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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
75/163

夜逃げじゃねーし!

今回は美咲視点です。

74話ー裏

今日はとても早く起きないといけない。

現在の時間は3時。

とりあえず、顔を洗い、髪を整え、ローブを着て外に出る。

外はこの時間なのでもちろん暗い。この世界は4時に日の入り16時に日の出なのだが、それでもくらい。だが、それでも

町の中の馬龍停まで歩く。

私がなぜこんな早くから出かけているかはおいおい分かるとして、心配なのは

鳴海が1人で大丈夫かっ!!て所。

なんせあの引きこもり多分1人じゃ何も、できないと思う。

多分どうせ私のこと恋しがっているに違いない。

・・・これって気にしすぎかな?

いーや、あいつと暮らせばわかる。なんせ私がこうなってしまったのだから。


そして町の中でも賑わっているところについた。この時間帯でもちらほらと人はいるが日中のような賑わいはない。

だが、馬龍停はいつでも準備が良い。

私は運転手に話をし西に行く。


そして時間は経ち約3時間後、西の町に着いた。

さて、そろそろ私がなんでここに来たかを説明しよう。

この町にはこの時期に限って悪霊に苦しまれると言う噂がある。だから、その噂を確かめようという理由で来た。

で、それも今回が初めて。

本当だったら去年や一昨年も来たかったのだが、まぁ私も忙しいしこれなかった。だが、今年は予定はそこまでなかったので、来れました。

そして、結構よろしい額の報酬がいただけると言うお話らしい。

なので、ゴーストをバースターするってやつだ。

とりあえず、この町のギルドに行く。

が、朝ごはんを食べよう。

適当なところに入り朝ごはんを食べる。

そういえば、前鳴海と来た時、私が今まで遠くに来た時どうしたか言ってなかったな。まぁ、言っても「そうなんだ」みたいな反応をされるに違いない。

まぁ、弁当なのだが…


朝ごはんも食べ、そろそろこちら側のギルドに行く。

まだ、時間も時間なのか人がおらずほぼ私独占だった。だが、受付兼看板娘だけはしっかり働いていた。

「おはようございます。こんな朝早くに来るなんて、熱心なんですね」

彼女は私より声的に2、3歳年上なのだろう

だが、そんなことは感じさせないほどの童顔で18歳みたいな顔立ちだった。

羨ましい・・・・

まぁ、そんなことは置いといて、

「悪霊を狩れると言う噂を聞いたのだが

それが受けたい。」と言うと彼女は驚きながらも私に説明してくれた。

「本当ですか??!あのクエストは危険だっていう理由で去年は誰もやる人がいなかったんですよ。だから今年は去年より強力で凶暴なんですよ。」

そうなんだ。知らなかった。だが、

去年の分の報酬と合わせて貰えるということだよね。これって?ならなおさらやる。

「やりますよ。私、勝てるんで」

「そ、そうですか。ならクエスト受理しました。お気をつけて。」

私は礼を言い、ギルドを出ようとした。

その時「貴女ってこの町の住人ですか?」と言われた。

「いいえ、私は東の町のか弱い女の子です」と言いギルドを後にした。


クエストの紙には、ここから数分の墓地に現れると書いてある。

なので、行ってみると、まぁ雰囲気が凄い。暗くて湿気が多くて、おまけに墓が凄く多い。こりゃ年々出るわ。

それでもだんだん入っていくと

「 タ チ サ レ」

と声が聞こえてきた。

おぉ、お出ましだ。そしてその声たちを無視し中央まで行くと、

「 オ ロ カ モ ノ メ」と声が強くなっていった。

そして、周りをみると霊に囲まれていた「よーし、じぁ〜あ、

除霊魔法その1 『India(インディア)』」

そう唱えると光とともに雑魚の霊は消えていた。

「よーし、順調、順調!」

「 ナ ン ダ ト !ナ ゼ ダ」

「なぜだって?

私が強いからに決まってんじゃん」

「 ナ ラ コ レ デ ノ ロ ワ レ ロ」

そう言うと霊どもは合体し通常時の3倍の大きさのになった。それが5体

「なんだ5体か…少ない少ない

除霊魔法その2 『rozand(ロザンド)』」

そう唱えると霊が燃え、跡形もなく消え去った。

「 オ モ シ ロ イ ナ ラ バ ボ ス デ ア ル ワ タ シ ガ・・・」

「『La() torent(トレント)』」

「ナ? キ サ マ サ イ ゴ・・・」

もちろんこれは空間グッチャグチャ魔法だ。

よし、終わったのでギルドに行って金もらうか。

そしてギルドに行きクエストが終わったことを伝える。

「終わったんですけど、見てもらっていいですか?」

まぁ、もちろん彼女は驚いてた

「えっ???本当ですか?嘘はよくないですよ」

「嘘じゃないですよ。なら、来てください」

そう言い、彼女は霊が特に感じ取れる

じじいを呼んだ。

そして、受付兼看板娘とじじい、そして私で墓地まで行った。

「そこのおまえさん。いくら別の町から来たと言え嘘をついてはいけないよ。」

「まぁ、見れば分かりますって」

「そんなわけあるまい。だったの30分で去年と今年の分を終わらせるなど・・・・ほんとだ」

「でしょ!じゃ報酬お願いします」

そして、私は報酬をたっぷりもらい

自分の町に帰るのであった。









8/24 勝手なのですが、今まで、2時と5〜6時に投稿してましたが、明日から6時と

9〜10時に変更になります。ご了承ください

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