テスト!かかってコイヤーーー
55話
家に着き、着替えを済ませ、夕食の準備に取り掛かる。そういえば、運命の日は明後日なのは分かるのだが、
時間帯をまだ聞いていなかった。
「ねぇ?明後日、いつテストするの?」
「いつがいい?」
でた、質問に答え質問返し
でも、圧倒的に有利なのは夕食のような気がするので
「夕食がいい」と答える。
「よし、分かった。じゃあ夕食ね。」
この会話を終えたあとは終始無言であった。俺は火加減や調味料の量、料理本をしっかり見ていたし美咲の方は特に
話すこともなかったようなので料理を作っていた。
そして、出来上がったので、運び、食べる。ここでは、味もしっかり覚えておく。
そのあとは片付けをして、風呂に入る。
それからやってきました、お勉強タイム。
ちょっと今日は、いつも以上に頑張りたい。だって、会話が絶望的だったから
そりゃ頑張る気にはなるよ。
「なぁ?今日は今までより難易度をあげて欲しいんだけど?」と言うと
「ほうほう、ほうほうほう。そうかい、勤勉だねぇ。なら、一通りやったら
読みと書きのテストをやろう」
そして、一通り読みをやると彼女が紙に何か書いている。
「はい。これなんて書いてあるか読み取って。」
紙には、4個ほど単語が書いてあった。
「読み取ればいいんだよな。
じゃあ "皿" "机" "カー・・・分かんねぇわ
で、最後のは"オワコン"…」
最後の単語は色々とダメなような気がしするがまぁ、良いとするか。
「なぁ、3つ目なんだ。」
「カーペット」
おれって半濁点が苦手らしい。
「3問か、まぁ別に半濁点なんてそんな使わないから大丈夫でしょ。じゃあ次は会話ね、私がいう事日本語で言い返して。」
「わかった。」そう言い、すべての神経を耳に集中する。
「〻∟†♩〉、∇#☆※‖∨。」
「アサッてが、たのしミダね。」
「<\〓£▲。」
「ゲボくクん。・・・?ん?」
え?今わざわざその事言う?
しかも楽しみって!俺別に楽しくねぇし
で、俺がを言葉を言ったあと
「よし、満足。じゃあおやすみ。」と
自分の部屋に行ってしまった。
やられた。また、遊ばれた…
やはり、彼女は強い。いろんな意味で
まぁ、気にしてても仕方がないので、料理作ろう。
今日作るものは決めてます。煮魚です。
時間は、まぁそこそこかかるが、昨日みたいに手間もかからない。
そして、食べられることもない。
「よーし作るか。」
それから、時間はたち、煮込みで魚が柔らかくなった。
皿には乗せずに鍋で食べる。
「うん、うんうん。美味しい。
この前みたいな野菜炒め作った人間が作った料理とは思えないほど、美味しい。
やっぱ、才能があるのかな。」
(レシピどうりに作ってまずかった方が逆にすごい。)
これで満足したので、俺も寝ることにする。さってあいつの言う通り、明後日が楽しみだぜ。