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教室 ~いじめ~  作者: 青木ユイ
純香編
20/109

第一回 希望と純香のバラエティー番組

亀さん投稿ごめんなさい。

2か月以上放置してました……。

またちょくちょく投稿します。

「というわけで第一回、希望と純香のバラエティー番組の始まり始まり~!」


 寝ようと思ってたのに……希望の大声で、眠気がほとんどなくなった。

 あした、学校なんですが……。


「ねえ、希望明日がっこ――――」


「はいはい三次元リアルのことは言わない! バラエティーだよバラエティー! バラエティーはバラエティーらしいバラエティーをしなきゃ!」


 バラエティーしか言ってないじゃん! という突っ込みはさておき。


「はいはい」


 適当に返事をしておく。このくらいしておかないと、希望はしつこいからね。

 まるで幼稚園児・・・・みたいにさ。

 という感じで希望と純香のバラエティー番組ってやつが布団の中で開催されるみたいです。

 っていうか、第一回ってことは第二回も第三回もあるってわけ!? じ、地獄……。


「えーと、いじめはどうですか?」


「そんなこと聞く司会者いないよ」


 ってか、バリバリ三次元リアルのことじゃん。とかいう突っ込みはさてさておきおき。


「えーそんなこと言わないでさー、教えてよぉ~」


「やだ」


 希望は私を助けてくれたみたいだから(別に頼んではいないけど)きっと今どうなってるか知りたいんだろう。やだ、っていう暇があったら同じ文字数で「ない」っていえばいいはずなんだけどさ。

 ま、そんな簡単に口を開かないのがこの私ってことみたいなので、教えません。


「むぅ~、純香ちゃんのおバカァ~~~~」


 なんで私がバカって言われなきゃならないんだよ! 突っ込みたくなる私。

 あーあかん。またキャラ崩壊が起こってるような気がする……。

 よし、もうキャラなんて気にしないことにしよう。どちらかというとギャラを気にし、あ、いえなんでもありません。番組って言ったからギャラあんのかなとか思って。爆笑すぎる。


「バカバカバカバカ~カバカバカバカバ~」


「キレるぞ」


「ごめんなさい」


 その会話をした10秒後。


「バカバカバカバカ~カバカバカバカバ~」


「マジでキレるぞ」


「ごめんなさい」


 その会話をした一分後。


「ヒマひま暇ヒマ~」


「あっそ」


「冷たいよ」


 まあこんな感じでずっとループしてて、10時に布団に入ったからいつもなら10時半になる前には寝れてるはずなのに、今日は11時になっても寝れなかった……。

 それもこれも全部希望のせいなんだけど、いっそのこともう同居したいな~とか考えてる私だった。

 誰かに守られるって、悪くないなとか思ったりして。たまには誰かとこうやって話すのも悪くないなって思って。たまには夜更かししてもいいかなって思って。

 まだ、ノー天気だった私。

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