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第13話:いつもの日常へ


 ネルフォルの首筋に剣を当て、冷たく見下ろすフォスイット王子。


「ネルフォルよ、神楽坂は私の大事な友人であり大事な仲間であり大事な仕事の相棒である。それは原初の貴族の直系ならば分からぬとは言わせぬ」


「存じております」


「お前が今回したことは一歩間違えれば連合都市に危機的状況に陥らせる行為だ、神楽坂だけはない、あそこには神楽坂以外にも大事な仲間たちがいる、そして連合都市は今後私がウィズ王国を動かす上でとても大事な場所だ。それを私に断りもせずに、土足で橋を踏み入れる」


 ここですっと剣を振り上げると。



 ダン!! 思いっきり地面に剣を突き刺す。



「ネルフォル!! 私は自分を舐められたと解釈した!! 偉大の系譜に名を連ねる私を!! よりにもよって原初の貴族の直系が汚す行為をした!!」


 剣を突き刺したまま腰をかがめてネルフォルをにらみつける。


「今からの言葉は間違うな、間違えれば首をはねる、嘘だと思うのなら間違えればよい、悪女優の最期としては相応しいか? ネルフォル・ツバル・トゥメアル・シーチバル・ネルダント、さあ、誓うがよい」


「はっ、偉大なる初代国王リクス・バージシナ、その偉大を支えし初代王妃ユナ・ヒノアエルナ、その2人を支えた原初の貴族の1人、ツバル・トゥメアル・シーチバル家直系、ネルフォルは、フォスイット・リクス・バージシナ・ユナ・ヒノアエルナ・イテルア王子に対し、言葉を間違わぬこと、間違えた場合は命を差し出すことを誓い申し上げます」


「今回、ボニナ族を傘下に従えたが、これもお前の望んだ結果か?」


「いいえ、どうなるかは完全に賭けでした、想像以上に深くマフィアの爪が食い込んでいました窮状、本来その爪を取り除くには、こちらの肉毎引きちぎる必要があり、相当な痛みを覚悟していたのです。ですが結果、マフィアと繋がっていた従業員を首する程度で終わり、ほぼ無傷です」


「ラムオピナのオーナーとしてはどうなんだ?」


「どうというレベルではありません、革命と言えるほどの変化を遂げました」


「具体的に言ってみろ」


「マルスのように多額の資金が動くエンチョウの特にギャンブル部門でのマフィアの爪は悩みの種でした、憲兵のような合法暴力は法律の力があれば無敵、ですが法律の力が無ければ任意に留まります」


「マフィアのような非合法暴力は法の力は必要ありませんが、社会から隔離される存在であるが故に寄生する必要がある。遊廓都市マルスは当時の統治状況が特殊であるが故に、合法暴力を選択し、効果を得ました」


「ですが人の欲が舞い踊る娯楽都市エンチョウの場合は、どちらの力でも問題を解決することができません。そうこうしているうちに、ボニナ族だけではなくラムオピナもまた、窮地に立たされており、中身から食い荒らされる状態だったのです」


「故に、神楽坂大尉の力が必要でした、彼であるのならば、この問題について革命的な手段を使い、よき方向に導いてくれる、そう思ったのです」


「その問題に対してなぜ神楽坂必要だと思った?」



「神楽坂大尉は神に認められし相棒、かの「偉大」と同じであると解釈したからです」



「そう思った根拠は何だ?」


「今回の戦争について、段取りは全て神楽坂大尉が組みました。その際に神の力を使ったのは本人自身がそう発言しており、そうではないと説明がつかなかったこと。であるのならばこの事態を解決するために、神とコンタクトを取る必要があり、しかも主導権は神楽坂大尉にありました」


「逆とは考えないのか?」


「考えません」


「ならば聞く、神楽坂が接触していた神は誰だ?」


「…………」


 ここまで淀みなく答えていたネルフォルが初めて口をつぐむ。


「ルルト神かウィズ神のどちらか、あるいは両方か」


「最後だ、今までお前の話した内容が今回の私に黙って事を乱した理由になるのか?」


「フォスイット王子と神楽坂大尉に私は生涯の忠誠を誓うためです」


「…………」


 ネルフォルの言葉にフォスイット王子は。


 凄惨に笑う。


「口がまわるな悪女優よ、セアトリナの真似か?」


「セアトリナが女王なのは女の世界での話だ、相手を間違うなと私は言った、お前が話してるのは偉大の系譜を担う人物だ、芸がないし、品が無い、つまらんな、お前は間違えたという訳だ」


