見せてやるぜ、俺の華麗なstepを!
8/15 なんと5000PV行きました。
本当にあざすです。
57話
話が終わったので「ギルドに行こう」。
彼女はそんなテンションだった。
でも、まだローブが乾いていないのでは?と思った。
「裏庭行ってみたら?」と言われた。
正直まだ乾いてないだろ。そんなことを思いながらローブを触ると。
なんと、なんと乾いていた。
今日はいつもより日差しが強かったからすぐ乾いたのだろう。
「でもまさか30分で乾くとか、この文明すげぇ」と思う。
そして、彼女の奴も取り、リビングに着くなり「ヘイッ!!」と投げる
すると、彼女は片手で受け取りターンをしながら、着て見せた。
「うっわー。カッケーー」と思いつつ、
自分にも、もしかしたらできるんじゃないかと思ってもいた。
すると、「じゃあ、あんたもやってみればいいじゃん」と急かされたような気がした。俺はわざわざローブを脱ぎ、彼女に渡す。
そして、彼女は「はーい」と渡す。
俺は、さっきの光景が脳裏に焼き付いている。イメージトレーニングでは軽く
10回は成功してる。目指すのは完璧な姿
俺は片手で受け取り、いざターンをしようとしたら、足が引っかかり、
思いっきり顎を床にdive。
痛い。凄く痛い。でもそれ以前になんだ?恥ずかしい。とりあえず、何事も無かったように起き上がり、ふつーに、普通に着た。正直、美咲のほうはあまり見たくはなかったが、チラッと見る。
彼女の頬はパンパンに膨れ、目で笑ってんのがわかった。
俺はそれを素通りし、外へ出る。
そのあと、彼女も出てきたが、肩を2回ほど叩かれた。そして
「もぅ、ほんと、あんた最高。大好きだわ。」とあまり嬉しくないことを言ってきた。
「はいはい、ありがと。その言葉胸にしまっておくよ」と適当に言葉を並べる。
そして、ギルドに着くなり美咲がフォリアの元に行き何かを話している。
そして、話が終わると、美咲は笑いながら帰り、フォリアは心配そうな顔で俺を見ている。
「なぁ?何話した?」
「えっ?さっきのできご・・・」
「言うなーーー!!」
なぜ言うのか?なぜさっきの黒い歴史を言うのか?意味わからん
「いやぁ、だって愛しのフォリアちゃんぐらいには言っておかないと。だって
嫁候補No 1なんでしょう。」
うわ、それ聞かれたんだ。恥ず…
「私クエスト見るから、あんたフォリアの元に行ったら。」
そう言い彼女はクエストを見に行った。
俺もなんだか、その「可哀想な人+鈍臭い人+痛い」と思われたらイヤなので行ってみる。
で、フォリアの所に行き
「なんか、さっきはごめんね。迷惑だったでしょ」と言うと
「いえいエ、ソンなことなイデすよ。
デも、ナルみクんのソンなかわいイ
すがたミテみたいな。ショウらいはワタしのマエでみせてくだサイネ♡」
[いえいえ、そんなことないですよ。
でも、鳴海君のそんな可愛い姿見てみたいな。将来は私の前で見せてくださいね♡]
いつの間にか"君"になってるなと思ったが
それ以上に発言が凄いな、もう肉食だね〜と思いながら、その場をあとにする。
そして、美咲が帰ってきた。彼女がなんのクエストを受けたのか聞くと。
「難易度4のサイクロイド。多分、今の状態だと6ぐらいかな?まぁ頑張ろうか」
と家の発言を全く無視したのを選んできた。正直このまま、ギルドにずっと居よっかなという気分になった