第一回 希望と純香のバラエティー番組
亀さん投稿ごめんなさい。
2か月以上放置してました……。
またちょくちょく投稿します。
「というわけで第一回、希望と純香のバラエティー番組の始まり始まり~!」
寝ようと思ってたのに……希望の大声で、眠気がほとんどなくなった。
あした、学校なんですが……。
「ねえ、希望明日がっこ――――」
「はいはい三次元のことは言わない! バラエティーだよバラエティー! バラエティーはバラエティーらしいバラエティーをしなきゃ!」
バラエティーしか言ってないじゃん! という突っ込みはさておき。
「はいはい」
適当に返事をしておく。このくらいしておかないと、希望はしつこいからね。
まるで幼稚園児みたいにさ。
という感じで希望と純香のバラエティー番組ってやつが布団の中で開催されるみたいです。
っていうか、第一回ってことは第二回も第三回もあるってわけ!? じ、地獄……。
「えーと、いじめはどうですか?」
「そんなこと聞く司会者いないよ」
ってか、バリバリ三次元のことじゃん。とかいう突っ込みはさてさておきおき。
「えーそんなこと言わないでさー、教えてよぉ~」
「やだ」
希望は私を助けてくれたみたいだから(別に頼んではいないけど)きっと今どうなってるか知りたいんだろう。やだ、っていう暇があったら同じ文字数で「ない」っていえばいいはずなんだけどさ。
ま、そんな簡単に口を開かないのがこの私ってことみたいなので、教えません。
「むぅ~、純香ちゃんのおバカァ~~~~」
なんで私がバカって言われなきゃならないんだよ! 突っ込みたくなる私。
あーあかん。またキャラ崩壊が起こってるような気がする……。
よし、もうキャラなんて気にしないことにしよう。どちらかというとギャラを気にし、あ、いえなんでもありません。番組って言ったからギャラあんのかなとか思って。爆笑すぎる。
「バカバカバカバカ~カバカバカバカバ~」
「キレるぞ」
「ごめんなさい」
その会話をした10秒後。
「バカバカバカバカ~カバカバカバカバ~」
「マジでキレるぞ」
「ごめんなさい」
その会話をした一分後。
「ヒマひま暇ヒマ~」
「あっそ」
「冷たいよ」
まあこんな感じでずっとループしてて、10時に布団に入ったからいつもなら10時半になる前には寝れてるはずなのに、今日は11時になっても寝れなかった……。
それもこれも全部希望のせいなんだけど、いっそのこともう同居したいな~とか考えてる私だった。
誰かに守られるって、悪くないなとか思ったりして。たまには誰かとこうやって話すのも悪くないなって思って。たまには夜更かししてもいいかなって思って。
まだ、ノー天気だった私。