そりゃ、調子にものるさ
54話
そんなこんなで、無事生きることができた俺は、とりあえず家に帰ることにした。
でも、まぁ、色んな気管が壊れたのに関わらずよく生きていけるなぁ〜。
奇跡かな?
そんなことを思いながら、ギルドの出来事を思い出す。
そういえば、美咲さっき照れながらなんか言ってたよな?あれ問いただしてみよっかな。
「ねぇ〜美咲さーん、さっきなんか言ってたけど、あれもう一回、大きな声でよく聞こえるように言ってくんない?」
そう言うと、さっきよりも凄く頬が赤くなった。そして
「また、あの言葉言わせるつもり?
下僕の分際で。控えろ!私に対して敬意を見せろ!あーもう、こんなことなら
さっきもうちょっと思いっきり踏めばよかった。」
へっ、そんなこと言われても、そんな
顔赤くしてたらなんの説得力もないよーと思っていると。
「φδΘρ・・・」
「おいおいおい、ちょっと待て、それはやめろ。」
あっぶな。俺に魔法撃ってくるのか何考えてんの?
「え?だめなの、だってこのままだと調子乗るから、痛い目合わないと分からないと思って。」
よーし、謝ろう。全力で謝ろう。
「ほんと、スミマセンでした。俺が
あなたの支配下に置かれてること忘れてました。」
「分かればよろしい、じゃあ帰るぞ」
そして、俺たちはそんなこんなありながらも無事に家に帰った。
8/14今回短いです。なので夜の部長くします。