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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
2章 やっとこの世界に慣れてきたぜ!
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それはずるいなぁ

88話

美咲は俺をおぶってギルドまで行った。

1ヶ月前の俺ならばここで「俺の方が体重、重いのによく持てるな」

と言っているだろう。

だが、俺は成長した。彼女にこういう事を言うと後でほんと面倒くさいことになりそうなので、言わない。

さっきの鬼発言は、まぁノリだ。

だが、これに関してはノリではすまされないんじゃ無いか?

なので、決して言わない。そして心も読まれないよう無にする。

で、無事何事も無くギルドについた。

中に入り、美咲が俺を椅子に座らすとすぐさまフォリアが来た。

「鳴海さん!!大丈夫ですか?」

1ヶ月も経てば、言語は滑らかに聞こえる

「またこんな姿になるまで戦って…美咲さんも気おつけてくださいよ、鳴海さん繊細なんだから」

美咲は、「はいはーい」と軽く答えた

「じゃあ回復しますね。」

そう言い、俺に回復魔法の陣を作った。

やはり彼女の魔法は効果が凄い。

もう、体の痛みが無くなった。

「よしこれでいいっと。鳴海さん。あんまり無理しないでくださいね。そうしてくれないと私悲しい。」

そう言われ頷く。頷くのだが、

彼女、人妻だよな?何だか複雑な気持ちだなぁ。これって俺悪く無いよな。訴えられても俺無罪だよな!!

回復が終わり、美咲の方を見るとクエストボードを見ていた。俺もそっちに向かった。

「おっ!治ったね。よかった。ほんとよかった。私あんたいないと寂しいから」

「誰がこんな姿にしたんだよ?だ・れ・が!!」

そう言うと、突然目をウルウルさせて申し訳なさそうにしながら上目遣いでこちらを見ている

「怒ってる。それなら、ごめん…」

あっ、可愛い。ヤバイ。キュン死にしそう。こんなの見たら怒ってるなんてとてもじゃ無いが言えない。

「いや、怒ってないよ〜。」

すると突然スイッチがOFFになったように

「そう。まぁ、どうでもいいけど」と言われた。

うわうわうわうわ、でたでた。女の子の怖いところパート1。切り替えがえげつない。

「そんなことより、これどう?」

紙に書かれた内容はいたってシンプルな内容だった。

"とりあえず私の家に来てください"

「はぁ…シンプルだな。地図が書いてあるから家は分かるな」

「なんか楽しそうじゃない?よし、決定ね」

そう言い彼女はこのクエストを受理した。

「昼食べたら行こう」

「はいよ〜」

そして俺たちは昼ご飯を食べ、地図に書いてある家に向かった。









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