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平和の中の一瞬

逢魔が刻。

日が沈み魔が、目覚める時間。


又は、世界の境界が曖昧になるとき。

その儚く短い時間が、奇跡を呼ぶ唯一の時間。


日が沈めばまた日が昇るが。この一時しか世界を跨ぐ奇跡は起こせない。

だからこそ大国イェサエル皇国はこの一瞬に、世界の命運を託した。



日本の片隅。

古びた祠があった。

誰も参拝に来ることがないだろう森の中、切り立った崖の先に。


人など誰も来ないだろう場所に立つ、祠。


だが、祠に続く道は確かにある。

人が通れる獣道が細々と続いている。そして、人ではないモノも訪れているようだ。祠の前には、森にある果物や小さな木の実が供えられていた。


祠の前、切り立った崖のその先には小さな集落があった。

小さな村だ。

細々と人々が身を寄せあい、穏やかに暮らしている。そういった雰囲気を持つ村がある。

この時間帯は畑がある道々に、夕日に照らされ人々が家路を急ぐ姿が見られた。

穏やかな日常。終わりのない生活の中で、祠はまるで人々を見守るようにそこにあった。





日本のある時代設定をつけていますが、平安時代あたりだと思ってください。ただ、平安時代の時代背景をあまり知らないのでイメージで。

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