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ファンタジー世界でのびのび生きていこう。  作者: 初心者
第一章 ファンタジー世界にて、生きるすべを学ぶ。
9/62

はじめてのスキルを使って見た。

ステータス表示を

ウィンドオープン→ステータスオープンに変更しました。

「見知らぬ天井。」


 昨日、泊まった宿の天井だから、知らないわけないんだけど、某アニメの有名な奴なので、言ってみたかっただけなんだ。

 そして、この世界は、やっぱり、夢ではなさそうだ。結論を出すには、少し早いか。・・・、可能性が、限りなく低いってことにしとくか。


「トントン」

 少し控え目なノックの音が、聞こえる。

 俺もベットから返事をするのを控え、ドアの方に近づいて、返事をした。

 この世界のTPOかもしれないから。

「はい、どなたですか。」

「おはよう、ユウ。」

「ディアナ、おはよう。」

ドアを開けると身支度を整えたディアナが、桶とタオルを持って、立っていた。

「はい、これで、顔洗ってね。タオルと桶は、宿の人か、女将さんに渡してくれたらいいから。先に、下に降りて、席取っておくから。」

「ありがとう。」

タオルと桶を受け取って、一度部屋に戻って、支度をしてディアナのところに行った。


朝食は、ディアナと同じもので、パンとスープ、ベーコンエッグに、サラダと意外に量が、多めだった。

ディアナと美味しくいただいた後は、そのまま、町の外にでた。


今日は、町の外を一周回って、その後は、薬草について、教えてくれる予定なのだけど、なんとなく散歩をしてるだけのように思える。

「ユウ、ぼーっと歩いてちゃあ、駄目だよ。今は、周りに注意を向けて、警戒する練習だかね。」

「・・・、ディアナその話、はじめて、聞いたんだけど。」

「えっ、あれ、言ってなかった。」

「うん、聞いてない。」

「ははは、ごめん。いい忘れちゃった。」

「いや、そんな可愛い感じで言われても。・・・、許してしまうじゃないか。」

「うんうん、ユウは、優しいね。」

「可愛いには、優しくなって、しまうもんだよ。」

「ふーん、可愛いだけなんだ。」

「・・・、よし警戒するぞ。」

うーん、ディアナの機嫌が、悪くなったけど、なんでだ?

女性って、難しいな。


「なあ、ディアナ、周囲の警戒が、できるスキルって、ないのかな?」

「えっ、うーん、私は、聞いたことないよ。」

「あれば、便利そうなんだけど。」

「うん、便利だと思うよ。と言うか、あれば、必ずパーティーメンバーにいれると思うから、ないと思うよ。」

「だよな。まあ、ないなら仕方ないか。」


 周辺を警戒するスキルはないってことは、昨日設定したスキルが、役立つな。

 確認をするのに、ステータスを開いた。

 ステータス内の設定で、自分以外に見えないようにしている。


  名前     :ユウ ヤマシタ

  歳      :15歳

  個人固定スキル:ステータス表示

          獲得スキルポイント操作

  スキルポイント:1

  職業     :村人Lv1、無職Lv2  

  職業スキル  :職業自由選択変更  ”無職固定スキル” 

          体力、筋力 微UP  ”村人固定スキル”

  スキル    :短剣術Lv1

          偽装 ”スキルを偽れる”

          明眼みょうげん ”スキル、アイテムの説明、相手のステータスが見える”

          獲得スキルポイントUP✖3 ”通常の3倍になる”

          複数職業選択✖1 ”職業を2つ選択できる”

          スキル保持 ”職業固有スキルを職業変更後でも保持できる。効果の重複はない"

 

 この中の明眼みょうげんで、相手のがステータスを見ることが、できる。しかも、視界に入ってなくても見れる。昨日、宿の部屋で、試しに壁越しからディアナのステータスを確認してみたら、普通に見ることができた。ただ、連続使用は、10分間くらいで、回復に30分間くらいかかるが、10分間フルに使わなければ、回復時間も少しでいいから、その点を注意すれば、索敵としても使えるはずだ。

 まだ、距離の検証が、出来てないから、今日ついでにしてみよう。

 あー、後、この明眼みょうげんは、見たいものだけのステータスに絞れるから、この点も便利だ。

と言うことで、モンスターに絞れば、この周辺のゴブリンが、多数表示された。

 うーん、距離も表示されるといいんだけどな。

 と考えているとステータスの一番下に距離が、表示された。

 ・・・、便利なんだけど、うーん。まあ、いいか。思ったことで、表示されれば、ラッキーだと思うか。

 一番遠いい数字は、483mか。少し短く考えて、450mとしとくか。

「ユウ、また、ボーっとしてる?」

「うん、ちゃんと周りを警戒してるよ。」

 森の中、100mくらいのところに5匹のゴブリンが、群れでいるな。

 こちらに、向かっているわけでもないので、ほっとくか。

 ・・・、あれ、2匹が、こちらに向かって移動してる。俺たちに気付いたのか。

 と思っていると、2匹が、向かってきている、木々の隙間から、女の子が、飛び出してきた。

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