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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
66/163

ヤバイ奴らの戦い。

66話

ふぇ?彼はな〜にを言っているのだろう?俺をくれ?そんな、そんな発言、俺は信じない。信じないぞ!!

だが、彼の目は明らかに真実を述べている目であった。

「へェ〜それはそレは、おもしろイことヲいいまスネぇ。まぁホンキかほんきじゃナいどちらカワカらないけど、いいよ。ただシ

わたしにカテるかのうせイはナイけどね。」

[ヘぇ〜それはそれは、面白いことを言いますねぇ。まぁ本気か本気じゃないどちらか分からないけど、いいよ。ただし私に勝てる可能性ないけどね。]

「ありがとウござイマす。

それではルールヲ、せいげんジカんはなしで、あいてに、こうげキをあてることガできたら、しょうぶあリで。でも、さすガにすんどめデスけどね」

[ありがとうございます。

それではルールを、制限時間はなしで、相手に、攻撃を当てることができたら、

勝負ありで。でも、流石に寸止めですけどね。」

そう言うと彼女は頷いた。

そして、俺にまだ、見せたことない武器を作り出した。

「あっ、あれはなんだ?」

俺はその剣を生きてきた中で見たことがなかった。

そしたらこの場にいる俺とランドロフに向かって

「これハ、えつおうコウせんケんっていうけんナの。2000ねんよりムカしにツくられたから、いりょくもソウダいなの。私もあんまつかイたくないけド、ホンきでいかないとシヌから。」

[これは、

越王勾践剣(えつおうこうせんけん)って言う剣なの。

2000年より昔に作られたから、威力も

壮大なの。私もあんま使いたくないけど、本気で行かないと死ぬから。]

凄い長い名前だ。だが、その剣から発しているオーラは凄い。魔力が感じられない俺でも、気迫はすごい感じる。

まるで、さっきのあいつのように…。

[ほぉ、スゴいぶきダ。オレもみタことのナいけんなんテ、やっパスゴイよ。」

[ほぉ、凄い武器だ。俺も見たことのない剣なんて、やっぱ凄いよ。]

彼女は何も言わず、ランドロフが武器を構えるのを待つ。なんせ、彼はまだ武器すら出していないからだ。

「あっ!ごめンなさい。オレをまっテますね。」

そう言い、彼は武器を取り出したが。

そこで俺はまた驚いた。なんせ彼の武器はボロボロでまともに戦えるか分からなかった。だが、彼が自分の魔力を剣に注ぐ、注ぐと、一瞬で黄金の剣になった。

「では」と言うと

ものすごいスピードで彼女の元に移動した。

美咲も、そのことに驚きもせず、剣を振りかざす。ランドロフもそれをガードする

剣と剣が当たる音が響く。

ココまでレベルが高いとは。

ランドロフは強い。そのことを今確信した、

そして、攻防が繰り広げる中、

ランドロブが仕掛けた。

物凄い速さで剣を振りかざす。

そのせいで、剣が何本も出てきたように錯覚してしまう。美咲もさすがに戸惑っていた。そして、一瞬の隙がうまれた。

「ここだー!!!」

思いっきり剣を突き出す。

まて!!あれでは寸止めなど出来ないぞ

このままだと美咲が!!

と思ったが、ランドロフの剣は何かをついた感触はなく、ただただ、空気だけを切り裂いた。

「な、ナに??!!」

ランドロフは驚いていた。

そして、「あっぶナ、さすガにはんブんの

チカらじゃ、しぬわ。」

[あっぶな、さすがに半分の力じゃ、死ぬわ]とランドロフ背後に立ち首元に剣を突きつけていた。

はっ?あいつ本気じゃなかったのかよ、

半分であれって、恐ろしっ!!

「フフッ、しょうぶアリですね。

やっぱ、オレはアナタにカテない。

ありがとう

でも、なるみのコトはあきらめませんカラ。」

[ふふっ、勝負ありですね。

やっぱ、俺は貴女に勝てない。

ありがとう。でも、鳴海のことは諦めませんから。]

そう言い、俺と彼女に礼をしてここを後にした。

俺は壮絶な戦いを見た。ここ本当に稽古場か?決闘場かと思うぐらいの戦いだったぞ。

「ねぇ?どうする、特訓する?」彼女が

突然そう言ってきた。だが、

「いや、いいや。なんか疲れた。」

と断る。

今日が運命の日だって言うのに、なんて

凄い午前中なんだ?

ストレスになりそう。そう思いながら、

俺たちも稽古場を後にした。




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