そうだ、山に行こう
81話
俺は内容を、知らされないまま馬龍がたくさんいる場所まで歩いた。
だが、不安で仕方がない。だって難易度4って前やったあのデカ物と同じレベルだぞ!!
歩いている最中にも最低限の情報を聞き出さないと
「ねぇ?そろそろ教えてくれない?
場所ぐらいわいいでしょ?」
「だ〜め!まだまだ、秘密♪」と
なぜだか楽しそうだ。
でも何にも教えてくれない。ひどいな〜…
そして、目的地に着き、俺は先に馬車に乗った。その後彼女も乗り込み、走り出した。
そろそろ内容知ってもいいよね?俺には知る権利があると思うけどなぁ
「おしえてくれない?」
「うん。そうだね。じゃあこれ見て」
そう言い、クエスト内容が書かれた紙を渡してきた。
「これは?なにこの草の絵?」
「それはこの世界でもっとも効果が絶大な薬草。それを拾えって来ればいいの」
そうなのか。だが、なぜこれが4?
「それは」
また心を読まれた
「滅多に見当たらないし、その周囲に山賊?見たいな奴らがうろついてるの」
・・・えっ?
「サンゾク??」
「そう、山賊・・・みたいな奴ら」
そして追い打ちをかけられる
「で、2人一緒に探すのは長くなるから
別々で探そう」
なんだって?!!!それはダメだよ
俺1人で見つけれる気しないもん
「いいでしょ、あんた強いんだから
・・・・あんまり強さ知らないけど」
最後なんか聞こえたな…まぁいいか
「紙はあげるから頑張って」
そして、突然止まる。
で、壁で背中を強打する
「はぁ、やっぱこの突然止まるの慣れないな…」
降りると目に前に広がるのは山。
ただただでかい山。以上。他には何にもない。
「じゃあ行こっか。私はこっちに行くから、あんたはあっち。」
そう言い、行ってしまった。
そして、俺も結構な山奥まで歩いた。
「はぁ。あるわけないだろ。こんな小さい草見当たらないよ…いくら特徴的な形だからって・・・・あった…」
目の前を見ると見ると、紙に書いてある絵と同じ草を見つけた。
「よっしゃーー!!俺の運やっぱスゲェ
よし、これ届けて美咲になんでも願い聞いてもらおっと」
欲にまみれながらその薬草を取る。
無事獲得し、帰ろうそう思った時、首に何か違和感を感じた。
「あれ?なんだ?蜂か?あれ?なんだかねむい・・・」
俺はその場で寝てしまった。
そして次、目覚めると目の前に知らない空間。知らない男がたくさんいた。
「ここから逃げなきゃ」
本能的にそう思ったが、手と足が椅子に縛られていた。
「まさかこれって・・・・拉致?」