 すっと剣を引き抜き鞘に納める。


「さて悪女優、忠誠を誓うと言ったな。ここは私の大事な執務室、お前の血で汚すのは、その後の後始末が面倒に加えて単純に気分が悪い」


 どかっと執務室の席に座るとテラスの方を顎でしゃくり言い放つ。


「故に王子として命令だ、今からこのテラスから飛び降りてその身を以て償うが良い、そうすれば水に流す」


 こともなげに言い放つ王子に、ネルフォルは優雅に立ち上がると。


「はい、それでは、失礼いたします、王子」


 その姿は見惚れるほど、悪女優ではなく優雅な貴族令嬢としてスカートをつまみ挨拶をすると、そのまま優雅な足取りでテラスにたどり着くと。




手すりに足をかけ躊躇いなく身を投じた。












 コンコンというノックと同時に、王子の返事を待たずに入ってくる人物。


 それは神楽坂。


 彼はネルフォルを抱きかかえて入ってきた。


 地面に衝突する直前に神の力を使い、寸前のところで助けたのだ。


 彼女に目だった傷はないが、失神してぐったりとしている。


「…………」


 俺は王子の執務室のソファに寝かせ、王子はネルフォルを見る。


「流石は一流の賭場人といったところか」


「王子、そうだとしても、テラスから身を投じるのは尋常ではないと思います」


「…………」


 俺の言葉に王子は目を閉じて考える。


「神楽坂、お前の考えを聞かせろ」


「まずはネルフォルと話してみたいです。それこそ色々とネルフォルの本音を、全然知らないままことを終えてしまいましたからね」


「…………」


「それと多分なんですが、今回私を呼んだ結論を出したのは、原初の貴族の直系としての方が強いように思うんです、それを確かめてみたいです」


 王子は黙っていたが……。


「原初の貴族の忠誠は、セアトリナのように政治的意味合いとは異なる。つまり、仲間にしてくれって意味なんだ」


「王子、それって」


「お前の仲間になること、俺の仲間になること、それが自分の進むべき道だと思ったのだろう、今までスカウトという形ばかりだったが、向こうから来るのは無かったな」


「だったら尚更友人として付き合いをしてみたいです、お互いに一緒の趣味もあるので、折角なので遊ぼうかなと」


「わかった、それがよかろう」


「それと王子、憎まれ役を申し訳ありませんでした」


「構わん、腹を立てたのは事実だからな、確かに色々と面白そうな奴ではある、ネルフォル、起きろ」


 王子の呼びかけに目を開けたネルフォルはムクリと起きる。


 少しぼーっとしていたが、王子の隣に俺がいたことで状況を理解したようだった。


「王子」


「皆まで言うな、私はテラスより飛び降りたら水に流すといった、今回のことは不問に処す、だが、賭場人としては予想していたか?」


「半分と言ったところです」


「はっきり言うのだな」


「嘘偽りなく、王子の命令です」


「なら再度命令を下す、お前は神楽坂に生涯の忠誠を誓うといった。ならば、通常の芸能活動に加えて、エンチョウの裏を取り仕切るが良い、ボニナ族と共に、そして連合都市に尽力せよ、その生涯をもってな」


「はい、命ずるままに」


「何か言いたいことはあるか?」


「一つだけ、お願いがあります」


「なんだ?」


「私は神楽坂大尉に忠誠を誓う僕ではなく、私は神楽坂の忠誠を誓う友人でありたいと存じます」


 王子はネルフォルの言葉に俺に視線を送る。


「もとよりそれは神楽坂が望んだこと、私からは是非もない」


「はっ、ならば、神楽坂大尉、私がもし生き残って、貴方の友人になることを許されたのなら、私の方から純粋に一つだけ聞きたいことがあったの」


「聞きたいこと?」


「そう、貴方は今回の作戦を話すとき、自分が裏社会に君臨するべきではないと言っていたけど、本当にそう思っているの?」


「え?」


「今回、やり方次第では、貴方は黄泉チシキとして、エンチョウの裏社会に君臨することができる、金も女も全てが思いのまま。表の顔として神楽坂イザナミとして裏の顔は黄泉チシキとしてね、貴方はそれこそ、一夜にして暗黒街のボスになることもできた、その展開は出来なかったの?」


「できたよ」


「ならどうしてそれをしなかったの?」


「なんでって、興味ないから」


「金も女もいらないってこと?」


「そういう意味じゃない。表裏関係なく俺にとってそういう高い地位なんてのは枷にしかならない、最初からずっとな。まあ修道院出身の地位が全く役に立たないとは言わないよ、必要だったとは思うが、やっぱり俺は向いてないのさ」


