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ファンタジー世界でのびのび生きていこう。  作者: 初心者
第一章 ファンタジー世界にて、生きるすべを学ぶ。
2/62

目が覚めたら、巨乳がいた。

風が気持ちいい。

これなら、もう少し寝れるな。


・・・・、いやいや、おかしくない。

確か部屋の窓は、開けてなかったはず。それに、さっきまでパソコンの前にいたはずなのに、草や土の匂いがして、芝生の上に寝ている時のような感触があるんだ。

起きてまわりの状況を確認してみたが、さっき感じた匂いと感触の通りの光景が目の前に広がっている。


これは、夢?二度寝してしまえば目が覚めるか?

と考えてると突然声をかけられた。

「ねぇ、どうしたの?」


声をかけられたほうを見ると女性が、立っていた。

まあ、声をかけてきたのでそこに人がいるのは、問題はない。だが服装がなんというか、ファンタジーの世界でよくある冒険者っぽい恰好の女性がいた。

服の上から皮っぽい胸当てをして、腕には鉄製の小手をつけて、腰には剣を刺している。ただ、上から下までを見て一番目にひいたのは、胸当てによって隠されている胸だろう。大きい!これは、DもしくはEカップくらいありそうだ。

返事をするのも忘れて、胸を凝視していしまった。


「どこを見てるのかな。」

と言ったかと思えば、いきなり腰の剣を抜いて俺の目の前に剣先を向けてきた。

先端恐怖症の人には、耐えれない光景だろう。いや、普通に怖いのであんまり関係ないか。


「あっ、ごめんなさい。つい、立派なものだったから。」

胸から剣先にそして、彼女の顔へと視線を変えながら言うと

「えっ!!」

顔を赤く染めながら、剣先がより近づいてきた。

「心配して声をかけたのに。恥ずかしいから、死んでください。」

あっ、目と声が冷たい感じになった。やばい!これは、本気で殺される。

と思った瞬間、体が後ろに勢いよく下がった。

そして、土下座をした。

「ごめんなさい。死にたくないです。」

「・・・仕方ないので、今回は、許します。」

少し、あきれた表情をしながら剣を腰の鞘に納めてくれた。

人は、殺されそうになると何でもするもんだな、この歳になって初めて知った。

それに夢の中で、死ぬのも嫌な目覚めになりそうだし。

「ねぇ、聞いてるの。」

「あっ、ごめんなさい。ちょっとボーっとしてました。」

「はー、君は、なんで、こんなとこで、寝てたの。」

「さー、私にもさっぱりです。逆に教えてほしいくらいです。」

・・・、あっ、あきれた顔をしてる。

まあ、こんな返答したら俺だってあきれるか。

「あのー、ちなみにここってどこですか?」

「オクト町の近くだよ。」

「オクト町?」

「そうだよ。今から戻るところだから、町まで、案内しようか。」

「はい、お願いします。」

これは、あれかな。ネトゲーをしようとして、寝てしまって、こんな夢を見てるのかな。



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