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あの時の星

作者: 天入空

生きるヒト


ヒトは何故生きるのだろう

何かをするため?

ヒトを繁栄させるため?

それとも……


ヒトは何故生まれてきたのだろう

何もしなければ 生きる意味などないのに

ヒトが生まれるから 何かをしなくてはいけないと

考えてしまうのに


何故ヒトは生きるのだろう


結局何をするわけでもなく

私は生きる

生きる意味も

生きるすべ

持たないというのに




あの時の星


あの日 君と見上げた星空は

まだ 僕の上で輝いているよ


夜になるのが待ち遠しくて

君とした約束を何度も確かめた

「今日の夜 一緒に星を見に行こうね」


そのたび君は 何度も頷いて

恥ずかしそうにはにかんだ


走り出した 暗闇の中を

君の手の温もりを まだ覚えている

君はもう忘れてしまっただろうか

それでも良い もう一度

星を見よう



からからに乾いた 草の上

僕らは並んで 寝転んだ

目の前に広がる 無限の世界 星たちの世界


一際輝く 名も知らぬ星に

君に内緒で 君の名を付けた


走り出した 暗闇の中を

たった一つの僕の明かり スピカ

君はもう忘れてしまっただろうか

あの時見た流れ星

燃え尽きた



時は流星のごとく過ぎていった

あの時の名は 子供時代

これから来て 僕を迷わすだろう

その時の名は 大人時代


仕方ないから 来ることを

拒まずにいるよ

君といつまでも一緒にいる

―――その時を夢見て―――



走り出した 暗闇の中を

君の手の温もりを まだ覚えている

君はもう忘れてしまっただろうか

それでも良い もう一度

星を見よう

何書いてんだろう,僕。


何か感想がありましたらお願いします。

ほんの些細な事でも良いんで……。

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白いな、とは思うんですが…… もう少し、長く書いていただけると幸いです。 個人的には天入空さんの小説は好きです。 私もいくつか小説を書いています。 まだ初心者なのでそこまで言えないですが……
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