第17話『恋文惑星バルバラにて:ドラゴン郵便、ラブレター爆撃事件!』
宇宙に平和が戻った今、伝説のドラゴン兄妹が始めた“銀河郵便”活動。
次なる配達先は――恋愛特化型惑星!
しかし、そこに届けられた大量のラブレターが、なぜか“爆発的”な騒動を引き起こす……!!
《惑星バルバラ》軌道上。
ルミナ:「うわぁ……星全体が、ハート形に光ってる……」
リアム:「都市名も“ハグシティ”とか“キスバレー”とか、すごいな」
セレナ(真顔):「好感度管理AIが治安を監視しているらしい。感情指数が低いと国外退去処分だとか」
ロック:「なにその恋愛ディストピア!?」
そんな中、アストラたちはドラグ=クレイドからの報告を受ける。
「惑星バルバラ宛ての手紙、件数:846通!
ほとんどが“片想いの告白”か“復縁希望の恋文”である!」
「……配達した瞬間、星が爆ぜる予感しかしないな!!」
* * *
その予感は、見事に的中した。
ユニーが“キスバレー市・中央噴水前”でラブレターを配り終えた直後――
「彼女に手紙を渡したのは君だな!?」
「いや、あれは幼馴染みであって恋人では……」
「つまり元カノ!?うわああああ!!!」
──恋の修羅場、846件同時発生。
街中が感情爆発によるパニックに包まれ、バルバラ市警のAIが処理落ちする。
「検出:感情飽和レベルS。強制スキップ――《仲直りイベント》起動」
(街中に突如流れるムーディな音楽)
「やめろ、AIが無理矢理デート空間作ってる! 脳が追いつかねぇ!!」
一方、クレイドは空から恋文を爆撃していた(比喩でなく物理的に)。
「おお、降り注げ真心の雨!!」
アストラ:「落ち着けって言ってるだろォォォォ!!」
* * *
最終的に、セレナがバルバラのメインAIと交渉。
「提案:ラブレターの扱いを“文化遺産”とし、感情指数の参考値として再分類する」
AI:「理解した。感情は、混乱ではなく、成長と分類するべきである。アップデートを開始」
こうして――惑星バルバラは告白自由化エリアへとアップデートされた。
アストラ:「よくわかんないけど、なんか平和になったな……!」
ルミナ:「ユニーも、最後にラブレターもらってたしね」
ユニー:「むぅ~~(ぺろり)」←食べた
「食べたーーーーーッ!!」
恋する星で大混乱!?
でも“想い”を運ぶって、やっぱりヒーローっぽい。
ドラゴン便、次なる配達先は“本当に危険なエリア”らしい……?
次回・第18話:
『届け! 戦場の花嫁へ――亡き恋人からの最後の手紙』
哀しみの戦争跡地。そこに残された、最後の手紙。
今度の配達は、涙と真心の“本物の想い”を乗せて――




