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異世界行けたが言語が通じねぇ  作者: メルキー
1章 異世界行けました・・・
48/163

えっ??ペット探し??

8/11 4000PV到達しました。これからも頑張りたいと思います。

48話

俺は、なぜかペット探しというふざけたクエストを受けることになった。


「なぁ?なんでよりにもよってペット探しを選んだ?」

俺は率直に疑問に思ったことを述べた。

「えっと、なんでって言われても、楽そうだし」

どこが楽だ。どの要素が一体楽なんだ?

「楽なわけないだろ。なんせこの町

すげぇ広いんだから。小さい動物なんて、多分半日、いや1日はかかるぞ。」と言うと

「あー、そうかあんたこの町のペッド事情知らないんだ。なら教えてあげる。

この町は『腰より背の低いものは飼ってはいけない』って決まりがあんの」

ひどい事情だな。腰より高いのなんて

家の中に入れたら、家が崩壊しそうだ。

「だから、家の中では飼えないの。全部外に住ませないといけないの。ってこれで満足?」

また、心を読まれていた。

まぁ多少探すのは楽にはなったが、

今から探すと夜になりそうだ。

「てか、疑問なんだけど、クエストって

やめることできないの?」

そう言うと、突然暗い顔になり

「うん…この世界は1度受けたら辞めることが出来ないの。だからクリア出来ないと一生そのクエストと生きることになるの。」

俺はそれを聞いた時、恐ろしさでその場から動けなかった。

なんていう町ぐるみの陰謀だ。こんなのブラックどころの話しじゃないぞ、漆黒レベルだぞ。

だが、突然明るい声で

「まぁ、私がいればクリアできないクエストはないけどね。ハッハー☆」

さってとスルーしておいて、探しに行くか、と思ったが

「ねぇ?無視はないでしょ。無視は」

無視もだめか…彼女の取説が欲しい。


そして俺たちはペットを探しに歩く、

クエスト用紙には

『馬龍種のペットが突然消えました。

名前はパペット君です。色は緑で耳が鋭いです。どうか探してください』と書いてあった・・・(5割は美咲が解読したってことは黙っておこう)

「ねぇ?馬龍種って?」

「洞窟に行く時に私たちを運んだ

動物いるでしょあれ」

「あ!あいつか。あの胴体が馬で尻尾が龍で顔が龍と馬の中間のあいつか。」

「うーん、まぁそうだね。」

「でも、そう簡単に見つからないだろ。

だって、緑で耳がとんがっている奴なんてたくさんい・・・・・・た…」

俺が話していると目の前に

緑色でやけに耳が鋭い馬龍種がこっちを見ていた。

「なぁ、美咲、パペットって読んでみて」

「う、うん。わかった。

'"▲≒¢▱"!!」

美咲がそう呼ぶと

そいつはこっちに向かって歩いてきた。

「うわ、ビンゴだ。」

「うん、ビンゴだね。」

俺たちのクエスト時間わずか5分。

最速で終わった。


それから俺たちはパペット君の持ち主の家に届けに行った。クエスト用紙に地図が貼ってあったので、俺は訳が分からないが、美咲は分かっているので、迷わずに行けた。そして届けに行くと、とても感謝され。報酬をもらった。

で、家に帰ることにした。


その帰り道

「なぁ、これ凄い運使ったな」というと

「あんた、運だけはすごいあるんじゃない?」と彼女に言われた。

確かに俺は過去、

自分のところだけ雨が降らなかったり、

黒猫が前を通りかかったがやめた。など

なんとなく運はいい方なのかも知れない

「う、うん。もしかしたらいいかも。」

「よーし、じゃあ決めた。これからペット探しがあるならあんた全部やりなさい」

・・・・え?

何をおっしゃっている?

「だから、ペット探しはあんた専門ってこと。あんたの強運ならすぐ見つかるわ。これで私たち2人ともお金を集めることができるわね。やったーー!」


なんか突然のことすぎて、頭がついていかないが、とりえず家に帰って

頭を冷やそう。そう思い、歩みを進めた。

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