「向いてないって」


「そう、俺は連合都市の駐在官として、自警団の奴らと馬鹿やって、部下に怒られながら日々をのんびり過ごすのが向いているのさ」


「つまり「俺はズルしているだけ、凄いのは仲間」ってっこと?」


「ああ、そうか、エシルから聞いたのか、そのとおりだよ、その仲間たちが面白いことをやってくれって俺に頼んでくれるんだ。だから俺は自分の出来ることを楽しむんだよ」


「そう、なるほど、それが貴方の弱点なのね」


「え?」


「周りが自分をどう見るかについて無頓着であるという部分よ、そう言われて心当たりはあるんじゃない?」


「……まあな、モストが俺のそういうところを凄い嫌っているんだ」


「周りの目を気にしないのは分かったけど、特に裏社会だったらそういう「箔」は大事なんじゃない?」


「そう言われても裏社会に君臨して金と女に不自由しないって言われてもな、二つとも現実感が無い」


「セアトリナ卿とは交流があるんでしょ?」


「え? ああ、まあ、ね、だけど、あそこは……」


「その反応を見ると分かっているみたいだから言うけど、男がどうしても克服できない色仕掛けの問題について、方向をずらすして解決することで確固たる地位を得たのがケルシール子爵家、現当主セアトリナ卿。我々原初の貴族を支える一夫多妻制度を支えるは即ち「信用できる愛人を斡旋する女衒屋だから」よね」


「女衒って、は、はっきりいうね」


「実際そうだからね、ああそうそう、私も御多分に漏れず一夫多妻には賛成だからね、そのセアトリナくそばばあのおかげでね。だけどそこを躊躇ってしまうと「そういう意味」において、黄泉チシキと貴方は別人ということは暗黙の了解であるのなら、貴方にちょっかいかける女は多くなる」


