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タスマニアの天気は常識破り。

たまに、天気予報で「予測不能」と出る地域があるくらい。

タスマニアで山歩きをしようとすれば、必要になってくるものが数点あります。

その1つとしてあげられるのが「地図」。

その地図の中で、大概いつも書かれている文句がコレだったりします。

「1年を通して、雪やあられが降る可能性があります。それ用の準備をしっかりとしておいてください」。

夏に雪?そんなのあるわけ……あるんです。だってタスマニアですから。

もちろん、場所は限られますけどね。

一番夏に雪が降りやすいのは、タスマニアの中央部分。比較的高い山々(といっても、最高峰が1640m)が集まり、氷河の忘れものであるいくつもの湖が点在している場所。

あと、州都ホバートを見降ろすようにそびえているMt.ウェリントンという山も、たまに夏に冠雪してます。

夏の雪。遠くの下界から見れば、それはそれは綺麗なものです。

しかし、山歩きの最中にゆーきやこんこん♪は……やめて下さい、本当に。

先日、オーバーランド・トラックという縦走コースを歩いてきたのですが、初日。一番ハードな行程の日にやられました。

出発前夜、今夜はかなり冷えるなーと思って、窓から外をふと見てみれば……真っ白い何かがひらひらと。

まさか雪!?と慌てて外に出て確認してみたところ、案の定雪でした。

そして翌朝、出発地点周辺は完全なる銀世界。

タスマニアの象徴とも言えるクレイドル・マウンテンは完全なる雪山に大変身。

丁度半年ぐらい前に、冬のクレイドル・マウンテンを訪れていたのですが、そのときにはあまり雪が無い状態だったので、「半年前と今、どっちが夏でどっちが冬ですかー!?」と思わず山に突っ込みをいれたくらいに、パッと見は完全に冬山状態。

さっくさっくと雪を踏みしめる音を立てながらの夏山歩きは、本当に今は夏なのか?と季節を思わず疑いたくなるほど。

そして、固有種の生い茂る林を抜け、多少開けた場所に出た瞬間、待ってました!!とばかりのブリザードが……。

このときに思ったこと。「ああ、私はここで凍え死ぬのかもしんない」。

途中、吹きだまりで雪がかなり深くなっている場所もあって……埋もれました。腰近くまで。

かと思えば、翌日は雲ひとつない天候になり「夏ですよー!!」と主張してきたり、その翌日は「今日は秋の気分なの!」と雨がザーザー1日中降ったりと、めまぐるしく変わりすぎるタスマニア中央部の天候……。

自分、そして一緒に行った友達2名はタスマニア暮らし数年、かつアウトドア好きというメンバーだったので、初日は寒い寒いいいつつも、一応どんな天候にも対応できるように準備はしていました。しかし道中出会った人の中にはタスマニアの天候と大自然を完全に舐めてかかっていた人たちもいました。

一人は寝袋=夏用のペラッペラな寝袋。防寒具=フリースとあまりふかふかそうではないダウンジャケットのみ。その相方さんは、寝袋無しのスリーピングマットのみ……おいおい。防寒具も「出発直前にビジターセンターで購入した」という、ソフトシェルジャケットだけときたもんだ。

しかもこの人たち道中には山小屋があるからと、それをあてにしてテント不携帯。いくら荷物を軽くしたいからって死にたいの?と思いましたよ……。幸運にも自分たちがスタートした日は人が少なく、全行程山小屋宿泊は可能でしたが。これがもし、山小屋満員だったらどうするつもりだったのか……。


タスマニアの天気の恐ろしさ。

実はメインランドに住む人たちから「タスマニアには1日に四季がある」と言われるくらいだったりします。

実際、自分もこちらにきて間もないころ、1日に快晴→くもり→土砂降り(雷付き)→晴れ(虹付き)→土砂降り→霰という、ある意味天気のオンパレードを体験したことがありました。

朝、家を出た時には晴れていたのに、午後から突然前触れもなく土砂降りになることもしばしばです。

そういうことなので、カバンの中に折り畳み傘は必須。

ちょっと重くなりますが、びしょぬれになるよかマシ、ということで……。


ちなみにこちらで購入する折り畳み傘は、高いくせにすぐに壊れたり、安いものは安物でしかなかったりします。

例えどこ製であろうが、日本で購入した折り畳み傘が一番だー!!

オーバーランド・トラックへと出発する前に一応、受付でスタッフに「冬のような、零下の環境にも耐えうる防寒具はあるのか。テントは所持しているか」など、口頭で確認されます。

しかし、上で述べた2人は、英語がほとんど話せなかった。だから、あんな軽装備でオーバーランド・トラックに挑戦出来たのだろうと勝手に推測。

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