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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
68/163

異世界、はじめてのおつかい。

68話

洗濯・掃除をしたあと、昼食作りが待っていた。これでもう美咲が作ることは無く、俺1人で作らなければならない。

憂鬱だぁ…

だが、前提として、今日のテストに合格しないといけない。

「落ちたくねぇな。」

「この家居たいな。」

そんな思いが脳内をぐるぐる回っていた。


そして昼食が終わると、彼女が

「ねぇ?おつかい行ってきて。」と言ってきた。だるかった。なんせ、ただでさえ家から出たくないのに、なんでおつかいなんてめんどくさいことをさせるのか

「嫌だよめんどくさ。俺まだ完璧に

こっちの言葉覚えてないから、不安だし。」

「大丈夫!!買ってくるものらメモしておくからそれを見て。」

それでも、俺は「うん」とは言わず、

嫌な顔をしてると

「あんたの立場分かってるわよね?」

と、ものすごい怖い声で言ってきた。

続けて

「いいんだ〜。私の命令が聞かないなんて、そんな下僕はもう必要無いかな〜」

「・・・行かせていただきます。」


こうして、俺は異世界で初めてのおつかいをする事になった。

美咲のメモした紙には、食料しか書いておらず、あの1回しか通ったことのない

道を通ることが、確定した。

あの道俺覚えてるかな?

正直複雑な道なので、あまり覚えてない。

だが、まぁクヨクヨしても事は何も進まない。とりあえず、あの道を行こう。



そして、迷った。

「あーもうダメだ。複雑過ぎて分かんねぇ。もうちょっとマシな道ねぇのかよ?」と自分の不満を声に出しストレスを多少発散してると、

「おい、うるセぇゾ、ソこのガキ!!

トりアえず、ダマレ。そして、カネメノモノをここにオけ。」

[おい、うるせえぞ、そこのガキ!!

とりあえず、黙れ。そして、金者ものをここにおけ。]と前から、なにやら変なチンピラに

絡まれた。あのいつものグループかどうかは分からない。だが、ここはあいつらに、したがってはいけない。相手の数は2人。とりあえずここは俺の力を見せつけてぇ・・・・・ってあれ?

腰に手を当てたが、武器がない。

ぁ、美咲に出したまま、まだ返してもらってない。まずいな…正直コレないと勝てないからなぁ。

よしここは、後ろに逃げる!!!

何も考えずに来た道を走ろうそう思ったのだが、そこにはいつの間にか人がいた。そして、その手には刃物を持っていた。

「オレたちガ、ナニもジュンびしてないとオモッタカ?オマエはオレたちのジンちに、はいったンだ。

さぁ、カネめのものだしな!!

それか・・・おまえヲかねメのモノニしちまウのもありだナァ〜」

[俺たちが、何も準備してないと思ったか?お前は俺たちの陣地に、入ったんだ。さぁ、金目の物だしな!!

それか・・・お前を金目の物にしちまうのもありだなぁ〜」

まずい、ただのチンピラとなめていたが

こいつら頭がなかなかきれる奴らだ。

俺の異世界初めてのおつかいどうすんだよ?








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