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獣の里の少年少女  作者: リィズ・ブランディシュカ
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第2話 調査



 里には様々な獣達が存在している。


 猫や犬などのよくある生物から、ライオンやトラなどもいた。


 それだけでなく、魔法を使う魔獣、珍しい幻獣なども存在していた。


 獣たちはみな、人間の言う事を良く聞いた。


 急に暴れ出したり、人に怪我をさせる事は少ない。


 それは、人間としっかりと信頼関係を結んでいる証拠だった。


 しかしある日を境に、獣たちが暴れ始め、人の言う事を聞かなくなってしまう。


 巫女であるミクリは、アリオと共にその原因の調査へ乗り出した。






「一体なにが原因なのかしら」

「動物達、みんないう事を気かなくなっちゃったよね」

「とりあえず、お医者さんに聞いてみましょう」

「そうだね。小さい子を隣村のお医者さんがいるところまでつれていってあげよう」


 里には医者がいなかったため、ミクリ達は小さな動物をつれて隣の村まで向かう事にした。


 足の速い馬を使って、数時間。


 その村に二人はたどりついた。


「なるほど、里ではそんな事が起こっているのですか。分かりました。しっかり調べてみます」


 そこで医者の力をかりて、獣の体調を調べてみるのだが。


「力及ばずに申し訳ありませんが、原因がさっぱりで」


 異変の原因はよく分からなかった。


「こんどは調合士さんの元を訪ねてみましょう」

「ご飯に変なものが混ざってないか調べてみるんだよね」


 だから、次はその村にいる調合士の元を訪ねて、動物達の餌を調べてもらった。


「この餌は普通の餌のようです。特におかしな薬物は入っていませんでしたよ」


 しかし、とくにおかしいものはなかった。



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