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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

午後のカメラ

作者: 麻婆豆腐の唐辛子の種の子孫


私の趣味は、写真を撮ること。いいや、あるもの(・・・・)を撮ることだ。


毎日、午後7時からその時間は始まる。

もちろん、休日は朝から晩までということもあるが・・・。


平凡で代わり映えのない日常を送る私にとって、写真を撮るという行動自体が、希有で、刺激で、一種の娯楽だといえる。


写真を撮るという行動は特にうまいというわけではない。


しかし以前に、『あなたの写真は人をどこか引きつけるような魅力を持っている』と、友人に言われたことがあり、そのことが私にとっては唯一の自慢であり、写真を続けている理由の一つでもあるのだ。


そして、最近は、写真のコンテストに応募することにハマっている。


作品に優劣なんてないと、個人的には思うが、自分の写真が認められたときは嬉しいし、もし、結果が残念だったとしても、アドバイスを頂け、技術の向上になると思うからだ。



そして、私の趣味である、あるものを撮ることとは・・・ドアの写真を撮ること。


ドアとは可能性であり、写真に撮ってしまえば決して開くことの出来ない、見る人の興味をそそり、どこか神秘ささえ感じる、そんなものだと私は思っている。


今日は次のコンテストに向け、とある森に来ている。なぜドアを撮るのに森に来たのか?なんて思う人もいるだろう。


実はネットの掲示板で、森にポツンと佇む不思議なドアがあると書いてあるのを見つけたのだ。


もしかしたら、冗談で書いたのかもしれないが、ドア写真マニアである私が、撮りに来ないわけがない!!


もし、そんなものが存在しているならラッキー、取れなくても、森の静かさを堪能できるならば、一つの休養とし、それでもいい。



だが、存在した。

ドアは存在したのだ。


幾何学的な模様が全体に広がり、上から悪魔らしき絵が、下にある大きな穴をどこか苦しげに見つめている。


私はこの異質なドアに、恐怖を超えて神聖さと感動を覚えていた。


これは、写真を撮らなければ、どこか、切羽詰まったように、心が訴えかけている。



そして私は狂ったようにシャッターを・・・切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、切る、キル、キ・ル、キ・・ル、キ・・・・・・ル。




もう何回撮ったか、意識もおぼつかない。








っいつの間にか、自宅のベットに寝ていた。

夢だったのか?いいや確かに撮ったはずだ。


写真、写真は?ようやく、カメラをもっていたことに気づいた。あるっ、あるぞ!



これは・・・・・・・・・・・・・・・っ素晴らしい。




最高傑作だ。今にも、何かに飛び出しそうな、森の静寂が、余計に神聖さを際立たせ、どこか気になる、綺麗だが、汚したくなるものだ。


触れたら、開けれてしまいそうな。


そんなことを感じながら、画面上のドアにそっと触れた。






っどういうことだ。





















画面上のドアが開いた、


















と、同時に背後に気配を感じ、本来なら床があるはずの場所に、私は沈んで行ったのだった。

自分で書いてて意味不だな

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