「俺は別に色仕掛けに」



「だから、貴方にだけじゃないってことよ、例えば、貴方と仲がいい自警団の子たちとかね」



「…………」


「怖い怖い、だから私と遊ぶってのはそういう意味よ、お礼として、その部分は庇ってあげる」


「え?」



「そろそろ悪女優に箔をつけたいと思っていたのよ」



「へ?」



 そこから始まるネルフォルの説明。


 悪女優は男の悪夢を体現した美女というのなら、彼女と付き合うのはその終わらない悪夢を見るという事だ。


 その悪夢に対等に付き合える人間、お互いに高めあう人間、それが黄泉チシキだ。


 とはいうもののいくら悪女優とはいえ、アイドル的な騒がれ方もされているのも事実、いくらなんでも男の影なんて大丈夫かと思ったが、神の御使いならば大丈夫とのこと。


 むしろ自分を一段上の女優として高めてくれるといったものだ。そしてラムオピナにもビップ待遇でもてなすことも許可してくれるという。


 成程、金と女か確かにこの二つを欠けた状態なのは大丈夫だと思うが、不安に思っていた部分でもある。


 結局、王子との協議の結果、ネルフォルの案を採用することになった。


こうして、俺はもう一つの顔、黄泉チシキに新たな「ブランド」が加わることになる。


 それにしても、名前も力と金と女、それが全部虚飾ってのも、いかにもアウトローらしい。


 それにしても、王子にしてもネルフォルにしても共通して凄いと思うのは、クォナを始めとした原初の貴族達はその威光を「道具」として使える部分だと思う。


 本来自分の偉い立場を使うなんて、物語からすれば小物の役回りなのに。


 ネルフォルも男がいるというリスクを承知で本当に尽力してくれるのか。


「また借りができたな」


「え?」


「ナンパだよ」


「ナンパ?」


 ネルフォルはキョトンとしている。


「いや、軽い女だって見られたと思って不愉快に思ったんじゃないかってね」


「あ、ああ、なるほど、じゃあさ」


 とすっと腕を組んできた。


「ふお!」


「早速「遊び」に行きましょう、お互いを知るために、ね?」


「…………」


 にっこりと笑うネルフォル、そういえばついさっき死にかけたんだよな、図太い、うん、女って図太いよね。


 程々になという王子は俺に話しかける。


「それと最後に神楽坂」


「はい」


「任務終了だ、今から1週間後にお前をウルティミス・マルス駐在都市へ異動させる、ご苦労だった、想像以上の働きだったよ」




――



 そんなわけで終わった、先日無事異動の内示があり、今日が発令日。


 住んでいた家とも今日でお別れ、たった二か月とちょっとだったけど、これで終わりかと思うとちょっと寂しい。


「簡単でいいやね、俺の場合」


 いつものとおりのラフな格好、よいしょと皮袋を背負う。


 ちなみにウィズは既に連合都市の仕事にかかりっきりだったため、一足先に連合都市に戻っているのだ。


 そのまま正門に向かうと。


「がぐらざかざああん!!」


 タドーは思いっきり泣いている。


「よしよし、お前は本当にいい奴だよな、んでな、タドーよ、例の件についてだが、向こうの自警団員たちと話してくるぜ」


「グスッ、でも大丈夫なんですかね」


「多分、とまあ、そんなわけで」



「またね~!!」



 と手を振りながらボニナ都市を発ったのだった。




――ウルティミス・マルス連合都市




「恥ずかしながら戻って参りました!(`・ω・´)ゞ」


「あ~、お帰り~、団長」


「早速ボドゲやろうぜ!」


「…………」


「どしたの?」


「あのさ、なんか、こう、もっと、劇的なものはないの?(´;ω;`)ブワッ」


「というか、元から短期間で戻ってくる予定だったんでしょ?」


「期間も2ヶ月ちょっとだったし、というか打ち合わせかなんかで異動前からもう何回か戻って来てたじゃん、作戦の内容がどうこうとか言って」


「まあそうなんだけどさ、異動の内示が出るまで不安は不安だったんだぞ」


「はいはい、なんかエンチョウでまた派手になんかやってきたってのは分かったからさ、いつものとおりそこはツッコミ不要なんでしょ?」


「そこをそれで流せるお前らって実はすごいよな、だったらさ、そのー、打ち合わせの件でお前らに一つ提案なんだが……」


「どうしたの?」



「ボニナ族の同世代の奴らをな、私立ウルティミス学院に入れてあげたいんだ、んで交流を持とうと考えているんだよ」



「へー、ボニナ族って、色々噂聞くけど、実際はどうなの?」


「ワイルド系美人が多い」


「「「「「ウオオォォォ!!!」」」」」


「だけど実は女が凄い強い、尻に敷かれてる」


(´;ω;`)ブワッ ←自警団員達


「だけど男達は男の浪漫が好きな奴で、気のいい奴らだぜ」


「だったらいいんじゃね!?」

「ああ、ボニナ族ってすげー強いんだろ! かっけーな!」

「友達に自慢できるぜ!」


 リーケとデアンを含めた自警団員達の反応に笑みがこぼれる。


「ああ、早速、向こうと話をしてくるよ」


 そんなこんなで怒涛の変化をもたらした、今回の出向話は終わったのであった。


 とりあえず、メデタシメデタシだ。


 とここでトントンを肩をたたかれる。


 振り返るといつもの女性陣がいた。


「ん? どうしたの?」


 それに答えずアイカから無言で渡される新聞。



――「悪女優、悪夢の相手は曰く付きのエリート修道院生!!」



( ゜д゜) ←神楽坂


「あ、あれ? なんで俺と噂になっているんだろう?」


「…………」


「えっと、これは黄泉チシキとの噂のはずなんだよ、俺に箔をつけることにより、ここの自警団員達にもまた、手を出すなと流すつもりだったんだけど、あれれ? あ、言うまでもないけど、俺と恋仲とかデマですよ普通に」


「…………」



――「別室での熱い一夜! お互いに「食いあう」悪夢! 第一ラウンドは悪女優の貫録勝ち!」



「ええーー!! 俺負けたの!? (ノД`)シクシク って違うわ! もう、こういうのは、異世界でも変わらないのね」



「…………」


「あ、そうそう、それに加えて、俺の箔付のためにラムオピナにビップ待遇をしてくれると約束してくれたんだよ、ねえ、だからさ、あの、だから、その、それはさ、勘弁してほしいというか、誤解というか、その」



「ら、らめえええ!!!」



 と絶叫がこだました。



「なあ、デアン」←リーケ

「なに?」

「お淑やかな女性っていいよね」

「ああ、男のあこがれだよな」

「だけどさ、お淑やかな女性って男の妄想の中にしかいないんじゃないかなって、思い始めてきた」

「うん、でもひょっとしたらいるんじゃないかなって思う男心、まる」



:おまけ:



――首都・ルール宿屋



「あの、先輩、この報道についてなんですけど、ずっと考えていたんですが、ひょっとしてデマじゃなくて仕組まれたものなんじゃないかなって思ってですね、ネルフォルに確認したんですけど、違うって言ってたんですよ、でもなんか変だと思うんですけど」


「ぷはは! ぷははは!! 変だと思う(裏声)!? 聞いてみたら違うとかと言ってた!! あんたの言いくるめられている姿が凄い想像できる!! 女に騙されてる!! その姿が凄い面白い!! ぷはは!!!」


「笑い過ぎで言い過ぎですよね(#^ω^)ピキピキ」



:おしまい:



今回は、いつもより短めの話で、裏社会という血生臭い舞台で活躍する神楽坂の話でした。


目的のために「どう手段を選ぶか」という神楽坂の話でした。


おまけは、完成次第投稿します。


内容は、今回の話が生々しかったのでいつものドタバタコメディです。


それでボニナ続篇は完となります。

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