表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
84/163

いつもとは違う彼女

いつもより少し遅れました。

許してください。

次のやつはいつも通りです。

83話

美咲が来てくれたのは良いがその目には殺意とも思われしい感情が見えていた。

「ほゥ、ほぅ、オなかまのごとうジョうか!!イや、そのタイどからみるにコイビとかぁ?」

[ほぅ、ほぅ、お仲間のご登場か!!いや、その態度から見るに恋人かぁ?]

山賊の主が話しかける。その言葉は多少挑発しているように思えた。

だが、美咲はそれを無視している。

「フッ、フッ、ハハハハハッッ!!」

主は大笑いしたあと

「ムシ、むしねェ・・・いいドキょうジャねぇか!!おれにむしスるとは、おもしれぇな。キサま、ナハなんといウンダ?」

[無視、無視ねぇ・・・いい度胸じゃねえか!!俺に無視するとは、面白れぇな。貴様、名はなんと言うんだ?]

だがその質問にも無視で返す。

「そウカ・・・・おまえらヤッチまえ!!」

[そうか・・・・お前らやっちまえ]

そして、部下達の何人が一斉に仕掛けた。

「みごとオレたちがカチ、そノ、カラダすきにあつかカワせてもらうらゼ」

[見事俺たちが勝ち、その、体好きに扱わせてもらうぜ!]

と、部下どもがほざいている。

だが、その刹那彼女は両手に日本刀を作り出し

「秘剣 風来刃(ふうらいは)

そういった途端、部下ども吹っ飛び壁に激突した。

「な、なンだ、あイツ・・・ナニをした?」

[な、なんだ、あいつ・・・何をした?]

その場の誰もが何が起こったか分からなかった。

そして、主に向かい

「コレいじょうやるなら、アンたはもっとイタイおもいヲするかもよ・・・だから、コイツをハナせ!」

[これ以上やるなら、あんたはもっと痛い思いをするかもよ・・・だから、こいつを放せ!]

彼女がそう言うと山賊の主は早々と

「ワカった、わかったッテ、、、

そうオコルナ。ほら、コイツのナわをほドいてやれよ」

[分かった、分かったって、、、

そう怒るな。ほら、こいつの縄を解いてやれよ]

そう言って、彼女も俺の元に来て縄を解き始めた。

「ごめんね、ごめんね鳴海。もっと早く来てあげたったけ・・・」

彼女が縄を解き、話している最中なのに

「あまいなーーー!!!!」

と山賊の主は彼女に向かってナイフを振り下ろした。だが、

「なぁ!!」

そのナイフは無秩序な場所からでた剣によって弾かれた。

そして立ち上がり、独り言のようにつぶやく

「あぁ、殺したく無かったんだけどな

もう無理だ。」

そいつに言葉が伝わってないのに

「すまない、ユルせ。ゆるしてくれ」

とこのあと起きる展開を予想したように後ずさりしながら嘆く。

そして彼女は終わりの鐘を鳴らす

「『全ての理をに通りこれを使うことを命ずる

我、浅はかな思いは捨て、全てに注ぐ。

さぁ、受け取るがいい。

amasent(アマセント) liu(リウ)』」

そう唱えた途端、俺は目の前が強い光に覆われ、何も見えなくなった。

そして、やっと見えると

小屋の半分が跡形もなく無くなっており

もちろん主の姿もない。そして、部下も何人か居なくなっている。

「これはっ・・全部美咲が、、」

俺はついそう言ってしまった。

「うん。そうだよ!!だってあいつらが悪いんだから。それより早く解かないとね」といつもの調子の彼女に戻った。

そして、無事解くと

「じゃあ帰ろっか。薬草結局なかったけど…」と言って半壊した所から出て行った。俺も歩き始めるが、つい部下どもを見てしまう。あいつらの目は恐怖に取り憑かれ、怯えている。もうその目に光はない。

そして、彼女のあとについていく。

だが、ズボンのポケットに何か違和感を感じる。取り出して見ると、薬草だった。

「あっ、あった。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
できれば、1日に2回更新できたら いいと思っています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