ奥義――

“麺打烈風・ギャラクティック醤油スラッシュ!”」


(ラーメンエネルギーをまとった一閃が、マヨネーズの塊を吹き飛ばす!)


ドロリーヌ:「ぐふっ……だが……マヨ連盟はまだ、あと三柱……残っている……!!」

激戦の末、宇宙マヨネーズ連盟の刺客・ドロリーヌを撃退したアストラたち。

だが、調味五天将の脅威は、まだ半分にも満たない。

次なる敵は……よりスパイシー、より刺激的――!!


次回、第32話

『カレーと銀河と火山の神殿!辛味の王・カラマーシュ現る!』


――乞うご期待!!

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